「今年の低温・大雪には非力」。
我が家も「電気屋根融雪装置」の世話になっています。
例年いくばくかの通電ですんでいましたが、
2008年と今年の雪には非力でした。
「電気屋根融装置」は、1m2あたり、わずか「200w(172kcal)」の
小さなエネルギーで装置されています、
これは大出力に越したことはありませんが、
「電力料金の基本料金」に大きく影響されるもので、
その「コスパを考慮しての装置容量」になっています。
この「装置で融ける雪の量」
北陸地方の新雪の雪比重(0.01=1mの積雪量で10kgの重さ)
で、外気温度が5℃くらいの時「1時間に3cmを融かす能力」
なのです。
今年の寒波では、1時間に10cmも降る雪が、3時間ほども続きました。
これでは10cm融かすのに3時間以上かかります、
その間、追加で降り続いたので、
とても「屋根融雪装置の能力」は、その効果が目に見えません。
すなわち、融雪能力が不足して、積もりにつもったものです。
太陽光による輻射熱によるエネルーギーは、大きなものです、
こうした自然の力と併用して使うのが
上手な使い方ではないかとも。
融雪装置で融けてできる「つらら」。
業者のPRでは、「雪が降ってきたら、通電しましょう、
瓦面を温め、降ってくる来る雪を瞬時に融かすのが
上手な使い方」など、PRされていますが、
本当に豪雪になるのが、すぐ止んでしまうのか、
想定しての通電は電気料金の無駄もあり
なかなか、ついて行けないPRです。
北陸地方の降雪は、1時間に3cm降る雪(1日で72cm積もる計算)、
は、超豪雪です。
これくらいの平年降雪には十分対処できることもまた事実です。
使ってみて無駄のない通電は、使用者の知恵かもわかりません。
また。屋根上の雪は、少しためておいた方が、
断熱効果となり室内の断気を逃がさないのに効果
と言う学者もいらっしゃる事を、読んだこともあります。