草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

これほど伸びるとは・・・

2013年02月28日 08時59分31秒 | 
 いや、新入会の子たちの話です。 2月入会の子たちがグングン伸びています。特に、小3は高い能力を秘めています。実は、入会試験でも、小3がいちばん感触がよかったのです。新入会の小4は、この1か月で通分から始めて逆算までマスターしてしまいました。逆算をマスターするということは、すでにして難易度の高い四則混合演算を自由自在にこなせるというのが前提なんですから、驚きです。 2月入会の子たちが伸びているの . . . 本文を読む

都立中合格の条件

2013年02月27日 08時45分44秒 | 
 お早うございます。今日は指導日です。気温4℃。午前中は雨、午後から晴れるようです。実は、今日は、10時から面談(会員の親御さん)がありまして、ゆっくりとはしておれません。  昨日のアクセス解析を見てみますと、それはもう圧倒的に高校入試関連のアクセスが多い。都立高校の合格発表を明日に控えて受験したみなさんは落ち着かない一日となりそうです。すでに自己採点をすませているでしょうから、 . . . 本文を読む

竹の会の合格力

2013年02月26日 10時50分23秒 | 
 お早うございます。今、3℃です。2月ももうすぐ終わります。今は、ようやく心身がゆったりと癒やされた状態にあるのかなと思います。新しく入会した子どもたちの指導のこと、来年が受検の小5のこと、いよいよ高校受験をむかえる中2のことなど、いろいろと心労はありますけど、それでも心身はストレスも少なく平静でいられるほどにくつろいでいます。都立中指導で心身が休まることもなかったあの時期ほどのことはありません。 . . . 本文を読む

子どもを伸ばす技術~心証と予感

2013年02月25日 09時35分48秒 | 
 お早うございます。ベランダの気温は3℃でした。厳しい寒ですね。家の中は、さすがに12.5℃あります。ホットカーペットだけなんですが、ずっとこれでやってきましたから、慣れています。滋賀の方はすごい積雪らしいですね。東京は滅多に雪が積もるということはないので、たまに降るともう電車は止まるし、とにかく何も対策というものは「ない」というのがすごいですね。  昨日は、入会試験を受けに来た . . . 本文を読む

「わからない」ならわかるまで鍛えるだけ

2013年02月23日 20時28分34秒 | 
 竹の会の子どもたちはみんないい子ばかりです。小3も小4も小5もみなまじめです。小4の女子が、「わかりません」とほとんど聞き取れない声でそっとレジュメを出してきました。内気な子です。かなり決心がいったことでしょう。目は真剣にまっすぐわたしを見ています。わたしは思うのです。「いいんだ。わからないならわかるまで練習すればいいんだから。もっともっといいレジュメを作ってきてあげるから、それで練習すればいい . . . 本文を読む

「勘違いだとしてしまいがち」な習性

2013年02月23日 12時06分53秒 | 
 お早うございます。今日も快晴です。気温は5℃。相変わらず厳しい寒さです。激動の2月ももうすぐ終わろうとしています。明日は、2月最後の長時間指導の日です。2月から通い始めた小3にはもういきなり割合の指導を始めてみました。毎回指導のたびにレジュメをあれこれ考えて作っていますが、どうもわたしのレジュメは昔から難しくなる傾向にあり、小3には理解できないかなというようなものを作ってしまいます。小3のみなさ . . . 本文を読む

勉強するのは深刻なことではない

2013年02月22日 21時57分15秒 | 
 勉強するということを四角四面にとらえてほしくない。まじめなのは結構だが、だからといって勉強を正攻法、オーソドックスでしかとらえられないとしたら、それは大変損なことであると思う。もっと気楽に考えてほしい。勉強の楽しさ、勉強の楽しみとは、「わかる」ということが一番であることはわかっています。でも実は勉強することの楽しみは別にもいろいろあるのです。  中学生になると、理科やら社会やら . . . 本文を読む

塾で1年を棒に振る人たち

2013年02月22日 11時09分19秒 | 
 東京には大手、中手、夥しい数の個人塾(竹の会はこの夥しい数の零細塾のひとつです)があります。大手ならわたしも名前ぐらいは知っていますが、中手以下だともうほとんど知りません。先日も今度中1になるという某私立女子小に通う方が見えられて、「竹の会では、私立は無理だ」ということを説明したのですが、そのときに「どこか、いい塾を紹介してもらえないか」と言われまして、わたしにはとんとわからないことで困りました . . . 本文を読む

小5の1年間を竹の会で過ごすということの意義

2013年02月21日 13時20分31秒 | 
 まず、本年小石川と白鴎に合格した女子2人ついて、入会時期が、それぞれ小石川合格の女子が小5の3月指導開始、白鴎合格の女子が小6の9月とかなりに遅かったということについて、コメントしておく必要があろうかと思います。二人とも竹の会に入会する前から受検を志し、それぞれにまじめに勉強していた子たちであったということは触れておかなければなりません。つまり、それまで勉強とは縁のなかった子が突然「受検したい」 . . . 本文を読む

再び「愚直に初志を貫徹すること」について

2013年02月21日 11時11分14秒 | 
 お早うございます。今日は快晴です。相変わらず外気は冷たく、体には厳しい日が続きます。昨日は2人が体調を崩し、1人が目にボールを受けて、お休みしました。人は体温を維持しなければなりませんから、やはり寒さは体に変調をきたす元です。体が冷えればそのことに気を取られて注意力も鈍りますからね。  竹の会は今では素晴らしいほどに静寂が支配しています。みなそれぞれに勉強に集中しています。入会 . . . 本文を読む

愚かな人間たちがいた

2013年02月19日 21時26分52秒 | 
 大鹿靖明「メルトダウン」の中に当時の内閣審議官下村健一のノートの一節がある。「批判されても、うつむいて固まって黙り込むだけ。解決策や再発防止策をまったく示さない技術者、科学者、経営者」(東電と経産省保安院、原子力安全委員会を指した言葉)。  あのとき、4号機プールの核燃料が爆発していたら、首都東京も被曝する、そのときは、3000万人の避難命令が出される。そういう事態になる可能性 . . . 本文を読む

合格に導く技術

2013年02月19日 19時24分08秒 | 
 指導のない日はいつも考える。もっともっと合理的で精度の高い合格へ導く技術のことを考えなければと。去年の9月に執筆を始めた「算数をクリアーにする」で、わたしは都立適性との戦いの中へと入っていった。毎日毎日考えた。都立の問題の出方を想定しては考えた。わたしの仕事のデスク周辺には、みくに出版の過去問集がいつも積まれていた。2007年版から2013年版。いつもページをめくっていた。声の教育社の都立過去問 . . . 本文を読む

この子は合格するであろうという感触

2013年02月19日 12時48分56秒 | 
 いったいこの子が合格するなどという確かな予見などというものがあるものなのか。  少なくとも算数においては、自分の頭で解いた経験の回数に比例して合格する蓋然性は高くなる、あるいは数学で言えば、自分の頭で解いた経験の回数に比例して合格する力は高まっていくということは確かな事実である。英語で言えば、長文読解力の高い者ほど合格する蓋然性は高い。これも確かな事実である。 . . . 本文を読む

小3に「割合」を説く

2013年02月18日 22時19分17秒 | 
 実はこの2月から小3の指導が始まったばかりである。小3の2月というのは、竹の会ではもっとも推奨している入会時期である。  この小3の指導については今年の指導からこれまでとちがった方法を試している。これまでの指導では、とにかく難度の高い四則混合演算をこなせるようになり、いわゆる逆算をマスターした段階で初めて「割合」の概念を導入してきた。しかし、去年から始めた入会テストの問題制作に . . . 本文を読む

一瞬の迷いが隙を生む

2013年02月18日 21時29分09秒 | 
 デカルトの「方法序説」には、いったんある方法を選んだのなら、もう迷ってはならない、愚直にその方法を貫き通すことが合理的であるという趣旨のことが論証されています。途中で今の方法よりも数段すぐれた方法が見つかったとしてもである。新しい方法に拠ることは、たとえその方法がどんなにすぐれたものであったとしても、最初からやり直すことにともなう様々なマイナスがあり、結局最初の方法をそのままやっていたほうが、と . . . 本文を読む