新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

姫路周辺に新駅3つ

2021年10月24日 | 日記

 JR山陽本線の姫路駅。新幹線で実家に帰省するときにはたいていここで新幹線から在来線に乗り換える。幼いころ播州赤穂に住んでいた。しかしなにか大きな買いものをするときには姫路へ行った。姫路駅周辺ではヤマトヤシキ、山陽百貨店という2つのデパートがその集客力を競い合っていた。幼い私は買いものよりもデパートの屋上にある遊園地で遊び、最上階の大食堂で食事をするのが楽しみだった。駅前に堂々とそびえる姫路城よりそのようなデパート、アーケード商店街、映画館を見て回るのが娯楽でもあった。
 赤穂から姫路までは汽車で1時間ほどかかっただろうか。蒸気機関車の時代だった。トンネルに入ると機関車の煙突から出る煙が窓から入ってくるので、急いで窓を閉めたものだった。それでも煙かった。曽根には母方の祖父母が住んでいたので、たびたび行った。高校時代にはその祖父母の家から神戸まで通った。
 さて姫路駅から西へ英賀保、網干、竜野、相生とつづいていたのだが、いつの間にやら英賀保(あがほ)と網干(あぼし)の間にとつぜん「はりま勝原」駅が開業していた。そして姫路から東へ御着(ごちゃく)、曽根とつづくそれぞれの間に、このたび「東姫路」「ひめじ別所」駅が開業したことを知った。これが何を意味するかは一目瞭然だろう。姫路の人口が増えている、東西に住宅地がひろがっているということだ。神戸、尼崎に対抗する県内の西の中心地として、いよいよその頭角を現してきたというべきか。瞬く間の新駅開業に街の発展状況をつぶさに見てとることができる。


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