花粉症の正体
今年は、杉花粉でずいぶんと苦しんだ。去年は、くしゃみよりも、目にきた。今年は、両方だ。幸い、市販のクスリに医者の出すクスリと同成分のものがあり、これが有効だった。とはいっても、ティッシュとマスクは離せないものだった。実に、割り切れない忌々しさがある。
日本の山という山に杉を植林してきたのは、林野庁、つまり国だ。おかげで春になると、それはもう大量の杉花粉が飛散する。5月はひのき . . . 本文を読む
「先生、暫くでした。実は田舎に帰っていました。昨日の夜遅く、東京に着いて、朝になるのを待って、とにかく先生のところへと考えて来てしまいました。」と迷洋君が妙にまじめ顔だ。
先生は例のように茎ほうじ茶を入れながら不思議そうな顔をして迷洋君の顔を見る。迷洋君の横にはこれまた悩み深い犀角君がなにやら難しい顔でかしこまる。
「迷洋君の実家は確か九州の福岡でしたか。何かありましたか。」と先生は心配そうに . . . 本文を読む
久しぶりにペンをとる気になった。去年からずっと忙しくてほかのことを考える余裕もなかった。冬は受験時期で私には過酷な毎日だった。しかも、体重が増えすぎて、ついには持病の通風が2年ぶりに再発した。これには少し反省して以後食事制限の日々をおくることしばしとなった。おかげで体重も8kばかり減り、少し体が軽くなった気がする。
執筆が中断している「納屋味先生の独白」は、なんとか続けたいと思っている。ようや . . . 本文を読む