浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

エルガーの名旋律「朝の挨拶」をモード・パウエルの提琴で

2010年06月26日 | 提琴弾き
久しぶりに音楽を聴いてゐる。親父が死んで、其の事を振り返る間もなく時は過ぎてゆく。無常を感じつつも日々の詰まらぬ仕事に大切な時間を割いて毎日を過ごしてきた。自分の親が他界しても人間とはこのやうなことしかできないものなのだ。いずれは自分も此のやうにして忘れられてゆくのだらう。今日は久しぶりに提琴のやさしい調べに耳を傾けてゐる。 . . . 本文を読む