




それは昨日の夜、私がお風呂に入ろうとしたときに起こった。
「ぐわあ゛ーー

脱衣場&洗面台の所に飾っていた一輪挿しのカーネーションの中心部に
小さなキャラメルコーンのような幼虫が。
微妙に動いている。
「だれかきてー

「なんやねん。」と夫が飛んできた。
「あっ。こういうの苦手や。」と逃げ去った。
うそぉ。取ってよ~。
向こうの部屋ではで虫の大嫌いな娘はそれを知って雄たけびを上げている。
「どないかしてよー

次、息子が来た。
「うわぁ。気持ち悪ぅ~。」と言いながらもティッシュで取ろうとした。
「お兄ちゃん、それどうするん?

なるべく自分の近くには持ってきてほしくないことをアピールをしている。
そこで夫は息子にトイレに流すように促す。
自分でしないくせに指示だけはするのか。
あぁ、それならばトイレットペーパーにしてほしいと私がトイレにペーパーを取りに行く。
息子が幼虫くんをトイレットペーパーで取りトイレに流す。
その間、夫私娘の三人は遠くから見守っていた。
洗面所のコップにまだ他の幼虫が付いているのではないか だとか
残りの花も処分した方がいい だとか
なんでお母さんは花ばっかり買ってくるんだ だとか
三人でごちゃごちゃと話していた。
「それよりもおかんのその格好どうにかせいよ!

あぁ・・・服着てないね

