ご存知のように竹の会の指導コンセプトはもちろん「思考力を育てる」です。今日はこの「思考の力」による受験攻略について少しくお話ししたいと思います。
例として, 高校入試の数学を挙げてみます。
入試数学というのは, おおまかに言って次のような単元項目からなると言っていいかと思います。
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他塾のことはわかりません。たとえば, 小学生で大手塾に行くのはそれなりにできる子たちないしは勉強に関心の深い家庭の子たちでしょう。かつてはそのような進学塾に行く子たちと塾に行かずに公立中へそのまま進む子たちとは, 一線を画するものがありました。経済的な理由というものが大きいと思いますが, 高学歴の親か, 親の知的なものにに対する見識といったことも影響したと思いま . . . 本文を読む
入会後6カ月くらいまでの期間は試用期間と考えたほうがいいとこのところ思っています。
入会してまもない頃は熱心に勉強していても, 次第に慣れてくるとどうしても勉強しない子が出てきます。実はここで2通りのパターンに分かれます。ますます勉強熱心になる子と次第に勉強から興味が離れていく子です。実はこの2パターンの子はいずれも能力が高い子が多いのです。要するに, . . . 本文を読む
竹の会の夏は長時間指導にこそ意味があります。
1日7時間は理想的な指導時間です。これより短くても長くてもだめと思っています。8時間だとやはり集中の限界を超えている感が強い。かつてのパスポートは1日10時間でしたが, 結局3時間は集中が切れ無駄にしていたと思います。やはり集中が続かないのです。逆に, 6時間だともう少ないですね . . . 本文を読む
子どもたちを指導していて, 痛感するのは, 彼らに「関係性」のイメージが, ほとんど「ない」ことである。
このところ, 中1「会員」は, 1次方程式の文章題に取り組み始めた。ところが, 問題レジュメを渡しても, 延々と白紙状態が続くわけである。そこで彼らを呼び寄せて, 一問一答を始める。一問一答は, いろいろな事実の中から, . . . 本文を読む
子どもたちに適性過去問を解かせるということについては, いろいろ考えさせられることがある。
もう4年前になるのか, 区立九段志望の子を指導したのは。夏に過去問(当時はまだ2007年度版のみしかない)を解かせたが, 1通を2から3時間ほどかかり仕上げた。作文に手こずったのを覚えている。そのときは, できない問題もあったが, で . . . 本文を読む
竹の会には, 例外的に, 中学生がいます。ご存知のように竹の会では中学生はとらないこととなっています。蛇足ですが, なぜか今年は中3がいつもより多くて正直しんどいです。
現在いる中1は限定3枠のみ認めた子たちです。勉強熱心なことというのが, 入会の条件です。
今いる子たちは皆普通の子たちであり, 努力しなければあっという . . . 本文を読む
平成9年前の話しですが, 4月に入会した中1の女子が, 秋には竹の会を止めて, 英語が評判のU塾に転塾したことがありました。
U塾は英語の塾だと聞いていましたが, 数学もやるのだそうです。この女子生徒は英語で評判のこの塾に移りました。その生徒及び親の誤算はその塾がまさに英語だけで評判だったことです。その女子生徒はその塾が「数学もやる」と聞いて, . . . 本文を読む
ここ何年かのことであろうか。私は子どもたちの「分からない」という心の状態が見えるようになった(と思った)。心の動きを変化が手に取るようにわかるようになった。なかなか勉強に集中しない子たちの心, 勉強に飽きてもう「勉強したくない」という心, ゲームが大好き, 遊ぶの大好き, 家族といっしょのお出かけが大好き,・・・。いやいやそれが普通だと思います。私が, . . . 本文を読む
近年竹の会では小学生を指導の対象とする。これは中学生をとらないこととしたことの裏面である。
ところで, 多くの小学教師が「割合」が小学生にとって難しいという認識で一致している。一部の秀才小学生を除いて, 大手他の塾で学ぶ小学生の多くが「割合」の理解に困難を感じていることも想像に難くない。
ところが, 学校の教科にしても, . . . 本文を読む
炎天の夏がやってきました。夏期指導初日はこれからの指導の見通しを立てる意味でかなりに重要です。例えば, 中1ならどのくらいの量のレジュメをこなせるか, 中3の指導の科目ごとに充てる時間の目安, 適性問題をどれくらいの時間でこなせるか, などなど様々なことに気を配ります。
おかげでいろいろと試験できました。
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現在の竹の会の指導は, レジュメ指導においてその完成形を見ることができるのではないかと思います。
竹の会創設期からの指導方法の変遷は, 近年において思考力を確実に引き上げる定番指導法としてのレジュメ指導法の完成において, 確固たる竹の会の指導システムとして結実したと思っています。
近年パソコン及びソフトの技術進化は竹の会 . . . 本文を読む
「祝う」と「呪う」って, 似てますね。どうも語源は同じらしいですよ。いずれも「名付ける」という意味ですよね。祝の場合, 昔は, 『徳川吉宗の一字「吉」を冠して「吉○」と名乗れ』などというように偉い人の名の一字をのたまわるのが栄誉とされた。これも実は名で縛る。もらった名を辱めてはならないと縛るわけです。
呪の場合も, 名前で「縛る」。呪文で「縛る」というが, 「 . . . 本文を読む
○高校入試の超スペシャリスト
昭和60年10月竹の会開設, 昭和62年初の高校入試(このときいきなり青山学院高等部に合格の快挙)を経験後, 二十数年の間に渡って首都圏の高校入試指導に携わってきた。
思い出に残る合格の数々。ひとつひとつの合格に忘れられないドラマがあった。その合格のたびに . . . 本文を読む