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指原莉乃のアイドル論・・「素の姿」を見せるアイドル(総選挙分析ライター)

2014-03-16 12:59:54 | 分析系 メンバー
指原莉乃のアイドル論・・「素の姿」を見せるアイドル(総選挙分析ライター)


しばらくぶりに海外出張に行く機会があり、搭乗した飛行機の座席で時間潰しをしようとビデオメニューをペラペラめくっていると、指原の顔写真が載っていた。興味を持って読んでみるとANAがAKB48と特別に組んだ企画(「Challenge for ASIA by ANA×AKB48」presents)とある。その内容は「第5回AKB48選抜総選挙」でセンターを勝ち取った指原に「夢見たアイドルは?、アイドルになってわかった理想と現実のギャップ、アイドルグループAKB48のこと」など「アイドル論」を語ってもらった、と書いてあった。

「指原莉乃のアイドル論~ホントはアイドルになりたいの~」のセットリストは
トーク1
大声ダイヤモンド
トーク2
言い訳Maybe
トーク3
ヘビーローテーション
アボガドじゃね~し
So long!

となっており、指原が選曲した5曲(注)の合間に指原が前述したアイドルについての考えを語っていた。

理想のアイドルは最初モーニング娘だったとかAKBのオーディションを受けに東京に来た話などすでに何回か語られている内容が多かったがそのなかで、学校では暗かったが親が仕事でいない時は家で踊り狂っていたとか歌番が大好きでずっとTVを見ていてモーニング娘の後藤真希は大事にされ、保田さんはいじられキャラだったので自分は後藤真希のポジになりたかったが、今自分は保田ポジになり歌番を見ていて良かった、「今は保田さんを尊敬している」とか小学校時代は家でサインの練習をしていたなど筆者が初めて聞く話もあった。

「アイドルの理想と現実」ではアイドルが酷な企画に出ることもある話として今では相当有名になっている「渋谷交差点での鼻息ゴム手袋割り」「バンジージャンプ失敗」「巨大な蛇とキス」「サソリを食べた」こと、最近はとんねるずの番組で「湖に落とされた」ことなどを語っていた。指原莉乃 ゴム手袋 120225
「恋チュン 水落ち」指原、川栄、入山 130926 とんねるず

ちょっと面白かったのは指原が後半に語った「アイドルになってわかった理想のアイドル」の話。理想のアイドルは“素の姿を見せてくれる、暗い自分を明るくしてくれる”アイドル。大事なのは“キャラクター”、そして“運”。今は目標(夢)を持たず“楽しく生きる”をモットーにやっていると語っていた。ここの部分は大事なところなのでかなり大変だったが記録をおこした。(正確に知りたい方はANAの海外便で確認ください。)

<アイドルになってわかった理想のアイドル(指原莉乃)>
「アイドルになる前はキラキラしていて華やかなで裏の部分はみせないのがアイドルと当時は思っていたが、今こうやって自分がその場面に立ってみると支持されるのは素の姿を見せてくれるアイドルと今は思う。でも昔はそうじゃなかったと良く聞く。例えば中森明菜さんとか、アイドルではなくとも歌っていた若い女性歌手はミステリアスなところが人気があった。時代によっても変わってくると思うんですけれど、AKBのように素を見せてくれるアイドル、暗い自分を明るくしてくれるアイドルというのが今では理想なアイドルかなと思う。

自分もそうだが平気でアイドルらしからぬことを言っちゃう。例えば冷蔵庫が臭いとか花が枯れているとか、今までは隠していた方がよかったかもしれないが、これはAKBが変えた文化かもしれないが全部見せる、その部分を含めて好きになってもらう。それが今のアイドルかなと思う。そういうことも含めて好きになってもらうのが今のアイドルかなと。

よく後輩にどうやったら人気が出るのですかと相談されたりもする。やっぱり、キャラクターだね。今、重視されるのは。勿論ダンスや歌の実力も大事なのですが今はテレビに出てアイドルが紹介される機会が多いので、例えばももちさんとかアイドリングの菊池さんとかキャラが濃い方がテレビに映れるし人気が出る。グループをひっぱる存在になると思う。かと言って、ただ全員がそうじゃダメで、グループ内バランスがある。全員が指原でもAKBは人気が出ない。たまに指原みたいのがいるからAKBであって。だからどんな子でもアイドルになれる。私はキャラが薄いからとあきらめずキャラの濃い人を薄めることもできるのも大事な存在。だからこの放送を聞いてアイドルになりたいと思っている子はどんな子でもチャンスはあるので待ってます。総選挙で是非闘いたいです。バトルしましょう。指原莉乃AKBになる3つのポイント131018

私は自分の運に異常な自信を持っている。自身過剰話ですけれど。顔、歌、ダンスにはまったく自信がない。だが、運だけには異常な自信を持っていて、大分県に住んでいる頃、AKBになる前の普通の学生の時は容姿もいけていると思っていた。大分のレベルが低いと思われるんですけれど。大分の中にいるときはいけてるっしょと思っていて、東京に出てきてプライドをへし折られ、東京の子はあか抜けしているなと思った。歌もダンスも普通にいけてると思っていたが、レッスンでめちゃくちゃ怒られプライドを折られ、残ったのは運が良いというだけでAKBに入れたのも運がよかったと。丁度中3の時にオーディションを受けられたのも、受かったのも運が良かった。タイミングも良くて、私が入ったタイミングが偶然右肩上がりの時だった。スルッと入り込んでいって、さも選抜メンバーのような顔をして。

秋元さんから初めて声をかけられたのはブログを書いていたころでそれまで全然話しをしたこともなくブログが面白いというメールが突如きたのも運が良いと思うし、それらが全部重なって一位になったのもHKTに移籍したのも全部運が良いなと。それは自分が普段から運が良いとめちゃ言っているから運が良くなっていると思う。逆に自分が運が悪いと言っている人は運が悪くなると思っている。あくまで自論ですよ。運が良いと他人に言いまくっているとそうしたら気分も上がって運が高まる、運が良くなるというのが自論。実際運が良かったと思うし、芸能界で生きるには運が大事だから全員に前向きになってほしいと思う。

ここからは指原の夢について話そうと思う。私、もともとアイドルになるということしか夢がなくって、それまではタレントになりたいと考えていた。タモリさんがある日目標を決めるとそこまでしかいかないからそれはやめた方がいいと言った。例えば女優さんになりたい、あのドラマに出たいと言うとそこまで来たときに次のステップに行けず終わりになっちゃう。その言葉がすごく響いてその瞬間からモットーが「楽しく生きる」になった。こうやって話をすることも楽しいし、ご飯を食べることも楽しい。明日何が起こるかわからないがとりあえず楽しもうと思ったら、一気に人生が楽しくなった。それまでは自信がないどうしようかと悩んでいたが、それを聞いてからは今を楽しむようになった。だから何になりたいのではなくて、もし自分がダメになってもこうして人生を楽しみたいと思うし、もし成功して芸能界にいてもその環境も楽しみたいなと。それが私の夢。かと言って、夢を持っている人がダメということではなくて、夢を持っている人の話を聞くとかっこいい、羨ましいと思う。だから押し付けるわけではなく、色々な考えがあるよねということです。だからどっちでもいい。だから楽しく生きようよということです。」

最後は「指原のことが嫌いになってもANAのことは嫌いにならないでください。」でトークは終わり。

(注)指原が選曲した5曲の選曲理由
「大声ダイヤモンド」は指原が初めて選抜入りした印象深い曲、「言い訳Maybe」は第1回選抜総選挙で27位となり選抜落ちして指原が絶望に陥った曲、「ヘビーローテーション」は第2回選抜総選挙で19位となり再び選抜入りした曲、「アボガドじゃね~し」は歌詞が変で秋元康氏が疲れているのではないかと思ったがのちにヒットして秋元氏の凄さを知った曲、「So long!」は地方組で話をしていてミスチルに歌ってほしいと思った曲。


以上


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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安田?保田では。 (しろ)
2014-03-16 13:25:46
安田?
モーニング娘の保田圭さんのことでしょうか?
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読み応えありました。 (ときめき研究家)
2014-03-17 21:40:00
「指原のことが嫌いになってもANAのことは嫌いにならないでください。」という締め、センスを感じます。
指原自身が書いているのか、ライターがいるのかわかりませんが、いかにも指原が言いそうと思えます。

ANAの海外便でしか見られないのは惜しい内容。貴重なレポートありがとうございます。
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