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LAT-1X(オーディオショウより①)

2004年10月08日 01時06分34秒 | オーディオ
9月末に集中したオーディオショウ。私は3箇所まわった暇人なのですが、その中から印象に残ったものをいくつかピックアップしたいと思います。
今回はこれ、KRELLのLAT-1X。末尾にエックスをつけるなんて80年代の国産アンプやスピーカーを思い出しますね。

全体のスタイルはLAT-1から特に変更ないのですが、前作では中高域がMTMとなっていたのに対し、今回はTMMとなっています。使用ユニットがTWにscanspeak R2904、MIDにseas の15cmマグネシウムとなっています(ウーハーは不明です)。

始めは480万円だったLAT-1が590万円だかに値上げした時には驚きでしたが、今回のLAT-1Xは800万円台だそうで。

ユニット価格が10倍になったって位の値上げなんですけど…

オールKRELLのフラッグシップ最新型による2000万円システム。まぁ、どうせ買えないのですが、音は非常に良かったですよ。例の非現実的巨大ブースの恩恵はあるにしても、あの実体感と自然さ、音の力感みたいなものが半端でなかったです。スピーカーとしての方向性を変えることなく完成度を上げたような感じでした。

正直、隣で鳴らしていたルーメンホワイトが癖だらけに聞こえてしまいました。まぁ、これにはこれの良さもあるんですけどね。

ちなみに私、リングドーム型TWの音は大好きです。皆、鮮烈な音がします。

いつかのPROSOUND誌で読んだのですが、「ある日vifa(およびscan)の技術者がお遊びでソフトドームの中心部を針で固定したら、鮮烈な音がして驚いた」というのがリングドーム開発のきっかけになったとのことでした。




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