トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ダブルエージェント

2010-10-22 01:40:16 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

SFメカとは便利なもので、変形ロボットのデザインを最優先させた場合、少々理不尽なデザインでも強引にSFメカニックと呼んでしまえば納得せざるを得なく、地球外メカニックであれば尚更奇抜なデザインでも正当化されてしまうでござる。 (笑)

今宵は「トランスフォーマー アニメイテッド」より、四脚クレーンに変形するオートボット・エリートガード情報長官、ロングアームの紹介でござる!

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いや~本品のヴィークルモードは如何にSFメカの定番である多脚メカでござるが・・・

クレーン車としてはクレーンアームが短く、脚も短いデザインであり如何してもOTZにしか見えないなでござるよな・・・

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そう、亀やワニなどの動物をモチーフにした多脚メカであれば、それなりの需要がありそうなのでござるが・・・ ハイハイとか土下座にしか見えないデザインはチトなさけないでござる。

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まあ、地球文化圏とは異なるクレーン車でござるから、見た目のデザインと使用方法は異なるのでござろう! (笑)

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なお、四脚クレーンとしてのギミックはクレーンアームが上下、旋回するだけでござる。

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ヴィークルモードのデザインがデザインだけに、まんまのロボットモードでござるが、雰囲気は良いでござるな。

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アニメの作画に近い雰囲気でござるが、成型色が薄い感じがするでござる?

どちらかといえば海外版のほうがイメージに近いでござる。

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なお、ロングアームはエリートガーの情報長官でござるが、バンブルビー(TA-02、バンブルビー、2415円)やアイアンハイド(TA-03、アイアンハイド、3780円)とは同期の訓練生だった事が第23話「ダブルエージェント」で語られたでござる。

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商品はロングアームの名前の元となった、手足が伸びるギミックが用意されているでござるが、劇中の様に長くは伸びないでござる。

おそらくアニメ設定ではクレーンアームも長く伸びるのでござろうな?

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ロングアームの劇中での戦闘シーンは描かれていないでござるが、情報長官にまで出世するくらいでござるから格闘戦や頭脳戦には長けているのでござろうな?

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しかも、ロングアームの声優を務めたのは、トランスフォーマースーパーリンクで副司令官のスカイファイヤー(SC-05、スカイファイヤー、2500円)を担当した檜山修之氏でござるから、文武両道・冷静沈着・顔良し人柄良し家柄良しの完璧超人キャラで間違いが無いでござる! (笑)

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ただ・・・ 

本品は、余計な事にクレーンアームにデセプティコンのエンブレムをマーキングしてしまった事でござる・・・

アニメの作画では描かれていないのに玩具ではマーキングしてしまった事でござるよ・・・

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そう!

ロングアームの正体こそ、デセプティコンの潜入諜報兵

ショックウェーブ(TA-14、デセプティコン・ショックウェーブ、3780円)なのでござるよな!

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本品は2008年に販売された海外版ショックウェーブの成型色を変更して、ディセプティコン側のパッケージで販売されたでござる。

なお、本品のセット販売は無くカードも付属しないでござる。

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ショックウェーブのヴィークルモードは戦車であり、完全にオートボットディセプティコンでヴィークルモードを使い分けているでござる。

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過去にも2種のロボットモードを使い分けるサイバトロン戦士(C-111、ダブルスパイ、1980円)等が登場したでござるが、ヴィークルモードまで使い分ける商品は本品が初でござる。

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戦車はディセプティコンらしい変形モチーフであり、SFチックなデザインも違和感がないでござる。

なるほど、コレなら強引な四脚クレーンモードに変形する理由も許されるでござるな。 (笑)

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戦車としての商品ギミックは転がし走行の他に、クレーンアームのレーバー操作で電子磁力砲の銃身が起き上がる変形ギミックが有り、砲身や砲塔は手動で動かせるでござる。

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そして、ロボットモードに変形するでござるが、変形順はヴィークルモードを挟まなくともロングアームからショックウェーブに変形可能でござる。

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本品のロボットモードの変形は最大の見せ場とも呼べる変貌ぶりは一見の価値があるでござる!

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胸部のエンブレムの切り替えギミックはお馴染の回転式でござるが、両肩の調整とロングアームからショックウェーブの顔に切り替わる際に、自然光で単眼が光る設計には驚かされるでござる!

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両腕のクローは安全対策で軟質素材でござるが、手首は軟質パーツゆえにボールジョイントの破損が怖いでござる・・・ 変形時で一番注意する場所でござるな。 (笑)

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さて、ショックウェーブディセプティコンでも特に計算高い戦略家で、能力も体力(8)、知力(9)、速度(4)、耐久力(7)、地位(8)、勇気(6)、火力(9)、技能(10)と高く、電子磁力砲(エレクトロマグネチックキャノン)は強力な破壊力をもつでござる。

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そう! ショックウェーブの両手は三指のクローでござるが、「トランスフォーマー アニメイテッド」では珍しい火器系の手持ち武器を保持するでござる。

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ショックウェーブのモトネタは「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」のレーザーウェーブ(49、レーザーウェーブ、3980円)でござるから、デザイン的相違点も多いでござる。

しかし、キャラクター的には全く別物でござるよな。

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なお、ショックウェーブの声を担当する檜山修之氏は「超生命体トランスフォーマー ビーストウィーズ メタルス」ではランページ(D-41、メタルス・ランページ、3500円)も演じており、普段の美形キャラのイメージをぶち壊す演技は見ものだったでござる。

今現在、ショックウェーブが本性を現して暴れる話は放送されていないものの非常に楽しみなキャラクターでござるな。

そう・・・ 普段の優等生キャラが敵側に回ったら無茶苦茶コワイ存在でござる! (笑)

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しかしまあ、本品の場合のネタバレは仕方が無いとしても、TV放送準を考えれば販売時期は早すぎたし、TVアニメでも初登場にて正体をバラしてしまうのは残念でござる・・・

が、TVアニメ放送順にあわせて成型色変更品(TA-45、ディセプティコンショックウェーブ・オリジナルver.3780円)を販売するのは卑怯でござるよな。 (笑)