竹の会にも公立中高一貫校をめざす小4や小5が何人かいます。そういう子どもたちに合格レベルの思考力をつけていくのが, 竹の会の責務です。現在竹の会の指導は, 常識としての国語能力の育成そしてもっとも重要と考えられる「思考力の育成」に向けられています。後者のためには現在「思考の素」と題した私の創作作品が使われています。気になる方もいるかも知れませんが, . . . 本文を読む
定期テストも終わり, 中学生はとにかく落ち着きを取り戻しつつある。ある程度予想はしていたものの中1の数学・英語はやはりよくない。中学の勉強というものは, 中1の後半から中2にかけて一気に加速する。実は部活などやるほど時間はないのである。毎日勉強に追われながら, 過ごすというくらいにやらないととても普通の子どもが成績を残すことはできないというのが事実である。中学に . . . 本文を読む
光陰矢のごとし。早師走。指導を極める。いつも理想の指導を追究して1年が終わる。
今年はなぜか, 小5が多かった。そこで去年の「割合」の指導手法を捨て, 新しい指導手法を考案した。去年はほとんどが小6であった。だから即戦力のある割合の指導法を考案実践した。しかし, 小5には去年の方法は使えないと思った。そこで「割合アイデアノー . . . 本文を読む
今から十数年も前の高校入試といえば, 都立は学校群制度が闊歩し, とにかくどこかの都立に入学できるというシステムが勉強しない子どもたちをたくさん増殖させました。もちろんそれでも都立に行けないというできの悪い子もいたわけですが。そのころの都立志望の親たちは長閑なもので高校入試の準備は中3になってからというのが普通でした。塾だって中3になってからという家が多数ありました。そのころ. . . . 本文を読む
なにも考えない子どもたち。
私は次のような問題を作りました。
「うどんは小麦粉と10%の食塩水を混ぜ合わせて作ります。うどん10食分を作るのに, 小麦粉800gと, 小麦粉の半分の重さより10g多い食塩水が必要です。うどん1食分を作るために必要な水は何gですか。」
この問題には, 3つ . . . 本文を読む
ここ何日か新レジュメ「1%」のある説明に悩んでいる。いや小学生と中学生のための理科・社会についても, 実はまだ手をつけられないでいるのだが, それはそれとして「1%」の方はひとつの難問に突きあたっている。もともとこのようなレジュメを書こうと思ったのは, 思考が得意でない子どもたちが意外と多いという認識からだ。俗に「思考のかけら」もないという言い方がある。考えた跡 . . . 本文を読む
11月中は会員のみの申込を受けつけています。
12月から非会員の申込も受けつける予定です。
定数(現在竹の会にある席数)に達した時点で, 申込は終了します。終了はこのブログでもお知らせします。またHPの「お知らせ」のページにも掲載します。
漢 . . . 本文を読む
子どもたちに「割合を理解させること」をライフワークとしてどれくらいの歳月が過ぎたであろうか。研究と実践つまりは試行錯誤の繰り返しをもうどれだけ繰り返してきたことであろうか。
研究のためにどれだけの文献を読み漁ってきたことであろうか。日々の新聞に出る出版情報は逃さずチェックします。書店をまわり, 算数に関連する出版物は必ずチェックしてきました。よく考えています . . . 本文を読む
昨日は久しぶりの晴天でした。久しぶりに青空が広がり気分爽快でした。気温も日中は18℃に達したそうです。
中1について。
数学は方程式から比例に入りました。方程式の計算は間違いが多いですね。方程式ばかり練習させてきたところで, いきなり文字式のレジュメをやらせたところ, 案の定, 分母を払 . . . 本文を読む
わたしはときどき医者にでもなったような錯覚をもつことがある。竹の会には様々な理由で結局「大手を選ばなかった」人たちが集まったわけである。能力はあるが大手に合わないという人もいるだろう。が, 圧倒的多数は大手にいけばまずつぶされるであろうことは間違いないような子たちである。そういう子たちの大半は竹の会の身の丈ほどの指導により順調に伸びていく。時間はかかるが少しずつ . . . 本文を読む
日増しに寒が強まるような気がする。そろそろ教室にもガスストーブの準備をしなければと東京ガスに電話をする。普段はエアコンで十分だが, 本格的な寒さのときにはガスストーブにはかなわない。欠点は常に小窓を開けっ放しにするため, 冷たい風を我慢しなければならないことか。換気には気を遣う。寒くなるとインフルエンザが流行り出す。ひところはいや今も「ワクチンをうて」と喧しい。 . . . 本文を読む
冬期「東大附属直前対策」メニュー
(1) 「思考の素」
現在制作使用中の原稿の冬休みバージョン。小4・小5共通。東大附属の算数的分野はこのシリーズで対応。
(2) 作文
竹の会塾長の模範作文を示すことによって, 作文とはどんなものかを啓蒙する . . . 本文を読む
きのうは午前中から「英解の栞」第5章の解説執筆に時間をつかった。土日はずっとこの原稿が入る。英語の原文をなるべく金曜日までに打ち込んでおく。そうすれば土曜の朝からいきなり解説に入れるからだ。今取り組んでいるのはプログレスの副読本のシリーズ8だ。受験に必要なあらゆる文法が織り混ぜられている良品だ。文章は粗いが受験入門にはいい。以前よく使ったシリーズ6からは, 同じ . . . 本文を読む
「思考の素」シリーズの執筆が快調に進んでいます。最近, まわりにヤマのように積んであった過去問集をすべて片づけてしまい教室に運びました。手元には今年度版の都立区立中学過去問集&東大附属過去問集のほか, 公立中高一貫用過去問全国版と私立中算数過去問全国版のみを置いています。あっ, それと国立の中学入試過去問も必需品でした。毎日のようにページをめくるのは, . . . 本文を読む
どれほど子どもたちの思考というものに対する抵抗勢力と闘ってきたことであろうか。子どもたちは思考するということを回避する傾向が強い。解答があればすぐに飛びつく。正解を盗むことにもたけている。おそらく考えるということがストレスになっているのだろう。考えることは苦しみととらえられる傾向が強いのだろう。「わからない」ということはとにかく面白くない。楽しくない。楽しくないことはやりたくない。だから子どもた . . . 本文を読む