拝啓、「なるほど!ハイスクール」のプロデューサー様(後編)。
[鉄則(その3)]
『ゴールデンには、丸腰で行っちゃダメ!』
特に、アイドルが、ゴールデンに進出する際、僕は、番組プロデューサーと当該グループが、綿密な打ち合わせと連携、そして、必勝作戦はもちろんのこと、同じ夢,同じ目標を持って、乗り込んでいかないと絶対にヤバイ!と思ってる。
例えば、SMAPが、「愛 LOVE スマップ」や「夢がMORIMORI」で、日々、鍛えられて…のちに、「笑っていいとも」や「SMAP×SMAP」で、本格的にテレビ界の中心に出て行った時、ジャニーさんとSMAPメンバー,そして、荒井プロデューサー…。
"SMAPは、「平成のドリフ」を目指す!"…実際、そういうビジョンを持ってから、今、現在も、大事な核の部分だけは、一切ブレてないんだよね。
まぁ、途中経過としては、「平成のクレイジーキャッツ」になっちゃってるけど…。
あと、これは、僕の推測なんだけど、(AKBと何かと比較される)嵐が、ゴールデンに、どんどん出て行き始めた時期に、バラエティー界で1人勝ちしていた番組…「ネプリーグ」。
ぶっちゃけ、僕、嵐は、ネプチューンのノウハウを踏襲しているのだと思っているんだよね。
つまり、"全員MC! 全員参加! (番組が)流れ出したら、進行お願いします!"の3点セット。
嵐の番組は、すべて、この「ネプリーグ・スタイル」で、統一されている。
これもおそらく、ジャニーさんと…いや、各番組プロデューサーとメンバー5人が話し合い、納得していることだと思う。
ちなみに、このネプ・スタイルに最後まで移行出来なかった「東京フレンドパーク」が、嵐のゴールデン進出と入れ替わるように消えていったのは、必然か? 運命か?
(実は、この番組、"タ~メちゃ~ん!"を外した時から、視聴率が落ち始めていた…。僕は、このこと、偶然じゃないと思ってたりするんだ)。
正直、アイドルの場合は、モデルケースがいるんだよ。
だけど、女性アイドルグループの場合は、冠番組をヒットさせたという過去の成功例がない。
でも、だからって、なんの目算も勝算も無しに、そこに出てっちゃダメだ。
実際に、番組を観てて感じるよ…"何もない~"って。
たぶん、参考にしてるのは、今までAKBがやってきた全番組。
それじゃあ…っていうか、そのままやったら良かったのに!って後悔の念が残る…残ってる?
ぶっちゃけ、余計なもの(=人)を足して、失敗してるよね。
「なるほど!ハイスクール」のプロデューサーさん、どうするよ?
夏場は、どの番組も、必ず、視聴率が落ちる時期。
僕、正直、一旦、5%ぐらいまでは落ちると思うよ…耐えられるか? お茶の間じゃない、ファンでもない、スポンサーがだよ。
そして、「ぐるナイ!」関係者からの突き上げにだよ。19時台と20時台…、前と後ろで、あれだけ、視聴率に差があったら、さすがに…。
[これから・・・]
ところで、過去20年間のバラエティー番組におけるリニューアルの歴史…僕は、その後、完全に生まれ変わり、のちに、人気番組になっていったのを2つだけ知っている。
1つは、「いきなり!黄金伝説」。
この番組の前身が、「ココリコA級伝説」で、レギュラー出演者が、ココリコの2人だけだったことなんて、知らない人、多いだろうな~?
そして、満を持してのゴールデン進出! ただ、驚く程の低視聴率…そして、この時のスタッフがやったこと、それは、"ココリコ色を消すこと"。
のちに、この番組は、よゐこ濱口の"とったど-!"で、番組自体は、テレ朝の看板番組に!しかし、ココリコは…。
正直、これと同じ事、「なるほど!」のスタッフは、出来ないだろうなぁ~!?
そして、もう1つは、「ぴったんこカンカン」。
この番組は、過去の番組の完全コピー版で始まったクイズ番組だったんだけど、フタをあけてみたら、おどろく程の視聴率の低さ。
で、この時のスタッフがやったこと…それは、オープニングで、みどりのカエルのキャラクターにつないでもらって、後は、95%がロケ仕様の番宣番組にしてしまった。
すると、一時、ニユースを19時スタートにしたことで、ゴチャってしまったTBSの19時台,20時台の番組の中で、唯一、生き残った名物番組になっちゃった。
でも、1時間の放送で、1分半しか映らない、杉田かおる,薬丸裕英のようなこと(立場?)…AKBにやらせないだろうなぁ~!?
まぁ、バラエティーのリニューアルは、難しいよ。
「なるほど!」も、川越シェフの番組にしてしまうぐらいのブッとんだ感がないと、視聴率は守れないかも…?
そして、僕、個人的に、AKB48は、今年の関ジャニの後、つまり、来年の24時間テレビのメインだと思っているので、日テレ側も、"変な傷の付け方は出来ない!"…なんてプレッシャーがあったりするんじゃないのかなぁ~?(あくまでも、僕の推測だけど…) 苦しいやろなぁ~?
もしも、数ケ月前に戻って、この番組を好きなようにやっていい!って言われたら、僕は、人を変える。
基本コンセプトはそのまま。
ただ、"学校では教えてくれない"…そんな、古くて、ウソくさくて、わざわざ、学校を敵に回すようなキャッチフレーズはハズして、TBSの"教科書にのせたい!"に匹敵するような超ド直球のポジティブ・ポテンシャルな言葉を前面に出す。
レギュラーは、山口智充(担任),AKB48(生徒)…以上。
理由は、ぐっさんが、既婚者であり、さらに、プライベートを自分から切り売りしない、吉本の中では、極めて珍しいタイプのタレントだから。
そして、この人は、無理に仕切らない
(ツッコミとチャチャで、番組を動かさない)から。目の前の相手に、ちゃんとその打席が完了するまで、泳がせることが出来るから(2ストライク取られて、"三振しそうだから"といって、途中で戻ってこい!なんて展開に絶対にしない人)。
老若男女、実際の「お茶の間」を味方につけているから…etc。
いずれにせよ、このまま終わったら、AKBは、ものすごくダメージを受ける部分がある。テレビ業界が、「AKB48」をかばいきれなくなる事が出てくるよ。
それは、各局のアナウンサーが、総選挙のトピックスを伝える際に、"それにしても、AKBってスゴイですね~"って言っているのとは、全く違う部分…。
そして、実は、番組が、こういう状況に陥った時の最悪のシナリオってある。
で、僕、もう、その兆候が出始めている…とか思ってたりして…。
確信? 思い過ごし? それは、スペシャル後の通常放送1発目でわかる。
[鉄則(その3)]
『ゴールデンには、丸腰で行っちゃダメ!』
特に、アイドルが、ゴールデンに進出する際、僕は、番組プロデューサーと当該グループが、綿密な打ち合わせと連携、そして、必勝作戦はもちろんのこと、同じ夢,同じ目標を持って、乗り込んでいかないと絶対にヤバイ!と思ってる。
例えば、SMAPが、「愛 LOVE スマップ」や「夢がMORIMORI」で、日々、鍛えられて…のちに、「笑っていいとも」や「SMAP×SMAP」で、本格的にテレビ界の中心に出て行った時、ジャニーさんとSMAPメンバー,そして、荒井プロデューサー…。
"SMAPは、「平成のドリフ」を目指す!"…実際、そういうビジョンを持ってから、今、現在も、大事な核の部分だけは、一切ブレてないんだよね。
まぁ、途中経過としては、「平成のクレイジーキャッツ」になっちゃってるけど…。
あと、これは、僕の推測なんだけど、(AKBと何かと比較される)嵐が、ゴールデンに、どんどん出て行き始めた時期に、バラエティー界で1人勝ちしていた番組…「ネプリーグ」。
ぶっちゃけ、僕、嵐は、ネプチューンのノウハウを踏襲しているのだと思っているんだよね。
つまり、"全員MC! 全員参加! (番組が)流れ出したら、進行お願いします!"の3点セット。
嵐の番組は、すべて、この「ネプリーグ・スタイル」で、統一されている。
これもおそらく、ジャニーさんと…いや、各番組プロデューサーとメンバー5人が話し合い、納得していることだと思う。
ちなみに、このネプ・スタイルに最後まで移行出来なかった「東京フレンドパーク」が、嵐のゴールデン進出と入れ替わるように消えていったのは、必然か? 運命か?
(実は、この番組、"タ~メちゃ~ん!"を外した時から、視聴率が落ち始めていた…。僕は、このこと、偶然じゃないと思ってたりするんだ)。
正直、アイドルの場合は、モデルケースがいるんだよ。
だけど、女性アイドルグループの場合は、冠番組をヒットさせたという過去の成功例がない。
でも、だからって、なんの目算も勝算も無しに、そこに出てっちゃダメだ。
実際に、番組を観てて感じるよ…"何もない~"って。
たぶん、参考にしてるのは、今までAKBがやってきた全番組。
それじゃあ…っていうか、そのままやったら良かったのに!って後悔の念が残る…残ってる?
ぶっちゃけ、余計なもの(=人)を足して、失敗してるよね。
「なるほど!ハイスクール」のプロデューサーさん、どうするよ?
夏場は、どの番組も、必ず、視聴率が落ちる時期。
僕、正直、一旦、5%ぐらいまでは落ちると思うよ…耐えられるか? お茶の間じゃない、ファンでもない、スポンサーがだよ。
そして、「ぐるナイ!」関係者からの突き上げにだよ。19時台と20時台…、前と後ろで、あれだけ、視聴率に差があったら、さすがに…。
[これから・・・]
ところで、過去20年間のバラエティー番組におけるリニューアルの歴史…僕は、その後、完全に生まれ変わり、のちに、人気番組になっていったのを2つだけ知っている。
1つは、「いきなり!黄金伝説」。
この番組の前身が、「ココリコA級伝説」で、レギュラー出演者が、ココリコの2人だけだったことなんて、知らない人、多いだろうな~?
そして、満を持してのゴールデン進出! ただ、驚く程の低視聴率…そして、この時のスタッフがやったこと、それは、"ココリコ色を消すこと"。
のちに、この番組は、よゐこ濱口の"とったど-!"で、番組自体は、テレ朝の看板番組に!しかし、ココリコは…。
正直、これと同じ事、「なるほど!」のスタッフは、出来ないだろうなぁ~!?
そして、もう1つは、「ぴったんこカンカン」。
この番組は、過去の番組の完全コピー版で始まったクイズ番組だったんだけど、フタをあけてみたら、おどろく程の視聴率の低さ。
で、この時のスタッフがやったこと…それは、オープニングで、みどりのカエルのキャラクターにつないでもらって、後は、95%がロケ仕様の番宣番組にしてしまった。
すると、一時、ニユースを19時スタートにしたことで、ゴチャってしまったTBSの19時台,20時台の番組の中で、唯一、生き残った名物番組になっちゃった。
でも、1時間の放送で、1分半しか映らない、杉田かおる,薬丸裕英のようなこと(立場?)…AKBにやらせないだろうなぁ~!?
まぁ、バラエティーのリニューアルは、難しいよ。
「なるほど!」も、川越シェフの番組にしてしまうぐらいのブッとんだ感がないと、視聴率は守れないかも…?
そして、僕、個人的に、AKB48は、今年の関ジャニの後、つまり、来年の24時間テレビのメインだと思っているので、日テレ側も、"変な傷の付け方は出来ない!"…なんてプレッシャーがあったりするんじゃないのかなぁ~?(あくまでも、僕の推測だけど…) 苦しいやろなぁ~?
もしも、数ケ月前に戻って、この番組を好きなようにやっていい!って言われたら、僕は、人を変える。
基本コンセプトはそのまま。
ただ、"学校では教えてくれない"…そんな、古くて、ウソくさくて、わざわざ、学校を敵に回すようなキャッチフレーズはハズして、TBSの"教科書にのせたい!"に匹敵するような超ド直球のポジティブ・ポテンシャルな言葉を前面に出す。
レギュラーは、山口智充(担任),AKB48(生徒)…以上。
理由は、ぐっさんが、既婚者であり、さらに、プライベートを自分から切り売りしない、吉本の中では、極めて珍しいタイプのタレントだから。
そして、この人は、無理に仕切らない
(ツッコミとチャチャで、番組を動かさない)から。目の前の相手に、ちゃんとその打席が完了するまで、泳がせることが出来るから(2ストライク取られて、"三振しそうだから"といって、途中で戻ってこい!なんて展開に絶対にしない人)。
老若男女、実際の「お茶の間」を味方につけているから…etc。
いずれにせよ、このまま終わったら、AKBは、ものすごくダメージを受ける部分がある。テレビ業界が、「AKB48」をかばいきれなくなる事が出てくるよ。
それは、各局のアナウンサーが、総選挙のトピックスを伝える際に、"それにしても、AKBってスゴイですね~"って言っているのとは、全く違う部分…。
そして、実は、番組が、こういう状況に陥った時の最悪のシナリオってある。
で、僕、もう、その兆候が出始めている…とか思ってたりして…。
確信? 思い過ごし? それは、スペシャル後の通常放送1発目でわかる。