AKB48 チームBのファンより

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何故、夕陽のいじわる は、ハロー・グッバイ をカバーしたのか(ナッキー)

2011-08-26 00:00:00 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
何故、夕陽のいじわる は、ハロー・グッバイ をカバーしたのか(ナッキー)

海外赴任中の読者からのメールを引用します。

南沙織の「純潔」の歌詞、たしかに「大人っぽいな。 南沙織らしくないな」と漠然に思っていましたが、このような背景があること(またはあったと想像できること)初めて知りました。

なお、話は変わりますが、(非常に季節外れで、旬を通り越していますが)、渡り廊下走り隊の、「バレンタイン・キッス」のCD(通常盤)を、日本で買いました。
もちろん、この曲を聞きたいのではなく、カップリングの「夕陽のいじわる」を聞きたかったからです。
アグネス・チャンのファン(だった)私としては、数奇な運命をたどった「ハロー・グッドバイ」が、どのように「変奏」されたかに興味があったからです。

ナッキーさんが、以前指摘したとおり、これは確信犯ですね。 
それと大きな確率で、原作者(作曲:小泉まさみ、 作詞:喜多条忠)の事前了解をとっています。

しかし、なぜ、今ごろ敢えて「ハロー・グッドバイ」を、ネタにしたのか?知っていらっしゃいますか?  (パクる曲は、別に他曲でも良かったのに。と思うので)


ナッキーの見解:
アイドルの歌う曲の中には、「何故こんなによい曲なのに、ヒットしないで埋もれていくのだろう」という曲がたくさんあります。
アグネス・チャンの「ハロー・グッバイ」はB面なので、ヒット云々の対象ではありませんが、讃岐夕子の「ハロー・グッバイ」は、歌手の力、レコード会社の力、事務所の力、いずれか、または全てがなかったためにヒットしなかったのでしょう。
柏原よしえは、そこそこ売れているアイドルでしたが、「ハローグッバイ」という名曲の力によって、歌謡曲歌手として、幅を広げたという印象があります。
アイドル柏原よしえのファンでなくても、「ハローグッバイ」を聞きたいから、レコードを買ったという人がたくさんいたから、ヒットしたのです。

同じような経緯をたどった曲に、
三木聖子「まちぶせ」  石川ひとみ「まちぶせ」があります。
石川ひとみは、柏原よしえと異なり、アイドルとしてちょっと売れたが、尻つぼみで、事務所(ナベプロ)の力で、かろうじて歌手活動を続けていたところ、「まちぶせ」をカバーして、歌謡曲歌手として、一花咲かせました。

デビュー曲から、明星・平凡の歌本に、新曲を載せていた石川ひとみが、歌本に載らなくなったのを、明確に思い出すことができます。
80年デビューのアイドルが華々しくデビューして、売れて、古いアイドルだった石川ひとみは、テレビで歌うのを時々見かけるが、はっきり言って落ち目のアイドル。
「まちぶせ」で再生した石川ひとみを、アイドルファンとして、暖かい気持ちで応援した人も多かったでしょう。(彼女のファンでなくても、アイドルファンとして)

さて、話を「ハローグッバイ」に戻すと

歌い継がれるべきアイドルの名曲、でも、
「赤いスイートピー」や「少女A」のように、有名すぎて、ありきたりと思われる曲は対象外、
こうやて、「まちぶせ」と「ハローグッバイ」が最終候補に残り、「夕陽のいじわる」が生まれた、という妄想をしてみました。

ナッキー
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1 コメント

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Unknown (ピーナッツ)
2011-08-27 23:01:26
「まちぶせ」と「ハロー・グッバイ」の共通点は、イントロ(8小節)、続いて、Aメロ,Bメロ,サビ…と、全部、基本、8小節でまとめられた小曲風だということ。
僕、勝手に思ってんだけど、"8基準"で書かれた(構成された)曲って、日本人の心にしっくりくるのかな? 落ち着くのかな?…なんてね。
だから、秋Pは、そんな(日本人の)心のスタンダードっぽいのを、まゆゆに歌わせたかったのかな…って。
他にも、この2曲の共通点…。
『喫茶店』にて。
メロディーが切ない。
スタッカート風に歌うトコロと開放的に歌うトコロの差をつければつける程、上手く聴こえる。
イントロ部分が印象的。
カラオケボックスで、イントロが流れ…"私!私!"・・・余裕で間に合う。
本来、(男の子を)"まちぶせ"ること,本日の"ハロー"と"グッバイ"だけで、頭ん中がいっぱいになったり、"こんにちは"と"さよなら"が、イコールになったりすることもあるなんてぇのは、やっぱり、青春女子の特権のようなものだと思うし、両曲とも、その頃の女の子をよく表現できてると思う。つまり、楽曲全体の完成度が高い。
ところで、このシリーズが、まだ、続くんであれば、まゆゆに歌ってみてほしい曲がある。
『私のハートはストップモーション』…。理由は、(今までと少し変えて)最初から、サビっての見てぇなぁ~。このタイトルの印象ビビビ…まゆゆかな!?
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