tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

県内で勝山市だけにしか自生が無い「みちのく福寿草」探索。

2010年04月06日 | 季節の便り(北陸、福井)
福井県「絶滅危惧種Ⅰ類」指定・勝山市1991年「天然記念物」指定。
という珍しい花。




この花、
全国に生育地が散在しているものらしいが、
なぜか、福井県では勝山市の北谷地区という
限られたところだけに育っている。

「山奥で無く、市民が容易に観察できる国道沿いに自生」しているのが特色。
珍花としての二つ目は、
「太陽光を受けてのみ開花するもので、樹木の下や
雑草が多くなると自然消滅していく」ものらしい。





こんな事情を知った市内小学生や県自然センターが、
監視と生育条件確保のための作業に取り組んでいて
ようやく、春には花開くようである。

私も、「みちのく福寿草」の名前は知っているが
見たこと無いものですから、今日初めて探索行き。

広い休耕田の土手に「注意喚起の看板」「踏み荒らし禁止ロープ」
はあれど、花はなかなか見つからない、
それでも30分ほど探して発見。
その数、総数で20株前後、散在して開花していました、感激。
こんな少数では群生?でなく、本当にSOSである、何とか残してほしい。




普通の福寿草と大変似ていますが、
花弁の長さに違いが有るものと、専門家。
(http://48986288.at.webry.info/200903/article_1.html)

この時期、同じこの場所では、こんな「山野草」が楽しめました。










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