韓国で最多人数となる24人組のガールズグループが登場した。
所属事務所TGNエンターテイメントによると、24人組のガールズグループ「リーダーズ(Leader’s)」 が中華圏市場向けに誕生し、デビューを目標に猛練習中という。
所属事務所の関係者は「リーダーズは、メンバーが48人いる日本の人気ガールズグループAKB48からアイデアを得て企画した。 サバイバルを通してメンバーを選抜し、実力も優れている」と説明した。
リーダーズのユニットであるリーダーズTはすでにデビューして活動している。 最近、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の招致を祝う曲「オリンピックコリア」を歌って注目を集めた。 またシングル「キス・ミー」を発表し、放送と舞台で活躍している。
関係者は「女子学生が自分たちと同じレベルで好きになれる友達のようなガールグループを目指す。 セクシーなイメージやキュートなイメージを強調する他のガールズグループとは違い、いつでも会えるような親近感をキャラクターにしている」と伝えた。
24人のメンバーは現在、京畿道一山(キョンギド・イルサン)の宿舎でユニット別に合宿練習中だ。 一日12時間以上、歌とダンスの練習に没頭している。
SBS(ソウル放送)バラエティー番組「チャク(=相棒)」の女性5番の登場に‘愛情村’がざわついた。
26日に放送されたSBS(ソウル放送)「チャク」では、新しい出会いを求めて第15期のメンバーが‘愛情村’を訪れた。
この日、女性5番は自己紹介の前、他の女性出演者に「みなさん、驚かれるかもしれません」と暗示した。 彼女は「この場所に出てくることを誰よりも悩んだのは自分だと思う。 この席が非常に難しく、早く過ぎればいい」とし「年齢は25歳で、歯科医院で働いている。 故郷は北朝鮮」と明らかにした。
続いて「ここまで来る間、いろいろと苦労があった。 したがって他の人より少し強く、知恵があると思う」とし「まだ韓国で学ぶことが多く、知らないことも多い。 結婚を考えながら会えればいい」と話した。
男性出演者は当初、驚いた表情だったが、すぐに何でもないというような反応を見せた。 少年僧だった男性4番は「自分が最も特異なケースだと思っていたが、やはり世の中は広いという気がした」と語った。 男性3番は「気にしない。 先入観を持つ必要はないと思った」と率直に話した。
そのほか第15期には英オックスフォード大出身の優等生など、さまざまなメンバーが含まれている。
日本を訪問している忠清南道の安熙正(アン・ヒジョン)知事は27日、静岡県を訪れ、川勝平太知事と友好提携を締結した。
両自治体は今後、経済通商や教育科学技術、文化体育観光、農林水産食品、保健福祉、環境などの分野で交流を拡大する。
忠清南道と静岡県は以前から、安眠島国際花博覧会や世界大百済典などを通じ交流を深めてきた。安知事は、「今回の締結を機に、幅広い分野で交流が活性化するよう努力しよう」と呼びかけた。
安知事は26日に奈良県を訪問し、荒井正吾知事と友好提携を締結している。
少女時代の勢いが止まらない。
少女時代が今年6月に日本でリリースしたアルバム「ガールズジェネレーション」のセールスが80万枚を突破した。これは日本に進出したK-POPガールズグループのなかで最多。発売から4ヶ月以上経過した現在まで、オリコンデイリーチャートの20位までにランクインするほど根強い人気を見せている。
また26日に着メロダウンロードサービスを開始した「The Boys(Korean Ver.) 」は、レコチョクランキングのダウンロード(シングル)部門で2位にランクイン。同曲の日本語バージョンは11月5日リリースの予定だ。
米ニューヨークタイムズが世界的に巻き起こっているK-POPブームの要因として、韓国の大手事務所を挙げた。
25日、同紙は芸術面で、23日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたSMTOWNワールドツアー公演を肯定的に評価し、「韓国のアイドル歌手ブームには、大手事務所の役割が大きかった」と分析。
そして、「米国ではアイドルスターを作るために作曲、歌唱力のトレーニング、振り付けなどさまざまな分野での能力が必要だが、韓国では大手事務所がこのすべての役割を担っている」とし、「今回の公演を主催したSMエンターテインメントもそのうちの一つ」と記した。
また、「K-POPは参加者やスタイル面で、新しさを追求し続けている。比較的古株のアイドルグループも若い音楽をしている」と評価。
公演に出演したアーティストへの評価もあった。SHINeeについては「一番野心がみなぎっていた」とし、SUPER JUNIORについては「強烈なポップダンス曲『美人(BONAMANA)』が印象的だった」と伝えた。最近、新曲「The Boys」で米国市場に進出した少女時代についても「K-POPの輝く価値を十分に見せていた」と高く評価した。
最近韓国で社会問題化している警察官の不正行為は、先ごろ明らかになった葬祭業者からのリベートにとどまらず、風俗店、違法ゲームセンターなどに取り締まり情報を提供し、金品を受け取るなど多様化している。
今月3日には、全羅南道麗水署に所属する警察官5人が賭博ゲームを設置した違法ゲームセンターから約4000万ウォン(約270万円)相当の金品を受け取ったとして、解任または免職の処分を受けた。先月には慶尚北道浦項市で、風俗店の経営者から酒やゴルフの接待を受けた警察官4人が摘発された。
警察庁によると、金品授受や規律違反などで懲戒処分を受けた警察官は、昨年だけで1154人に上り、2006年(684人)の1.7倍に達した。今年は7月までに、例年を上回る746人が処分された。
警察官の不正行為は、飲食店やゲームセンターなどが集中しているソウルが大部分を占めている。2009年から今年8月までに解任、免職処分を受けたソウル地方警察庁所属の警察官は224人に上り、全国(560人)の40%を占めた。ソウル市の警察官の人数は全国(10万1298人)の24.4%に当たる2万4707人だが、処分された人数はその割合を上回った。
今年7月には、管内のカラオケ店から130万ウォン(約8万7000円)を受け取ったとして、冠岳署の警察官1人が摘発された。また、昨年11月にはソウル市瑞草区のマッサージ店での売春行為を黙認する見返りとして、約2600万ウォン(約174万円)のわいろを受け取ったとして、瑞草署の警衛(警部補に相当、44)が逮捕された。
警察庁の関係者は「ソウルは風俗店や賭博ゲームセンターなどが多く、誘惑を受ける可能性は十分ある。不正に手を染める警察官にとっては、格好の場所だ」と話した。
警察は今年7月、風俗店が密集する江南地区で警察官の不正行為を監視するため「江南圏域特別監察チーム」を結成したが、警察官と店舗経営者の癒着を根絶するのは困難な状況だ。一線で凶悪事件の捜査を行う刑事は「組織暴力団や麻薬の捜査を行うには、情報を得るため、風俗店とのネットワークづくりが欠かせない。やむを得ず、業者と関係を深めることもある」と話した。
金品授受などの不正行為が最も目立つのは、警察署のチーム長(課長)クラスに当たる警衛、副チーム長(副課長)クラスの警査(巡査部長に相当)だ。
東国大の郭大瓊(クァク・テギョン)教授(警察行政学)は「不正、癒着の撲滅に向け、警察は日々努力しているが、これまでの慢性的な問題が完全に解決できずにいる。警察の中堅に当たる警衛、警査が不正の慣行を捨てられないからだ」と指摘した。
とりわけ、警察首脳部が不正に関与したケースも発覚している。姜熙洛(カン・ヒラク)元警察庁長は、建設現場の食堂請負業者選定に絡む不正事件で、一審で懲役6年の判決を受け、裁判はなおも継続している。また、李吉範(イ・ギルボム)元海洋警察庁長も同じ事件で懲役刑を受けた。李宅淳(イ・テクスン)元警察庁長も在職当時の2007年7月、朴淵次(パク・ヨンチャ)元泰光実業会長から請託とともに現金2万ドル(約152万円)を受け取ったとして、執行猶予判決を受けた。
「政治犯収容所では、たったそれだけのことで指を切られるのですか。そんなあきれたことが本当に行われているのですか」
脱北者のシン・ドンヒョクさん(29)が、政治犯収容所でミシンを落としたという理由で指を切断する場面を描写した絵を見せたところ、ユ・ジンヒョクさん(24)は上記のように質問した。そして「こんな残酷なことが行われている場所に北朝鮮の同胞たちが暮らしていることに胸が痛む」と話した。
26日、ソウル市鍾路区仁寺洞のソホ・ギャラリー。この日開幕した「北朝鮮人権特別展」では、北朝鮮に今も存在するとみられる政治犯収容所6カ所のうち、平安南道北倉郡の「18号収容所」を再現した模型が初めて展示された。
横70センチ、縦1.5メートルの模型は、公開処刑場をはじめ、強制労働場や監視小屋、収容所を取り囲む鉄条網など、18号収容所のあらゆる施設を生々しく再現している。模型を眺めていたイ・ミンヨンさん(17)は「学校では、北朝鮮にこのような場所があり、恐ろしい拷問(ごうもん)が毎日のように行われているという事実をきちんと教えてくれない。私だけでなく、同じ年ごろの子たちもこの展示を見て、何かを感じ取ってくれたらと思う」と話した。この模型は、18号収容所に28年間収容された脱北者のキム・ヘスクさん(49)の証言や記憶を基に再現されたものだ。キムさんは、祖父が6・25戦争(朝鮮戦争)のときに韓国に逃亡したという理由で、1975年に同収容所に収容され、辛酸をなめた。2008年に中国経由で韓国へ入国し、北朝鮮の政治犯収容所撤廃運動の先頭に立って活動している。
この展示展では収容所の模型のほかにも、拷問によってできた傷の写真や、脱北者たちの証言を基に再現した、処刑の場面を描いた絵など、約100点の資料が展示されている。
失業率の調査方法を変えるだけで、韓国の「事実上の失業者」が4倍以上に増えるとの研究結果が示された。
韓国政府の経済シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)が26日までにまとめた分析資料によると、国際労働機関(ILO)が提示する方法で失業実態を調査したところ、「事実上の失業者」の比率が5%から21%に上昇したという。これは、ソウルに暮らす20代の若者1258人を対象に標本調査したもので、アンケートでは求職活動の有無を問う前に就職の意思を尋ねた。
韓国の「統計上の失業者」は、前週に1時間以上仕事をしていない、直近の4週間にわたり積極的な求職活動をしているなど、さまざまな条件を満たした人に限られる。そのため、就職準備中の人や実際には求職中の人が失業者に含まれず、政府の失業率は実際をはるかに下回ると指摘されてきた。
KDIのファン・スギョン研究委員は「3%台の低い失業率が、雇用市場の『青信号』と受け止められるのではなく、統計への不満ばかりを生んでいる。積極的な求職活動をしていなくても、就職を望んでいる『潜在的な失業者』をきちんと見抜く必要があるが、現在の調査方法では不可能だ」と指摘した。
慶尚北道は27日、近隣を含めた5自治体の職員ら20以上が参加する会議を28日に独島で開くと発表した。慶尚北道は毎月10月を「独島の月」に定め、島の実効支配をアピールしている。
会議には慶尚北道と東海岸沿いの郡など五つの自治体の海洋水産課長らが参加。独島の実効支配強化や海洋政策などについて話し合う。
会議前には伝統衣装の研究家でデザイナーの李英姫(イ・ヨンヒ)さんが韓服(韓国の伝統衣装)ファッションショーを開く。
慶尚北道の担当局長は「独島守護の意志を国内外にアピールすることは意義がある」と話す。
青瓦台(大統領府)の警護処長に、警察の元トップだった魚清秀(オ・チョンス)氏が抜てきされた。李明博(イ・ミョンバク)大統領が27日に指名した同人事をめぐり、一部では残る任期の14か月間、組織安定に重みを置いたと分析する。
歴代政府はこれまでほとんど軍から警護首長を起用した。警察出身は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で任命された金世オク(キム・セオク)氏が唯一だ。軍が大統領警護の中核を担うのに対し、主に外郭を担当した警察からは少なからぬ不満があったとされる。そのため、今回は警察出身に警護業務の首長を任せ、こうしたあつれきの解消を図ったとの分析だ。
青瓦台の朴正河(パク・ジョンハ)報道官は魚氏について、「警備・情報業務など警護関連業務の経験が豊富で、社交性があり、警護処の首長として組織を安定かつ効率的に管理できる人」と期待を寄せた。
魚氏は業務推進力に優れている上、現場で指揮を執ることで知られ、大統領の信任を得たとされる。