極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

著作権使用料

2021-02-28 07:47:59 | Weblog
著作権というものがある。

私(とバンドメンバー)は1986年に1枚のアルバムを作成し、私たちはその著作権を
所有している。そして、その著作権は私の死後も遺族に相続され、その期間は70年である。
以前は50年だったが、2019年に法律が改正された。

ヒュー・グラント主演の「アバウト・ア・ボーイ」2002年(好きな映画)は、
ノース・ロンドンに住む36歳独身のウィル・フリーマンは、
父親の遺した印税収入により、何もせず気ままに暮らしていた。Wikipedia

とある。日本でも大作家、大作曲家の遺族は同じような人生を歩んでいるのだろう。

悲しいかな、私はそれ以後に著作権が発生するものを世に出していないので、現在のところ
「むらさき」に関する著作権しかない。

2021年現在の著作権使用料はどうなっているのだろうか。

著作権は株式会社フジパシフィックミュージックという会社が管理している。
1986年以降、私は度重なる引っ越しをしたが、その都度しっかり転居先を連絡しているので
フジパシからは、今でも「著作権使用料計算書」が届く。

著作権使用料は年4回計算され、毎回郵便で送られてくる。

最新の2020年4期を見てみると、

①大奥十八景BGM 

DVDの「大奥十八景」のBGMでバンドメンバー全員と佐久間さんとで作った。
2020年4期(2020年10月~12月)の期間で販売されたのは85枚。
85枚で金額は946円。(1枚約11円)
これから、JASRACが10%の手数料を引くので、851円。
851円の内、50%がフジパシの取り分で、残りが我々と佐久間さんの分になる。
メンバー5人と佐久間さんの1人で6人、851円の12分の1が個人の支払い額に
なる。
最終的には71円

この71円は池谷、青柳、安斎、亡くなったメンバーのご遺族、佐久間さんのご遺族にも
支払われる金額だ。同じ金額を共有して、なんだか気持ちがよい。

続いて

②むらさき

これは私の作詞作曲。同様にDVDが85枚だが、料金は微妙に違っていて
431円(なぜだろう?)また、「貸与」(レンタル?)でも22枚カウントされていて
25円。
それと、2014年に発売された「SAKUMA DROPS」にも収録されているので、
こちらが1枚(3カ月で1枚、、)で12円。

楽曲合計で468円、JASRACが手数料引いて(「SAKUMA DROPS」6%、その他は
10%)420円。
ここから50%がフジパシで、残りは私で211円。

③四万六千日

私と青柳で作った。この曲も「大奥十八景」で使われている。
252円。50%がフジパシで、残りを二人で分けて、63円。

以上である。



合計は345円。

345円が2020年4期の私の著作権使用料でした。
金額が少額のため、振り込むことができず、
「シハライクリコシ」である。

これが年4回あって、年末にはたとえ少額であっても振込がされる。

ちなみに2020年の支払額は4590円、源泉徴収額は467円だった。

1986年に発生した著作権にしては息が長い。




About a Boy (2002) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers






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