紙一重のことで、
変わってしまったりすることが、
世の中にはたくさんあるのです。
マスクは付けている時のほうが、
概ねお上品に見えたりするのですが、
外した時のほうが素敵、
そんな人もたまには、
やっぱりいるのです。
忌野清志郎さんも言っています。
頭の中が忙しい人いれば、
頭の外が忙しい人もいるのです。
ほんの紙一重です。
いや皮一重です。
このごろはなにかにつけ、
億劫になったり、
面倒になったりしてしまいます。
さすれば億劫と面倒は、
果たしてどう違うのか、
ということなのであります。
億劫とは心が活動を停止し、
活動を拒否している状態であり、
面倒とは身体が行為の手間を、
極めて憂鬱であり辛いと感じ、
拒否している状態です。
いずれにしても、
やりたくないのでありまして、
なりたくはないのですが、
犬も人間も弱くなってしまうと、
だれしもこうなります。
ならない場合もあるので、
紙一重なのであります。