トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

フォレスト・タイプ/一期一会

2010-10-15 05:09:37 | トランスフォーマー スーパーリンク

Photo

ごきげんようでござる!

昆虫型トランスフォーマーの全てがインセクトロン(インセクティコン)ではなく、別のグループに分類される昆虫型トランスフォーマーも多いでござる!

今宵は2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」より、デストロン軍団・昆虫(カブトムシ)型テラーコン・工作兵

クロムホーン・フォレストタイプ(SD-18、クロムホーン限定フォレストタイプ、1029円)の紹介でござる!

Photo_2 Photo_3

本品はSD-16版クロムホーン(SD-16、クロムホーン、1029円)の成型色変更品でありTVアニメ本編には登場しない商品でござる。

一応SD-18の商品番号は与えられているものの、専用設定は無く、付属のカードや説明書もSD-16版と同じ物が付属するでござる。

パッケージもSD-16版の台紙にSD-18のシールを貼っただけのようでござるが、台紙背面に注意書きが書き加えられているのでSD-16の台紙を流用したものではないでござる・・・ う~む、シールを貼り付ける手間を考えれば専用台紙を作る方が安上がりな気がするでござるが・・・ 何故なのでござろうな?

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

同型機種が多数存在するテラーコンはカブトムシ型以外に、ジャガー型(SD-06、コマンドジャガー、1029円)、タカ型(SD-08、シャドウホーク、1029円)、恐竜(SD-12、ダイノボット、1029円)が存在しており、それぞれカラーバルエーションが1種ずつ販売されているでござる。 (海外版では更に別カラー有)

カラーバリエーションの真意は別固体とかパワーアップ版とか局地改良型とか言われている出でござるが、TVアニメではアルファーQ(ENERGON、アルファークインテッサ、日本未販売)所属部隊とガルバトロン(SD-07、ガルバトロン、4179円)所属部隊との対決を明確化する為の演出とも言われているでござる?

Photo_8

なお、本品のカラーリングは日本限定販売であり、SD-16版クロムホーン自体もTVアニメの作画では角・脚部の色が異なる海外版(ENERGON、インセクティコン、日本未販売)のカラーリングで描かれているでござる。

Photo_9 Photo_10

Photo_11 Photo_12

なお、本品はSD-16版クロムホーンと同系列のカラーリングで有る為に、成型色変更商品としては人気が無いでござる。

そう、ただでさえ緑色のカブトムシには違和感があるだけに、日本限定販売であれば茶色か黒いボディで販売してほしかったでござるよな・・・

Photo_13

しかしまあ、商品はメカニカルなカブトムシらしいデザインに加えて、エネルゴンウェポン(エナジートルネード)を装備したアタックモードではヘラクレスオオカブトぽいシルエットに成る設計は面白いでござるよな。

Photo_14 Photo_15

Photo_16 Photo_17

日本側としては、カブトムシを正義陣営に取り込みたいモチーフなのだそうでござるが、トランスフォーマーでは昆虫系はデストロンという法則が出来てしまっているので、BWⅡのような裏技は使えないようでござる。 (笑)

しかも、海外でのカブトムシ人気は日本よりも低いので大型商品で商品化できないジレンマがあるそうでござるな?

Photo_18 Photo_19

そう! 今現在は如何か分からないでござるが、米国人にはカブトムシもカナブンもフンコロガシも同じ昆虫扱いなので、カブトムシが何故人気なの分からなかったそうでござる。 (米国全土にはカブトムシは生息しないらしく、米国種は小型だそうでござる?)

したがって、蜂とか蜘蛛とか蟻や蚊の様な身近な昆虫が巨大化した方が受けるらしいでござる?

まあ、巨大化昆虫のネタは海外B級映画の定番でござるから、余計に親しみがあるのでござろうな。 (笑)

Photo_20 Photo_21

なお、本品のロボットモードの変形はカブトムシの中・後脚を合わせる事により、ロボットモードの脚部となり、前脚は両型に担いだキャノン砲に見立てるなど、昆虫系トランスフォーマーの問題点である脚を上手に隠した設計にはザブトンをあげたいものでござる。

Photo_22 Photo_23

ロボットモードのデザインも力強いデザインで、腰と連動した頭部の回転ギミックも楽しい商品でござるが・・・ 腕や角などが大雑把な造形でござる。 (残念!)

Photo_24 Photo_25

そう、本品のカラーリングも緑系一色であるために商品的にはメリハリがないでござる。

海外版のインセクティコンが角や脚の成型色を変更した訳もわからなくはないでござるが・・・

まあ、クロムホーン・フォレストタイプは謂わばリアル思考のカラーリングでもあるでござるよな。

Photo_26 Photo_28

専用の商品設定がないので、SD-16版クロムホーンと同じだとした場合は、敏感な嗅覚能力と地中行動(採掘作業)や森林での戦闘に長けたテラーコンでござるから、クロムホーン・フォレストタイプは更に森林戦闘に特化した固体なのでござろうか?

Photo_29

武装はエネルゴンウェポンを分解したホーンスピアとホーンショットでござる。

能力値は設定されていないでござるが、SD-16版クロムホーンと同じだった場合は、パワー(8)、知力(5)、スピード(5)、耐久力(9)、地位(5)、勇気(7)、火力(4)、テクニック(5)でござる。

Photo_30 Photo_31

しかし、火器系の武器ホーンショットなどを装備している訳ござるからクロムホーン・フォレストタイプクロムホーンと同じ能力値とは考えたくないでござるよな?

Photo_33 Photo_34

Photo_35 Photo_36

なお、ホーンスピアとホーンショットを組み合わせて完成するエナジートルネードは回転軸が設けられているので手動回転でき、別売りのデストロン兵士に持たせる事も可能でござる!

Photo_32

しかしまあ、今後トランスフォーマーが米国主導で行われた場合、カブトムシに変形するインセクトロンの商品化は難しそうでござるが、カブトムシが一般的な他国の状況を知れば新作の登場もありうるかもしれないでござるな?

まあ、日本オリジナルであれば昆虫型トランスフォーマーで5~10体合体するような商品を望みたいでござる! (笑)