草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

数学記号を理解することが数学

2014年04月30日 10時29分32秒 | 
 お早うございます。本日は指導日です。あいにく雨模様ですが、熱心な竹の会の子どもたちはきっと全員休まずやってくることでしょう。今日は4月30日、4月最後の指導日です。この「いい季節」は1年でもほんの少しの期間です。次の指導日は5月6日でこの日は竹の会の渋谷教室開設2周年になります。竹の会元代々木教室ができたのは昭和60年(1985年)10月のことでした。それから数えると今年の10月で竹の会は29年 . . . 本文を読む

高校入試は、数学、英語の真力を培うのでなければ成功はない

2014年04月29日 21時42分11秒 | 
 例えば、英語、数学について、都立共通問題なら90点~100点、都立独自出題校問題なら70点、少なくともこれだけ取れる力がなければダメということである。  私立高校の数学、英語については、例えば、農大一高レベルだと、都立共通問題で80点を取る子でも、20点~40点しかとれないかもしれない。  私立高校では、國學院や國學院久我山あたりを中堅校としていいと思うが、こ . . . 本文を読む

いい季節は駆け足で去って行く

2014年04月29日 09時52分30秒 | 
 お早うございます。心地よい季節を惜しむように4月は終わろうとしています。昨日は姪を訪ねて2年ぶりに上京してきた姉に会うために小田原まで行ってきました。姉は入退院を繰り返し入院したときは病室から悲痛な電話がありその度にどんなに心を痛めてきたことでしょうか。元気になった姉は24日の夜にわたしの家に一泊しました。初めてのことでした。指導の準備に追われながら姉との再会を懐かしみました。母の思い出を共有す . . . 本文を読む

微調整

2014年04月25日 10時14分34秒 | 
 お早うございます。春のやわらかい気候が心地よい、ほんとうにいい季節になりました。厳しい寒さが続いた後の春はまた特に愛おしくもあります。次の指導日の準備が気になりながらいろいろと時間をとられて焦っています。とにかくレジュメの準備だけはやっておかなければと時間を見ては問題を解き、レジュメに構成し、執筆にとりかかっています。  プロのパイロットの操縦を画像で偶然見たのですが、ほとんど . . . 本文を読む

春という季節を愉しむ

2014年04月24日 10時43分25秒 | 
 水曜日は一人も休まずにみな元気な姿を見せてくれました。季節は一年でもっともいい季節になりました。穏やかな天候とほどよい日光、そして歩くと少し汗ばみ、ほどよく冷たい風を受けて爽やかな気分ほ満喫しています。一年でもっともいい季節です。もうすぐ花粉も終わりそうです。昨日は、計算のテキストを忘れたという子(この子は2回目ですね)、割合のレジュメ集を忘れたという子がいましたが、ときおりそういう子がいます。 . . . 本文を読む

「差」を考える

2014年04月22日 11時51分11秒 | 
 お早うございます。昨日はどんよりとした雨雲が天を覆い小雨のぱらつく肌寒い一日でありました。指導のない日はたいてい渋谷のジュンク堂に出かけますが、建物の中はまだ暖房を効かせているようでいきなり汗ばんできます。日曜日の指導をいろいろ反省して水曜の指導を組み立てるのですけれど、中二日だとかなり時間に追われます。特に、計算を仕込み、割合を仕込み、自分の頭で考えて判断しながら進めていけるようになるまではと . . . 本文を読む

指導のあった日はいつも少し気落ちして・・・

2014年04月21日 01時31分36秒 | 
 いつも思う。「子どもたちに今日はいい指導ができたのだろうか」と。ひとりひとりの顔を思い浮かべては指導のありようを反芻していく。子どもたちの反応に失望し、時には、そう安堵し、思いの外理解を示した子に少し驚き、予想外の伸び代を見せた子に意外な一面を見て、わたしの予見できない伸び代に神頼みする。予想通りに「できない」パターンを踏みつつある子にもうそう長くは竹の会にいることができないのではないかと、悲観 . . . 本文を読む

1つだけ

2014年04月19日 00時12分54秒 | 
 「二兎を追う者は一兎をも得ず」  言い古された諺である。人は欲深いものである。こんな簡単なことも信じようとしない。いや二兎どころか、三兎でも四兎でも手に入れることができると信じている者もいる。  わたしはよく思う。人間というのは一度に複数のことを考えることなど絶対にできっこないと。これは人間の根源的な弱さなのだと思う。  デカルトの「方法序説 . . . 本文を読む

いつか故郷を出ると誓った日々

2014年04月18日 16時07分10秒 | 
 わたしは大分県の別府市で生まれました。少年時代を過ごしたのは別府でした。山と海に囲まれた、温泉の溢れる街でした。  わたしは小学時代父が恐くてそのことしか思い出にないのです。わたしにやさしかった父の思い出などありません。わたしが道を外さずに生きて来れたのは優しかった母と祖母(父方)のおかげです。母はいつも泣いてわたしをかばってくれました。母方の祖母はわたしの記憶にいつも床につい . . . 本文を読む

教科書考

2014年04月17日 10時49分38秒 | 
 お早うございます。教も穏やかな天気です。昨日はことのほか花粉の症状がひどかったのですが、スギ花粉ではなくどうもヒノキ花粉なのでしょうか、ヒノキには強いと思っていましたのでややショックでした。  ところで竹の会には少ないですけど中学生がいます。その中学生について、これまで理科や社会は当然悪くて80点台、普通に90点台はとるのが当然と考えてきましたが、どうもそれどころか70点をとる . . . 本文を読む

小学生は訓練しなければ・・・

2014年04月16日 00時56分49秒 | 
 竹の会で訓練を受けてみてその意味を初めて悟るのだと思う。小学生というのは、きちんと訓練しなければ使いものにならない。公立小で「よくできる」をそろえるレベルの子でもおそらく割合などの訓練をしなければ全く使いものにならない。これは竹の会に入会して竹の会というシステムで訓練を受けてみて初めて知ることなのだと思う。学校で「できる」とされ、親も「よくできる」がそろっているので安心し、みなからも「よくできる . . . 本文を読む

わたしは高校入試の仕事人である

2014年04月14日 22時30分37秒 | 
 わたたしは一定の小学生ならわたしの指導によって驚くべき思考人に育てることができると思っています。  わたしの指導技術は他の真似のできないプロの仕事と思っています。その子をどう導くかを頭の中で策定し戦略的に導いていくものです。その結果、所期の目標をひとつずつ片付けていくのです。  実際に、子どもをわたしに預けてみればわたしの指導技術というものが偽りのない本物であ . . . 本文を読む

竹の会算数指導レジュメの系譜

2014年04月14日 22時09分48秒 | 
 竹の会は少なくとも入会試験を経て入会した子なら能力については指導に支障が起きることは想定していないはずであった。しかし、入会試験の合格基準を甘くして5題中3問ないしは6題中3問正解で合格とした子どもについてはその後の指導について困難が生じる例が確実にあること、さらには6問中5問正解者の中から脱落する子が出たりと予想外の事例を経験した。ただ6問中4問ないし5問正解者については成功する蓋然性が高いと . . . 本文を読む

鍛える日々

2014年04月14日 11時52分51秒 | 
 4月も早中旬に入りいよいよゴールデンウィークも間近となりました。お早うございます。 昨日は7時間指導で子どもたちは一人が途中で体調不良で早退したものの他の子たちはみな元気で勉強に7時間みっちりと集中しておりました。そう、確かに7時間、それこそ勉強に集中していました。ただ一部の女子を中心とした子たちは相変わらず指導室では騒がしい子たちで、わたしも少々煩わしさを感じております。指導 . . . 本文を読む

数学と算数の間に

2014年04月12日 22時34分30秒 | 
 昭和60年10月竹の会を始めたとき代々木中の2年生の女子3人が最初の生徒であった。2年後の昭和62年2月3月に竹の会は初めての高校受験を経験した。3人の女子は都立駒場、都立目黒。國學院久我山へ進学した。60年12月入会の男子は青山学院高等部に合格した。62年11月入会の男子は都立大附属に合格、この生徒は日大櫻丘にも合格したが、お母さんが大学進学に際して、「都立大ではなく日大櫻丘にすればよかった」 . . . 本文を読む