tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「勝山のみの市に無い物は、馬の角だけ」と言れた賑わい。

2012年01月29日 | 季節の便り(北陸、福井)
大雪の谷間の今日29日、こんな珍しい行事が行われています。
今日は、幕藩時代から続く「かつやま年の市」



この行事、古く幕藩時代(小笠原候22777石)から400年余、
近郷近在・山家の農家が、城下町にきて露天をはり、
新年の縁起物・台所用品・生活用具を売る市が立っていたもの。






「かつやま年の市」は、旧暦の12月26日に、行われたが、
今は毎年1月の最終日曜日に、一日のみ行われ、
県内外からの見物と、珍しいものを買うお客で
にぎわっていました。

昔は「勝山のみの市には無いものは、馬の角だけ」と言われるほど
何でも揃ったとか、
現在では、木製の臼・杵・まな板・竹かごなども売られ、
昔を引き継いでいるものかも、
木製品だけでなく陶磁器・雑貨・お菓子などなど、
51店舗が並んで居る。










露天のほか、
「村の達人」と称して「ござ帽子」「お漬物」「鯖のなれすし」等、
昔をしのぐコーナーもあり、結構、興味深々。




伝統の食べ物も


東北被災地の陸前高田の物産販売もその一つで、
人だかり。



私は「とち餅」を買ってきました。


コメント (4)
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