THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

日本サッカー協会、ハリル監督を突如?解任、田嶋幸三会長、パリへ出張して伝言、

2018年04月09日 16時52分57秒 | thinklive

日本サッカー協会(JFA)が9日午後、都内のJFAハウスで会見を開き、田嶋幸三会長(60)がバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と、西野朗技術委員長(63)を新監督とする人事を発表した。

 田嶋会長は、質疑応答の中で、解任を伝えた際のハリルホジッチ氏の様子について聞かれ、フランス・パリのホテルで7日午後6時(現地時間)に会って解任を伝えたこと、ハリルホジッチ氏が「満足出来ない、何でこの時期に?」と怒りと失望をにじませていたことを明かした。

 田嶋氏は「まさか、こういうことを伝えられるかと動揺し、怒りもあり、どうしてか、理由とかを聞かれたのも事実だが、辞めていただく方を傷つけるより、線を引くことをお伝えすることが大事だと思った」

と振り返った。また「選手とのコミュニケーションが足りないと伝えたのは事実。日本を少しでも勝たせたいから、この決断をしたと伝えました」とも語った。

  また、ハリルホジッチ氏は在任中、日本のメディアの解任報道などにナーバスになっていたといい、田嶋会長は以前から「メディアから解任だとか、そういうことを伝えることは一切ない。私は直接、話します」と約束していたというハリルホジッチ氏は「(解任の通知は)紙1枚でいい」と言ったが「必死に努力してワールドカップの出場権を獲得したことに敬意を払い直接、伝えた」とパリ行きの理由を説明した。【村上幸将】

ヴァヒド・ハリルホジッチ[2](Vahid Halilhodžić, 1952年5月15日[3] - )は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の元・サッカー選手、サッカー指導者である。元ユーゴスラビア代表(現在はボスニア・ヘルツェゴヴィナ国籍以外にフランス国籍も取得)。ディヴィジオン1、1982-83, 1984–85シーズン得点王2回。1976年欧州選手権1982年ワールドカップに出場した。身長182cmのフォワード。前日本代表監督。日本では「ハリル」とも呼ばれる[4][5]

 

今回の更迭劇は、ハリルホジッチ監督が日本選手の特長を生かさずにカウンター戦術に固執したことがキッカケと言えるが、かねて指揮官の方針や戦術に異を唱えていたのは本田だった。W杯アジア予選中からハリルスタイルが日本人選手にマッチしないと指摘。2016年10月のイラク戦後に「もっと相手がうざいと思うくらいパスを回したいけど、それは戦術的に求められていない」と速攻一辺倒の戦い方に不満を語っていた。

 

 さらに先月のウクライナ戦後、本田はチームが低調なパフォーマンスだったことについて「個以外のものが、個を引き立てるというのもありますよ。それができてないというのはあるでしょうね」とコメント。低調な試合が続くのは、各選手の特長を引き出すような組織的な戦いができていないとし、ハリルホジッチ監督の方針に異論を展開していた。

 

 本田自身がハリル戦術を苦手とするプレースタイルであることも批判を展開する理由だったのかもしれない。とはいえ、結果として本田が指摘してきた通り、3年間積み重ねたはずのハリル流はW杯を目前にしてもまったく機能せずに指揮官は解任。本田の“主張”が改めて見直されることになりそうだ。

 

 日本代表は新体制でロシアW杯に臨むが、後任監督は選手とのコミュニケーションに難のない日本人指導者が確実。リオデジャネイロ五輪を指揮した手倉森誠コーチ(50)の昇格が有力なほか、アトランタ五輪で監督を務めた西野委員長、東京五輪に出場するU―21代表の森保一監督(49)が候補となる。

 

 *ベスト8が目標の日本代表は、今回の解任が吉と出るのだろうか。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿