goo blog サービス終了のお知らせ 

tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「夏ツバキ」満開の季節、一日花とも。

2025年07月03日 | 季節の便り(北陸、福井)
「夏ツバキ」は日本では「沙羅」として通っています、
この花、寺院では人気の花。



お釈迦様が涅槃の時、ベットの四隅にこの花が飾られていました、
すなわちサラノキ木4本、沙羅双樹2対のこと。
沙羅双樹の木は、ありません。
また「本物の沙羅の花」と夏ツバキは全く別の物、色と葉は似ています。

こんな エピソートが有ります。
第2時世界大戦で、南洋方面へ行かれた兵隊さんが、出身地の寺院に有る
夏ツバキの花が沙羅の花に似ていたことからを、故郷を偲んだ。。
日本に無事帰還されても、夏ツバキの花を沙羅の花と
呼んでいたのが広まったとも。
 また、この花「平家物語」の巻頭に出てくる、「沙羅双樹花のいろ、所業無常の響きあり、・・・・」と続きます、
平家の盛衰を象徴する花として有名です。

昔、この花が庭に有る家で、開花時期を訪ねたことがありました。
その時の回答が、「純白の花が、落ちたが開花の日です」?といわれ、
意味不明。そのわけがよくわかったのは後日の事でした。
この花「一日花」ともいわれ、「朝開花、その日の夕刻には落花」、
はかない花ですが美しい。


この場所「越前大仏、大講堂脇。
今満開です。










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月に入りした、今年も半年... | トップ | 「2色のききょう開花」。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

季節の便り(北陸、福井)」カテゴリの最新記事