「夏ツバキ」は日本では「沙羅」として通っています、
この花、寺院では人気の花。


お釈迦様が涅槃の時、ベットの四隅にこの花が飾られていました、
すなわちサラノキ木4本、沙羅双樹2対のこと。
沙羅双樹の木は、ありません。
また「本物の沙羅の花」と夏ツバキは全く別の物、色と葉は似ています。
こんな エピソートが有ります。
第2時世界大戦で、南洋方面へ行かれた兵隊さんが、出身地の寺院に有る
夏ツバキの花が沙羅の花に似ていたことからを、故郷を偲んだ。。
日本に無事帰還されても、夏ツバキの花を沙羅の花と
呼んでいたのが広まったとも。
また、この花「平家物語」の巻頭に出てくる、「沙羅双樹花のいろ、所業無常の響きあり、・・・・」と続きます、
平家の盛衰を象徴する花として有名です。
昔、この花が庭に有る家で、開花時期を訪ねたことがありました。
その時の回答が、「純白の花が、落ちたが開花の日です」?といわれ、
意味不明。そのわけがよくわかったのは後日の事でした。
この花「一日花」ともいわれ、「朝開花、その日の夕刻には落花」、
はかない花ですが美しい。

この場所「越前大仏、大講堂脇。
今満開です。








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