平成２３年の８月のこと、まったく算数を出してこない小６に業を煮やして声をかけて初めて何も理解していないことを知ったときのショックを今でも忘れられない。 いやかなり前から兆候はあった。もう1か月も算数のレジュメを出してこない、「わからないのか」と訊けば首を横に振る。いや騙される理由は確かにあった。かなり高度の食塩水の問題を解いたことが何度かあったことだ。それでこの子は「理解して . . . 本文を読む
お早うございます。１０月２７日、日曜日、長時間指導の日です。外気温は１２℃。空は雲一つない青空です。
いよいよ１０月も残すところ今日を入れて５日となりました。１１月は落ち着いて勉強できる最後の月です。１２月と冬期を終われば実質受験勉強は終わりです。２２年に桜修館に合格した杉山太一君はすでに１０月には「解き直し」７回を終わらせ類い希なる作文力を考えれば . . . 本文を読む
今日も朝から、雑事に追われました。教室の配水管清掃がありましたので、ついでに某高校の推薦問題をコピーして答案化、この高校の過去問が４年分しかなく、ネットで探してさらに３年分をなんとか手に入れました。７年分あればなんとかなります。これから、各科目すべて解いて徹底的に出題の分析をします。とにかく解かなければ何もわかりませんから。私立というのは学校によって出題にかなり偏りがあります。偏りはある意味、次 . . . 本文を読む
台風２７号がようやく速度を上げて、つまりは偏西風に乗って北上を始めました。今夜は関東も強雨の予報が出ています。一気に東海上を駆け抜ける勢いです。 この仕事をもう２８年もやっていると落ちる子というものの像がよく見えてくる。落ちる子というのは何かが欠けている。いや能力が足りてないのなら落ちるのは当然で、知能は高いのに落ちるという子はたくさんいた。 かつて栄光ゼ . . . 本文を読む
台風２７号はゆっくりと北上している模様です。天気図を見るとやや東にそれつつやがて偏西風に乗り速度をますかと思われます。１７日にはすでに通過した後と推測されます。今日も朝から慌ただしく、いや中３や小６にかかわる仕事を最優先していますので、なかなかブログに手が回りません。 都立中受検でも高校受験でも当の指導する相手が心が離れている、他所を向いているというときは、たいてい指導は空振 . . . 本文を読む
塾のありようを追求して必然的にこういうかたちになったとしか言いようがありません。 昭和６０年１０月元代々木教室開設。発足当初は巷の塾さながらに学年別、ときには能力別のクラスを編成しての授業方式をとりました。高校受験専門の塾として、ときには中学受験、そしてときには大学受験と様々な需要に応えながら塾のあるべき姿を求めてきました。少なくとも平成１６年頃までは高校受験主体の指導をして . . . 本文を読む
もう夜になってしまいました。今日は朝８時４０分に医者に行きそれから教室へまわり絨毯を敷いたり、机を設置したりと、忙しく動き回りました。午後は明日の準備のためにずっとかかりきりでした。ようやく切りがついたのが５時過ぎ、しばらくうとうとしてまた今度は執筆をしまして、こういう時間になってしまいました。 先日早稲田進学会の模試の結果を持ってきた小６の一人ですが、適性の点数はかなりいい . . . 本文を読む
都立入試は、国語についても、独自問題出題校と都立全体に共通の問題を出す高校に分かれる。 わたしの経験では、独自問題の国語については、かなり国語のできる生徒でも７０％をとるのが大変であったように記憶している。平成２０年に都立西に合格した女子の指導の記憶である。 共通問題については、これまでもう２０年以上にわたって生徒を見てきたのでわかっている。 . . . 本文を読む
よく「入試は数学で決まる」と言います。難関国立大学では特にそうです。ただ昨今の入試は、センター試験のみとか、ＯＡ入試とか、抜け道もいろいろあるようです。私の大学のときの同期が、数年かけて九州大学を卒業しそれから浪人して長崎大の医学部になんとか入りましたが、あのときは共通一次試験と生物と小論文だけでした。それはともかくとして、国立大が、数学勝負だということはこの私が一番よく身をもって経験してきたこ . . . 本文を読む
お早うございます。昨日は台風２６号に翻弄されました。わたしはどうも台風と縁が深く、過去何かを計画すると必ず大型の台風にみまわれて気を揉む経験をしております。別に何も科学的根拠はない、ただの素朴科学的な感情に過ぎないのですけども、台風とはいつもいいタイミングで遭遇することになっています。 タイミングという言葉でふと子どもたちが機を逸するのを歯がゆい思いで気を揉んできた日々が蘇っ . . . 本文を読む
竹の会塾生の親御さんの「草枕」の日ごとの読書率が、１００％であることはまちがいないと思います。本日は予備の指導日でしたが、台風２６号の襲来で急遽中止しました。その旨を草枕」に載せただけで完全に連絡網として機能しました。実はわたしは３時半から4時半までは教室に待機していたのですが、全員にまちがいなく伝わったことを確認しました。「草枕」恐るべしです。「草枕」は今では毎日５００人前後の訪問者があります . . . 本文を読む
塾の先生にとって、子どもから「わかった」という証しの取れない指導ほど虚しいものはない。これは少なくともわたしには相当なストレスとなる。わたしが強いストレスを感じるのはそれだけではないけれど、一般的に指導が円滑に進められない事態というのはやはり相当なストレスである。心身の不調を伴うほどにストレスが蓄積される。 わたしは兆候に敏感である。子どもというのはすぐ行動に出るから、何を考 . . . 本文を読む
お早うございます。何日か蒸し暑い夏の名残が続いております。今日あたりからまた秋の天気がもどってくるとのことです。夏日といってもやはり空気は秋の空気で、熱中症はないですね。今年の８月でしたか、炎天下でカートを引っ張って頭をやられました。あれが熱中症というやつなんですね。外気で全然違うのだということを勉強させられました。人間の体温が３６．５℃ですから、日中３４℃もあったら体のエンジンの冷却不能でオー . . . 本文を読む
お早うございます。秋らしさがなんとも心地よい朝です。２０１２年５月６日に渋谷教室を開設して二度目の秋です。元代々木教室を閉鎖したのが、２０１２年７月２０日でした。２０１２年は塾の本拠地移転にともなう雑事に追われながら多忙を極めましたが、しだいに新設竹の会の「かたち」が見えてきた冬でした。あの年９月に入会した小６女子にわたしは１０月頃に「このままがんばれば受かる可能性が強い」といった主旨のことを言 . . . 本文を読む
お早うございます。昨日は小４がひとり体調不良ということでお休み、中２が咳が止まらずお休みしました。 小４の指導は難しいとつくづく思いました。「わからない」が続いて嫌になってきた、勉強が嫌になってきたのかもしれません。そういえば、今小５の女子が小４のときはずっと１年間計算ばかりでした。割合どころではなかったのです。逆算がなかなかわからずに涙を流す子でした。わたしはこの子に気長に . . . 本文を読む
