窯を開けました。窯奥からはコナラの良質の炭が出てきました。前回より1日半ほど早い仕上がりだったので、焼け具合を心配していましたが、遜色のないりっぱな炭を取りだすことができました。
そしてすぐに、次に焼く炭材を詰めました。次回の火入れは4月9日を予定しています。コナラ材は窯全体の3分の1程度とすくなめですが、ゆっくり焼き上げたいと思っています。
おおぜいでの作業でしたから、午前中に炭の取り出しと新しい炭材の窯づめの両方を一気に終えることができました。
午後は薪割り作業です。薪割り機の威力をまざまざと見せつけられます。節がある木でも油圧の力でぐいぐいと割っていきます。機械の力で割っているのですが、機械を運転する人はいかにも自分が割っているかのように気合いを入れてレバーを押したり引いたりします。一仕事終えたときは疲れてぐったりするものですが、80歳の女性Oさんはいっこうに疲れを見せません。さすがに鍛え方が私たちとは違うのでしょう。
炭焼き場上の農道の補修工事がおこなわれました。来年度も引きつづき延長しておこなわれるようです。