最初は暗くて陰鬱な感じの曲という印象だったが、何回も聴くうちに良さが分かって来て、最近は今回のCD『僕たちは戦わない』収録曲の中でも一番好きになった。
この曲はチーム4の『清純フィロソフィー』の姉妹歌だと思う。
『清純フィロソフィー』は、周りがどうであれ自分自身は清純でありつづけたいという内向きの「哲学」を歌っていた。『汚れている真実』は、視点を周囲に向けて、汚れている世界をどう受け止めるかという外に向けた「美学」を歌っている。そういう構図で、2つの歌は対になっていると見ることができる。
『清純フィロソフィー』には、「誰かが汚れても責めたりはしない」という歌詞がある。他人がどうであれ、自分自身が清純であればいいという気高い覚悟を歌っていて感銘を受けた。
『汚れている真実』では、より積極的に他者に目を向けている。世界は汚れている、その事実に目を背けずに受け止める。「どんな純白に見えても微かな染みがある」「生きることはキレイゴトではない」と認め、その汚れた世界と向き合って、それでも自分は汚れずに生きる覚悟を歌う。
周りを知らずに清純でいることと、周りの醜さを知ってもなお清純でいること、どちらが難しいのだろうか。
2曲に共通しているのは「汚れても洗えばまた白くなる」というフレーズだ。一度汚れても再生は可能という考え方を示したもので、若者に対して優しい思想だ。その思想は、遡ればチームB『白いシャツ』に原点がある。
また、この曲は、激しいダンスナンバーでもある。
ミュージックビデオでは、小節の後ろにアクセントのある難しいリズムに合わせて、選抜メンバーたちが髪を振り乱して踊っている。可愛さ、若々しさ、新鮮さだけではない立派なパフォーマンスだ。
この曲で、チーム8も名実ともに5番目のチームになった。
この曲はチーム4の『清純フィロソフィー』の姉妹歌だと思う。
『清純フィロソフィー』は、周りがどうであれ自分自身は清純でありつづけたいという内向きの「哲学」を歌っていた。『汚れている真実』は、視点を周囲に向けて、汚れている世界をどう受け止めるかという外に向けた「美学」を歌っている。そういう構図で、2つの歌は対になっていると見ることができる。
『清純フィロソフィー』には、「誰かが汚れても責めたりはしない」という歌詞がある。他人がどうであれ、自分自身が清純であればいいという気高い覚悟を歌っていて感銘を受けた。
『汚れている真実』では、より積極的に他者に目を向けている。世界は汚れている、その事実に目を背けずに受け止める。「どんな純白に見えても微かな染みがある」「生きることはキレイゴトではない」と認め、その汚れた世界と向き合って、それでも自分は汚れずに生きる覚悟を歌う。
周りを知らずに清純でいることと、周りの醜さを知ってもなお清純でいること、どちらが難しいのだろうか。
2曲に共通しているのは「汚れても洗えばまた白くなる」というフレーズだ。一度汚れても再生は可能という考え方を示したもので、若者に対して優しい思想だ。その思想は、遡ればチームB『白いシャツ』に原点がある。
また、この曲は、激しいダンスナンバーでもある。
ミュージックビデオでは、小節の後ろにアクセントのある難しいリズムに合わせて、選抜メンバーたちが髪を振り乱して踊っている。可愛さ、若々しさ、新鮮さだけではない立派なパフォーマンスだ。
この曲で、チーム8も名実ともに5番目のチームになった。