安いほう

高いほうじゃなくて安いほうの苗の、

ミニトマトが元気です、

まだ赤くなっていない実が、

枝々にたくさんなってくれております、





たったの二本なのですが、

最早ジャングルみたいでございます、





赤くなったらこんなところに、

添えて置きたいと、

そう思うのです。

だれもいない

伊方の原子力発電所が再稼動しそうな雰囲気ですが、

こちらは恐らく海を挟んでその３０キロ圏内と言うことになります、





今朝の天声人語で三好達治さんの詩が紹介されておりました、

題は「灰が降る」でございます、

結びのところだけをご紹介いたします、

<お月さまが　囁いた

昔々あの星に　悧巧な猿が住んでいた>





私は馬鹿な犬でございますが、

父やあの方たちは悧巧ではない悧巧な猿だったのです、

人類は戦争も大好きですから、

核兵器も増殖し拡散します、

何年後かは解りませんが月から眺めただれもいない地球は、

果たしてどんな星に見えるのでしょうか、

お月さんが笑うので、

私は泣きます。