大手その他の塾では毎週か、毎月かは知らないけれど塾内テストというものをやるらしい。土曜テストという名前はどこかで聞いたことがある。竹の会では関知しないネットの噂で竹の会が出てくるらしい。あるところでは「竹の会にいたことがある」という人が「竹の会には塾内テストのようなものはなにもない」というようなことをコメントしていた。 確かに「ない」ですね。そもそも塾内テストというのは何でし . . . 本文を読む
適切な訳語のない語ですね。cross-reference です。refer は「参照する」の意です。cross は他動詞だと「横断する」あたりでしょうか。 IT用語でも使われているようですが、私が昔よく使ったのは、「1冊」の法律書を読むときに、意味曖昧な概念用語に遭遇するわけで、その度に他のページを参照しながら「読む」ということをやったわけです。とにかく他の関連用語、関連知 . . . 本文を読む
子どもというのは「教育」しなければならない。ゲームに現を抜かしテレビの下劣なお笑い番組の垂れ流しのままに時間を使い捨てにするなどあってはならない。もし子どもが無為に時を過ごすに任せた生活のままに放置するならばそれは社会的にも看過できない由々しき事態であろう。 子どもにはまず清廉な「志」をこそ教育しなければならない。昨今の志の欠片もない学者、官僚、企業人などの偏差値の超人たちが . . . 本文を読む
●マザーテレサのことば 考え方に気をつけなさい、 それはいつか言葉になるからです 言葉に気をつけなさい、 それはいつか行動になるからです 行動に気をつけなさい、 それはいつか習慣になるからです 習慣に気をつけなさい、 それは . . . 本文を読む
◯結果は見えている 他塾に通う子たちの実態を知る度に例外もなくお決まりのすでに結果は見えているある層の子どもたちの多数いることを思うと複雑な気持ちになる。竹の会にしてみればそういう子たちが多数いることは敵が減るわけでいい材料なのではあるが気持ちは晴れない。 大手をふくめて他塾というものが授業形式をとることは周知のことである。それで難関私立をめざす子たち . . . 本文を読む
夏休みも終わりですね。9月3日から始まるというところも多いようですが、早いところでは昨日からスタートしたところもあります。いずれにしても夏はもう終わりです。この暑さはまだ当分続きそうですけど、勉強のほうはいよいよこれまでの訓練をふまえて佳境に入りますね。小6は算数がかなり上達しています。これまでの合格者の中では小石川合格者は別格としても竹の会の過去の合格者の算数レベルに達した子が二人はいます。適 . . . 本文を読む
都立中高一貫校受検を志す人たちには2通りあります。塾に行く派と行かない派です。私立中受験だと塾に行かない選択というのは希有ですから、都立受検の特徴です。 平成18年から平成20年頃には塾に行かない都立中志望者はかなりいたと思います。都立中の実施する適性検査というものに対する対策はどこの大手も未知の分野で無方策といってよかったと思います。せいぜい類似問題を解かせるというのが対策 . . . 本文を読む
すでに「草枕」を長く愛読されている方にはあらためて説明する必要もないのですが、竹の会の「指導」とは、竹の会独自の意味合いをこめて使われているものです。竹の会の「指導」の特色としては、ひとりの子どもを「導く」ことに指導の核心を置いていること、その上でその子どもをいかにして「わかる」という枠組みを概念的に当該の子どもの脳に築き上げながら、「わかる」という認識を積み重ねてゆくことに力を注いでいることに . . . 本文を読む
平成20年に都立西にひとりの女子が合格している。彼女は平成16年の4月の入会、小6のことであった。同じ平成20年に桐蔭理数にひとりの男子が合格している。彼は平成17年の4月、つまり中1の入会であった。今年平成24年に、二人とも一浪して、都立西の女子はお茶の水女子大に、桐蔭理数の男子は東大文2に合格した。 この2人を指導した3年間は、ちょうどそれまで竹の会の中軸テキストであった . . . 本文を読む
白川静先生の字書は手元から離せない。白川先生の「道」という字のなりたちについての説明は衝撃的であった。「道」は、「途」とも書きます。後者は、土にはりをさし邪霊を除したものとされています。「道」は、祓い清められたところをいうとされています。道の字は、「首」の字と「辶」からなっていますが、「辶」(ちゃく)は、「歩く、行く」という意味です。異族の人の首を手に持ち、その呪力で邪霊を祓い清めて進んだという . . . 本文を読む
ネットがつながっているということがこんなにも幸せなことなのかとひしひしと感じています。書きたいときに好きなこと書ける、これほどの幸せがあるでしょうか。 今日はまた特に暑く感じます。渋谷教室では渋谷駅から10分ほど歩いてくる子たちのためにいつもアイスを用意しています。暑い中をごくろうさんという気持ちです。女子はオレンジのアイスが好きですね。ガリガリ君なんかも人気です。男子はシロ . . . 本文を読む
これはほんとうによく実感することなのですが、よく他塾に通われている子どもさんとか、塾には行ったことのないお子さんとかが、竹の会に見学に見えられる、そういうときにまずそのお子さんの学力が奈辺にあるものかということをチェックするわけです。するとそれまで塾に通っていたというのに計算がまるできないとか、割合のなんたるかをまるで理解していないというような子ばかりなわけです。私はかねがねどうしても不思議に思 . . . 本文を読む
先日、子育てに一生懸命なある会員のお母さまから「今、『心の指導』を読んでいます」というメールをいただき正直びっくりしました。私の書いたあの本を未だに読んでくださるお母さまがいるのだと思うととても複雑な気持ちでした。あの本は竹の会に入会されたとき、お母さまたちに差し上げています。内容的にはかなり古くて今の竹の会を知るには草枕」のほうがいいですからね。実は、あの本の前身は「竹の会指導論集第1集」とい . . . 本文を読む
「なんぼ」というのは「なにほど」の意の副詞の転じたもの。 お早うございます。竹の会は今日から5日間ほどお休みです。実家に里帰りされる方もいるやもしれませんが、竹の会の子どもたちは概ね東京にいて勉強するばかりのようです。 さて、表題は佐伯泰英の時代小説「酔いどれ小籐次」の中に出てくることばです。「動いてなんぼ」という言い得て妙です。この言葉の背景には「人間生 . . . 本文を読む
お早うございます。本日の指導の後は15日までお盆休みに入ります。今年の竹の会の夏は子どもたちが自分が何をやるべきか、それぞれが心得ていて取り組んでいるという感じになっています。小6は毎回の指導で「適性問題」に取り組んでおりますが、どうも「負けている」、「呑まれている」という感想です。問題文の読み取りが雑に過ぎて不注意なのか能力がないのかいずれにしてもこのままではだめだという危機感をずっと抱いてい . . . 本文を読む