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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

悪人

2010年09月30日 | 映画
9月も残り1日だった日。
久しぶりにお休みだったので、映画館へ娘と出かける。

今、読書中の「悪人」

悪人(上) (朝日文庫)
悪人(上) (朝日文庫)
posted with amazlet at 10.09.30
吉田 修一 朝日新聞出版 売り上げランキング: 36
おすすめ度の平均: 4.0
5 映画とは時系列が若干違うが、心情がよくわかるのでおすすめ。
3 映画から入った
5 「悪人」へのボーダーライン
5 善人。。。
4 今、愛する人がいる人にも、いない人にも。



まだ、読み終わっていなかったけれど、
この9月中に映画を見に行く必要があった。
それは、あと1ポイントで、ただ券がgetできるから。(マイカルの策略にすっかりはまってる!)
本当は、レディースディや映画の日に見るのが一番効率がいいのだけど、なかなかタイミングが合わなくて。

この日は1800円の通常日ではあったのだけれど、
途中で前売り券(既に公開中でも買えるのよね♪)を購入して、1300円で。
娘の分は本の帯についていた学生200円OFFのクーポンを使い、こちらも1300円なり。

この映画は、ふかっちゃんがモントリオール映画祭で賞を取ったことだし、
ぶっきーだし、小説も面白いし。

期待は裏切りませんでしたが、暗いなぁ~

人間の孤独って恐いです。
若いうちはまだしも、年齢を重ねるとなおさらか。
さらに、仕事もやりがいがある物でなかったら、
安定した立場でなかったらと、
最近の世相とも相まって身につまされるお話しでした。

妻夫木君の危うそうな目や不安そうな目、そしてぎらぎらした目が印象的。
いつもは優しそうな目が、ずいぶん違う表情をしていました。
目で表現できる役者さんに成長したのだなぁと実感。
しかし、どんな役をやっても美しいですなぁー

深津絵里ちゃんは、芯の通った女性を好演。
控えめで、優しい役は抜群。
今回のかなり大胆な演技には女優魂を見ました。

小説読んでいくと(少なくとも上だけでも)、映画に深く入り込めます。