●桜修館では. 「円の面積はなぜ3.14×半径×半径なのか」という問題が出題されました。また白鷗では, 「分数の割り算でなぜ割る方の分数をひっかえしてかけるのか」が問われています。普段「あたりまえ」のように使っている公式や計算のきまりそのものを説明させる問題です。これには普段考えたこともない人がほとんどで意表を突かれたことと思います。こういった問題が出ても何もかけない人の方が多かった . . . 本文を読む
●「割合」を理解しないままに中学に進むことの意味
「割合」が「わかった」というのは, 単に, 「100円の5%が何円か」が, 「わかる」程度のことを言うのではありません。私立の中学受験で出される程度の割合問題が, 「考えて解ける」というほどの意味です。「割合」と言っていますが, 割合に限らず, 比・縮尺・速さその他の諸々の問題 . . . 本文を読む
◎「心の指導」訂正版
「与える害悪」
親が学校が社会が子どもたちを人間にふさわしい扱いで接してきたのでしょうか。
「与える」ことばかりに熱心な親, 学校, 社会が子どもたちを損なってきたとはいえないでしょうか。
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◎高校入試案内
平成22年度都立推薦入試が, 27日ありました。竹の会からも唯一の1名が受験してきました。
都立学力検査は2月23日の予定です。平成23年度高校入試まで, ちょうど1年です。竹の会には, 来年度入試を控えた中2が何人かいます。かつての竹の会は高校入試の受験生で盛況でし . . . 本文を読む
◎今週から, 塾の指導周期が正常の周期となり, また読書と思考の時間がとれるようになって, うれしく思っています。ブログを毎日執筆するのはたいそうきつい仕事なのですが, 私の拙い文をたくさんの方が読んでくれていると思うと書かずにはおれません。この1週間はブログランクがほぼ5000~6000番のあたりに定着していて, なにやら今まで . . . 本文を読む
◎「心の指導」第1編加筆訂正
○指導観の形成
指導とは何か。
竹の会の十余年は指導に悩んだ私の軌跡です。幾度となく壁に突き当たり, 悩みそして絶望し, そしてあるときは困惑し憤り, そしてそれからほんの一瞬の感動もありました。私は理想の指導とは何 . . . 本文を読む
◎「心の指導」第1編「指導の神髄」
●「教えるのは矛盾」より
注
本日は私の「心の指導」第1編に加筆修正した原稿となります。「心の指導」を執筆したのは平成9年10月ころでした。その当時と今では, 私の指導経験もかなりに豊富となり, それまでに読んできた書 . . . 本文を読む
◎試験の心構え
試験というものは, 1回限りの真剣勝負とあって, その心のありようも尋常ではない。つまり, 平常心のままに試験本番に臨める者などほとんどいない。いつもなら周りも舌を巻く実力者が, こと試験となると本番独特の雰囲気に呑まれて苦汁を嘗めるということもよく聞く話しである。
私は時 . . . 本文を読む
◎今日は連続指導の最終日である5日目です。この時期の竹の会の子どもたちはみな真剣ですね。それにとても真面目だと思うんです。とにかく目の前の巨大なものと必死に闘っているという気がします。冷酷かもしれませんが,
こういう仕事をしているとこの時期の子どもたちの赤裸々な能力というものがよく見えてしまうんです。この問題は解けなければというのがある。これは解いてもらわなけれ . . . 本文を読む
◎本日も「心の指導」第4編の続きをご紹介します。今週は連日の指導でブログで新規の原稿を書く余裕がありませんので, 私の旧著をご紹介することとしてます。つなぎ記事のつもりでしたが, 多くの方のアクセスがあり, 読んでいただいていいるようで, これは今日もお休みするわけにはいかないなと掲載記事を載せることにしました。
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◎「心の指導」第4編第1章より
下記は平成9年に発刊した拙著「心の指導」の内容を紹介したものです。それに先立って私は「竹の会指導論集Ⅰ」を平成2年ごろに出しています。 私が「指導論集Ⅰ」を出してから、早七年の歳月が経としています。あのころに比べると竹の会も随分変わりました。今では、私の執筆した」テキストも相当な数になります。 . . . 本文を読む
◎竹の会「心の指導」とは
拙著「心の指導」はしがきよりの引用 はしがき 「竹の会指導論集Ⅰ」が出たのは、1991年の9月のことでした。「Ⅰ」となっているのですから、「Ⅱ」を出す含みがあったわけです。実際、私もそのつもりでした。しかし、現実の指導のなかで、 . . . 本文を読む