*質問への回答出来ず!あってはならないこと?責任回避のカラ答弁を繰り返す?
【森友問題】「よもや、書類が書き換えられているという思いには至らず……」。会計検査院の河戸光彦院長は、財務省で改ざんされた決裁文書をもとに会計検査院の報告書を国会に提出していた責任を又市征治氏(社民)にただされ、こう釈明した。
会計検査院は、各省庁などが税金の無駄遣いをしていないか監視する組織。森友学園への国有地売却で、昨年11月22日に調査結果を国会に報告し、国が売却価格を算定する際に使ったデータの根拠が不十分だった、と指摘していた、
河戸氏は「真正でない資料が提出されたことは極めて遺憾であり、あってはならないこと」と強調。ただ、又市氏から「財務省にだまされていたわけですよね」と追及されると、「会計検査院が厳しい批判をいただいていることは承知している」と述べ、今後は「文書が改ざんされている可能性に留意し、信憑(しんぴょう)性について確認するよう徹底したい」と語った。
共産、稲田氏らの国会招致を要求「日報隠蔽問題の究明を」(14:40)
【日報問題】仁比聡平氏(共産)は「日報隠蔽問題の真相の究明が必要だ」と追及。昨年2月に「(日報を)見つけることはできなかった」と国会答弁した当時の稲田朋美元防衛相を国会に招致するよう要求した。当時の防衛省の黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長らの招致も求めた。
仁比氏は日報問題をめぐり進められている調査について「防衛省任せにすることは断じてできない」と批判。小野寺五典防衛相は、イラク日報を資料要求した国会議員への開示時期について「今月半ば、あるいはできる限り速く開示・不開示をしっかり示したい」と述べた。
メモ棒読みでかわす首相 丁々発止の論戦もっと
○寸評(斉藤記者) 自衛隊のイラク日報問題をめぐり、共産党の仁比聡平さんが質問を繰り出しています。「情報公開請求に対して、内局と統幕、陸幕が手続きをすることになっている。1年以上にわたって隠そうとしていたんじゃないですか」。組織的な隠蔽があったのではないかという観点から問いただしています。防衛官僚たちに事実関係を問うた後、安倍晋三首相に追及の矛先を向けました。
ところが首相は「シビリアンコントロール(文民統制)に関わりかねない」と午前と同じ答弁を繰り返し、答弁メモの棒読みでかわしました。
河戸氏は「真正でない資料が提出されたことは極めて遺憾であり、あってはならないこと」と強調。ただ、又市氏から「財務省にだまされていたわけですよね」と追及されると、「会計検査院が厳しい批判をいただいていることは承知している」と述べ、今後は「文書が改ざんされている可能性に留意し、信憑(しんぴょう)性について確認するよう徹底したい」と語った。
共産、稲田氏らの国会招致を要求「日報隠蔽問題の究明を」(14:40)
【日報問題】仁比聡平氏(共産)は「日報隠蔽(いんぺい)問題の真相の究明が必要だ」と追及。昨年2月に「(日報を)見つけることはできなかった」と国会答弁した当時の稲田朋美元防衛相を国会に招致するよう要求した。当時の防衛省の黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長らの招致も求めた。
仁比氏は日報問題をめぐり進められている調査について「防衛省任せにすることは断じてできない」と批判。小野寺五典防衛相は、イラク日報を資料要求した国会議員への開示時期について「今月半ば、あるいはできる限り速く開示・不開示をしっかり示したい」と述べた。
メモ棒読みでかわす首相 丁々発止の論戦もっと
○寸評(斉藤記者) 自衛隊のイラク日報問題をめぐり、共産党の仁比聡平さんが質問を繰り出しています。「情報公開請求に対して、内局と統幕、陸幕が手続きをすることになっている。1年以上にわたって隠そうとしていたんじゃないですか」。組織的な隠蔽(いんぺい)があったのではないかという観点から問いただしています。防衛官僚たちに事実関係を問うた後、安倍晋三首相に追及の矛先を向けました。
ところが首相は「シビリアンコントロール(文民統制)に関わりかねない」と午前と同じ答弁を繰り返し、答弁メモの棒読みでかわしました。仁比さんが首相にさらなる答弁を求めましたが、決算委員会を仕切る二之湯智委員長は首相を答弁者として指名せず、小野寺五典防衛相や防衛官僚ばかりが答えています。