AKB48 チームBのファンより

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平嶋夏海主演舞台『ゴジのラ』感想2(ピーナッツ)

2015-05-23 21:00:00 | 平嶋夏海
ただいま、15:02 。本番まで、あと58分だ。僕は、いつものように、受付となりの物販コーナーで、なっちゃんの生写真セット(4枚 1,000円)を購入。
えっ? クジ? はいはい…

『6分の5』
当たり…
″おめでとうございまーす!″って、当たり前やん! わしが、買っとんのやで。なっちゃんのを買っとんのやで…。
僕は、どこかで、それが当然!と思っているところがある。ただ、そこは、僕も社会人なので、″じゃ、こちらを!″って、新たに奥の箱から取り出してこられた(サイン入りヴァージョン)の方を受け取りながら、ま、″目ほそめ″ぐらいで止めておいた。
僕…疑ってない時,運が完全に貯まっている(?)時は、100%なんだよなぁ~。
あ、でも、僕、これ…たぶん、(今までに)1回しかハズしてないよな? この日、家に帰ってから 調べたら、同じようなんが、4つ出てきた。計5枚のサイン入りのニッコリなっちゃん。彼女が、この大阪HEPホールに来たのが、たぶん、6回目? 6分の5? ま、6打数5安打だな。
ハズした1回は、今、振り返ってみると、そのクジを引く直前に食ったパスタが、″これ、美味ぇなぁ~ 幸せだなぁ~″と思ったしまったから…だと思っている。そんなトコで、大事な運を使っちまった。
こちとら、そういう教訓をもとにしてんだから、今回も…当然、当然の結果。
そして、僕は、少し大人になった…なっちゃんを確認してから、バッグに スッ!& ロビーをぶらぶら~。でも、これって、結構…好きな時間、貴重な時間だったりする。完全リセット? 1回、ゼロになる。

『奇跡の特等席』
15:55 … 当日券のお客さんが、整理券番号順に並べられて、さ、順に入場。もちろん、僕は、ドアの真ん前…。
うわっ! 結構、″なっちゃんの回″は、予約で席を獲られてる人 多いんだな~。大阪チームの時とは、全然違う~。ちょっと予想超え。でも、そこは、冷静に…うろたえるな!自分。
座席の後ろ…ピョコンと番号札が付いてんのが 予約席だ。客席最前から客席全体中央に向かって…いや、もうちょい後ろあたりまで、いわゆる、″見やすい″と言われているトコは、全部獲られてる。
だから、当日券の人は、そこ以外、それ以外…の全席自由…って、無いぞ!いいトコ無いぞ! でも、自分を信じて!
その時、ある場所が、とある席が、キラリと光った。あ!
そこは、僕が、事前にシミュレーション…マークしていた席だった。そら、ドンピシャ!
最前列上手側ちょいセンター寄り…。なっちゃんの活躍が、目の前で 最も感じられるポイントだ。
僕は、2.5秒で、その席を強奪。で、実際に 座ってみて、な~る…。そこは、客席に足場を組んでる機材…(客席から)舞台中央へのスポット照明の光ラインが、お客さんに被るか? 被らないか?…のギリギリ。つまり、″ここに座られた お客さん、動かんといて!″の席だった。
だけど、そんなもん、関係あらへん。大丈夫!大丈夫! 今から2時間…足を組め変えれないぐらいのことだ。ナメてもらっちゃ困るぜよ。
さあ、16:00 … 本番前BGMが大きくなって、いよいよだ。即暗転。
暗闇の中、ミシッミシッ…目の前(35cm)を通って(舞台上手側から)舞台最前センターにピタッ & クルッ…今、そこに立って、呼吸を整えている人が、なっちゃんだと、僕は、わかっていました。だって、そのための大阪チーム観劇だったのですから。
そして、暗転の中、天井からのピンスポット…一之瀬やよい(平嶋夏海)が、静かに浮かび上がりました。オフホワイトの もふもふワンピース…ちゃんと意味がある。知ってるよ…4時間前に予習済み。

『「一人芝居」なんて無い!』
僕は、極論、″「一人芝居」なんて無い!″と思っている。理由は、″だから、言葉が生まれた″んだから…。
一人喋り…とて、誰かを想起させるか? させないか?が、すべてだと思っている。
「自分のために芝居をしてる人」「他人のことを想って芝居をしてる人」…。俳優には、2タイプあると思っている。
いるのよね~、意外に多いのよね~…前者。実は、台本に書いてある字ヅラを喋ってるの、いや、読んでるの。″いくら、大きい声を出していっても伝わってこない″のは、ほぼ、それが原因だ。
さて、なっちゃんの冒頭の「一人芝居」、一人喋りは…良かったねぇ~。もう、この冒頭部分だけでも値打ちがあった。なっちゃんは、間違いなく、後者だよ。
さて、森岡利行 演出作品お決まりの…主演俳優による冒頭の「一人芝居」。今回、2ページ半ぐらいは、あったのかなぁ~? とりあえず、ま、あらすじ的でも あるんだけど、一之瀬やよい…ゴジラへの愛情たっぷりの時間 & 空間だ。
なっちゃんは、それをハニカミながら、笑いながら、思いだし笑いしながら、吹き出しながら、不満もチョイチョイ言いながら、プチ毒舌も吐きながら、でも、やっぱり、笑いながら、爆笑しながら、ちょっと、ツバ出そうにも なりながら…した。
でも、本当は、そんなこと、たいしたことではないんだよね。極論、どーでもいいこと。テクではない!
やっぱ、一之瀬やよい の頭のチョイ上あたりに、ゴジラの輪郭的なもの,″あ~ こんな人なのかな?怪獣? こんな性格なんだろなぁ~?″って、お客さんにポワン…見えることなんだと思う。
なっちゃんは、まず、それが、出来ていた。
だから、その2ページ半のあと、ゴジラが、一之瀬やよいの目の前に現れて(人間の姿 & 上半身ハダカ)、″あ!ゴージラーーー!!″…彼女の視線が、地上50メートルあたりに移った瞬間も分かったんだ。その「一人芝居」の精度が、増していったんだ。あそこは、あそこのなっちゃん…視線の演技は、本当に良かった。
″ゴジラって、本物のゴジラのことなんや~″…
そして、ゴジラの瞳の中に映ろう!映ろう!とする彼女の健気さも、よく表現されていたと思う。あ、ここまで、3ページは、いってるな~?
けっして、″一人で芝居″…ではなかった、なっちゃんの前半演技が、夜のゴジラとのランデブー…後半部分でも、どんどんどんどん活きてくる。ジャブが、ボディーが、効いていた。
″ゴージラーー!! 右足ー!右ー!足はねー! ○ ○ にー! 置いてー!!くださーーい!!″
″左足はねー! 牧場ー!牧場ーー!見えるーー?!…″
50メートル・120トン…の彼と、154cm・?U+338F…の彼女の会話、距離感、空間…。でも、2人?は、立派なカップルに見えた。舞台上、喋ってんのは、一之瀬やよいだけ。彼(ゴジラ)は、終始、あの雄叫び,鳴き声(録音テープによる)…。
このなっちゃんの冒頭シーン(約8分ぐらい?)は、本当に素晴らしかった。なんか、「成長」という言葉で収めるのが、申し訳ないぐらいにね…良かった。
″誰かが いてくれるから「一人芝居」が、成立する(してる)″…
なっちゃんは、その意味をちゃんと分かってるな、と。そして、その大基本となる…一之瀬やよいが、それを実行してるという構図,意識。
平嶋夏海は、裏方。一之瀬やよいが、主役…。

逆、もしくは、″等身大の自分が、ちょっと大きくなっただけ″…。そんな若手、最近、ホンっとに多いからね。

なっちゃん、少し…手が届かないところに行ってしまってる感とか 出てきて、私は、嬉しいぞよ。
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1 コメント

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誤解 (後期高齢者)
2015-05-24 09:37:24
総選挙分析ライター氏がコメントを拒絶しているので、「加藤るみと後藤理沙子は第6回総選挙に立候補していないので本文の「以内に入れなかった」とか表の「外」という表記の見直しを検討してほしい」と氏に伝えてください。
このコメントは承認しなくても差し支えございません。よろしくお願いいたします。
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