昨日珍しく妻の誘いで「白山信仰の福井の仏像」展、
拝観してきました(この展示会11月23日まで)。
何れも「本物の佛像」、多くの人々が何百年と手を合わせて
来た仏像だけに神々しく、
そのお姿は芸術でした。
「白山を仏が住まう浄土」と考え、白山を崇拝する人多く、
現在でも手を合わせる人多いといわれています。
こうした土地には白山信仰の拠点として寺院が建立、
多くの佛像が有ったのです。
とは言え、一向一揆や廃仏など、失われ減ってきたといわれています。
来年の「泰澄大師による開山1300年」にかんがみの展示、
一同に介された佛像は見事。
心安らぐひと時と成りました。
ただ、登山口番場も有る勝山、奥越地方など、
私の身近な仏さまは残っていないのか、一体の出展もなく残念、
不思議なことに、現在保存お祀りしているのは、
お寺でなく神社に有るのも不思議な現象でした。
9世紀から12世紀のころのものですが、
重要文化財に指定されていないことも不思議。
(資料写真は、何れも配布のパンフから)