草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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都立トップ校

2008年02月29日 10時42分42秒 | 
 都立トップ校と題したが, 学区制撤廃から何年過ぎたか。このところ 都立のトップ校もほぼ固まりつつある。本年竹の会から合格した都立西は竹の会では2人目の合格であった。過去ここに合格した男子は素内申44(45点満点)で推薦合格したものであったから, 一般入試の合格者は初ということになる。その同じ年に都立国際に推薦合格した女子は内申45つまりオール5であった。都立国際 . . . 本文を読む

都立西高校の合格を祝す

2008年02月28日 13時44分50秒 | 
 本日都立高の合格発表があり, 竹の会の中3女子が無事合格しました。彼女はすでに豊島岡女子学園を一般受験して合格を決めていますが, 第一志望は都立西であり, 私も合格が決まるまでは, 沈黙してきました。  彼女は小6の4月に竹の会に入会しました。あれから4年黙々と竹の会の指導を受けてきました。中1では特別指導に在籍し, 中2になって理科・社会の指導を申込み, . . . 本文を読む

中途入会者はなぜ挫折するのか

2008年02月24日 10時05分32秒 | 
 23日は都立高入試の日だった。今日の朝刊には問題と解答が別紙で綴じ込まれていた。竹の会での純粋の受験者は1名のみだ。純粋というのは, 少なくとも中1の4月から指導を開始した子という意味だ。竹の会の中学生は小学からいる子がそのまま続けているというのが一般だ。ここ何年かは中学の募集はしていない。公立中の学力不振は深刻で, 子どもたちの学習意欲は最低だ。そのため塾での . . . 本文を読む

木を見て森を見ず

2008年02月22日 10時22分39秒 | 
 公立中高一貫校の来年度適正検査のため指導について, 現在思案を重ねている。東京都は全国に比べるとかなり出題に特色があることは明白である。今後は都立出題の1問を分析しその特化した適正の対象を訓練し練習を重ねるという手法が効果があるのではないかと漠然と思念している。現在の構想は4月からの指導において, 新レジュメに具体化する計画だ。 . . . 本文を読む

失敗する可能性のあることは失敗する

2008年02月19日 10時39分13秒 | 
 表題は有名なマーフィーの法則の一つである。指導において最初に直面する懸念は入試本番において見事に現実化する。  長年子どもたちを指導してきて得た真理のひとつである。  小学生の場合は, 成長差もさることながら, 能力差というものが, 歴然としている。純粋の知能差というものがある。さらには小学生にはつきものの精神的未熟さという . . . 本文を読む

国語の力をつける

2008年02月18日 11時59分17秒 | 
 実は少なくとも小学生については国語の特効薬は語彙につきると考えている。どうしても国語ができない小学生に竹の会が受験直前にやるのがこの徹底して語彙を増やすという指導である。受験直前という追い詰められた状況が集中を加速し語彙が増えるに比例して子どもたちの国語の得点がみるみる上がっていく。よく読書をしなさいということがいわれるが, 読書には語彙を増やすという効果があり . . . 本文を読む

問いに答えることの難しさ

2008年02月17日 13時06分17秒 | 
 実は本年の竹の会の公立中高一貫校受検者の中には, 合格見通しの子が3人はいた。そのうちの1人が合格したのだが, 落ちた2人は能力的には去年の九段合格者と比較しても能力的には同列といってよかった。今年合格した1人をも含めて, 合否を分けたのは, 「問いに答える」ことができたか否かということのような気がする。私は「問いに答える」ということを, どれくらい注意してきた . . . 本文を読む

高校受験における準備期間

2008年02月16日 21時33分34秒 | 
 竹の会で早稲田実業高校の合格者が出たのは, 平成10年のことであった。この合格者は, 早稲田実業の普通部と商業の両方に合格した。 彼は立教高校(当時はまだ池袋のみ)にも合格していた。さらには慶応高校1次をクリアしていた。この子は, 中1のときから長時間コースで学んできたが, 中2までは, 比較的のんびりとした生活を過ごしてきた。中学入試で日能研に3年間通ったが . . . 本文を読む

小休止

2008年02月15日 11時48分16秒 | 
 都立入試が終わると, しばらくの間は時間の流れは緩慢な川の流れにも似たゆったりとしたものになる。ぼーっとしていると, 頭の中に次から次へと様々な指導の具体案が閃いては消える。メモ帳はいつも傍らにおいている。思いついたことをメモする。  去年の指導を通して, 答えの出ていないいくつかの課題について考えることも多い。公立中高一貫校に受かるには, 慶応レベルのある種 . . . 本文を読む

たった3人の高校受験

2008年02月14日 01時28分13秒 | 
 このこところ公立中の生徒を指導するのは, 実は気のりがしないのです。ここ何年か, 竹の会にやってくるのは, 極端なまでに学力不振の子とか, まるでやる気のない子とか, ばかりなわけです。私は内心辟易としていました。もちろん まじめに努力する子どもなら大歓迎です。私も子どもを選ぶようになりました。そういうわけで入会をお断りすることもあり, . . . 本文を読む

指導に悔いなし

2008年02月10日 10時21分20秒 | 
 過熱気味の公立中高一貫校人気の中で, 竹の会でも, 数人の公立中高一貫校志望の小学生を指導してきた。竹の会では, そのほとんど九段中を志望するという異常さであった。九段40人枠の中に僅かな人数しかいない竹の会何人もいるということはやはり異常だった。今年の指導は,  私立中受験志望者も含めて, 指導の過程で失望する頻度が異常に多かった年であった。受験直前はほんと . . . 本文を読む

試験に「弱い」子

2008年02月08日 12時04分55秒 | 
 追い込み時期になるとほとんどの子どもたちは必死に頑張る。志望校に入るということが現実味を帯びてくる時期である。大手に子どもを通わせる親たちの中には, この時期に豹変することが多い。それまでの一見, 冷静とも思える判断は木端微塵に打ち砕かれてしまい, いつの間にか泥縄思考でドタバタし始める。しかし, 実は, そういう結果は早くから . . . 本文を読む

テキストからレジュメへ

2008年02月01日 10時27分45秒 | 
 かつてはテキストを大量に執筆した。あの頃はワープロ専用機の時代で何台も買い替えたものだった。今のパソコンと違って様々な制約があり作るのに苦労した。パソコンが進化し時宜に即した教材が即時に縦横無尽に作れるよになった。2008年度公立中高一貫対策指導では, レジュメ指導が進化かつ深化した。その余勢をかって高校入試のために数学レジュメを作成してきた。詳細な解説も書いた . . . 本文を読む