雨上がりの、ブロック塀の上にあるのは、
かなりの無骨感溢れる、柿のみなさんです。
されど、格別の味が致します。
取り敢えずの、整列をしていただきました。
左から二番目の上にある、
小さい柿が、いじらしいくらいに可憐です。
先程までは、七夕豪雨で土砂に埋まった、
地蔵桜の下にあって、奇跡的に助かった、
柿の木に、実っていたのです。
収穫も、急な崖で、命懸けのような悪条件なのですが、
猿のようなる身のこなしで、手早く収穫され、
有り難いことに、その成果を、私がいただいたのです。
この柿のみなさん、
実に、瑞々しくて甘いのであります。