「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【三浦半島】仙元山から森戸川南尾根(三浦アルプス)

2005-12-03 23:36:30 | ハイキング
           (写真)南尾根から見た二子山

仙元山から森戸川南尾根を歩きました。南尾根の入口から道は細く、標高200mに満たないコースなのにアップダウンが多くて歩きでがありました。冷え込んだ一日でしたが、青空も広がり紅葉と三浦半島の東西の海の眺めを楽しみました。

【日 程】2005年12月3日(土)日帰り
【山 域】三浦半島周辺
【山 名】仙元山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り時々晴れ
【参 考】東京近郊里山ハイキング(p190森戸川源流周辺)
【コース】風早橋バス停(11:00)→仙元山(11:20)→クリーンセンター分岐(12:30)→鉄塔(15:00)→上山口小学校バス停(15:45)

森戸川周辺を歩くのは3度目になる。一度目は仙元山から森戸川林道に下って、二子山に登った。二度目は東逗子駅からスタートして、上山口小学校バス停に下った。今回は仙元山から上山口小学校バス停まで。森戸川周辺は意外に自然が良く残されていて、この時期に歩くには適していると思う。細く藪っぽい部分もあるコースであるが、この日は20人の大グループをはじめ、合計30人ほどに出会った。

逗子駅から衣笠駅行きの京浜急行バスに乗って風早橋バス停で下車する。葉山トンネル手前で右に折れる道があり、曲がり角のパン屋(ボンジュール)でお昼用のパンを買い込む。その少し先の左手に戻るように急な舗装道路がある。これが仙元山コースの起点で案内板が設置されている。葉山教会の横から山道に入り、先ほどの葉山トンネルの上を越えていく。仙元山にはあっけなく着き、山頂から森戸海岸沖に浮かぶ白いヨットや江ノ島方面が良く見えた。

仙元山のベンチで早速、パンのお昼をとる。仙元山から先へ進むとしばらくは穏やかで紅葉も楽しめるが、だんだんアップダウンが出てきて、やがてけっこうきつく長い急な階段が現れる。この先で左に森戸川に下る藪っぽい道が分かれる。今回はまっすぐしっかりした道を行く。やがてクリーンセンター(ゴミ焼却場)への分岐を過ぎ、すぐに左に踏み跡があるが、これが南尾根への入り口で良く見れば立木に案内が書かれている。しかし、ただの踏み跡と思って一度は行き過ぎてしまい、左手下に住宅を見て間違いに気づいた。

南尾根に入ると道が急に細くなり、藪っぽくなる。細かい分岐が多いが、良く見ればだいたい立木などに案内の書き込みがある。アップダウンが非常に多く、思った以上に時間がかかる。また、ベンチはもちろんのこと休憩に適した場所もほとんどない。そんな道なのにけっこう人が入っている。今がここを歩くのに一番いい時期なのかも知れない。アップダウンを繰り返して、だんだん高度を上げていき、かなり奥まで行ったところで振り返ると江ノ島方面の海が見える場所があった。

新沢バス停への分岐を過ぎると、二子山が間近に見えた。栗坪への分岐を過ぎると今度は三浦半島の東側の海が見られるようになった。やがて鉄塔下に出る。田浦駅まで出ると日が落ちそうなので、ここから上山口小学校バス停に下ることにした。鉄塔から南へ下り始めるとすぐに鉄塔を巻いている道に出て、しばらく行くと畠山方面との分岐があり、上山口小学校方面へ右に入る。少し登るとまた鉄塔下に出て、あとは下り一方で田圃のあるところに出て、上山口小学校の脇を通りバス道路に出る。ちょうど衣笠方面行きのバスが来て慌てたが、待っている人がいたので、走って何とか間に合った。冷え込んだ日であったが、青空も広がって来て、風もあまり吹かず気持ち良い一日だった。