先日の問い合わせはこうだった。
「どんなやり方ですか」「公文と同じと聞いたのですが」 「自習をしているのですか」。
この手の質問には, 正直辟易としている。何度も言うようで申し訳ないが, 正直竹の会の指導の実相を説明するのは難しい。質問者のように大半の方が「公文と同じか」「自習しているだけか」でカタがつく。私も相手が理解 . . . 本文を読む
竹の会の夏期指導要項はほぼ完成し6月配布に間に合いそうです。今日は要項では説明しきれない夏の指導の内容の詳細について思いついたことを説明しておきたいと思います。
夏の指導で何をやるのか。
夏は普段「特別指導」で通われている方に便利なように「特別指導」をそのままコースの一つとして組み込 . . . 本文を読む
季節は心地よい。日中は初夏の太陽がこれまた心地よいばかりに汗ばませる。朝夜の空気はまだ冷たく夏の軽井沢を想起させる。いや夏の箱根もこんな感じであったか。
先日は子どもたちが3日ほど間が空くと途端にそれまでやってきたことを忘れることを嘆いた。実は春休み明け私は同じ事実にこれからの指導をどうしたものかと考え込んでしまったものであった。春の指導に出た子と出なかった . . . 本文を読む
2日ほど気乗りがせずブログに手を出せなかった。いろいろ思索を練ることもあり「考える日々」を過ごした。
HPのアクセス数が遂に6万を超えた。この分だと年内には7万に達するかもしれない。思えば1万を超えたときは小さな感動を覚えたものだった。あれから早何年の歳月が経ったのか。
小学5年生とはこんなものだったか。勉強にスタンスが . . . 本文を読む
このところ「草枕」のアクセス数が増えてブログを休むのが心苦しい。100を超える日もある。私の知らない方たちがかなりに読まれているようだ。ブログを書き始めてもほとんどアクセスはなかった時期があった。たまに竹の会の関係者が読まれているのかなと思う程度だった。ここ2 ,3年の間, 日々微増して固定読者がふくれあがっていくようだ。私には塾の関係者以外の世の方たちがこんな . . . 本文を読む
久し振りの快晴である。中1は早くから正負の数を教えてきていた子たちがいったんはマスターしたはずの基本ルールを忘却してしまう先祖返りが発生。課題の英単語をほぼ完全に覚えてしまった子は2名。他はいまだ途上。中2は文字式をかなり詳しく指導中。英語はレジュメ指導。2時間指導の子と3時間指導の子の差が出始めた。2時間指導の子に家庭学習の時間を聞くと「1科目15分」「平日はやらない」という。このまま成績が伸 . . . 本文を読む
タイトルにはあまり意味はない。私が本を読むときによく使う方法ということしか。昔は分厚い専門書をよく読んだ。大学時代に読んだ民法の我妻博士の「民法講義」は, 第1巻が総則, 第2巻が物権, 第3巻が担保物権, 第4巻が債権総論と続き, 第5巻以降は分冊形式で債権各論が契約総論から始まり事務管理・不当利得まで出された。不法行為と親族・相続は終に完成を見ることなく博士 . . . 本文を読む
ここのところ小4や小5そして小6でさえも計算をなかなかこなせずにもたもたしている。少しワープしすぎたかもしれない。子どもたちは同じことの反復繰り返し(ルーティン)をことのほか嫌がる。それで「わかる」ならわかりきった同じことの繰り返しを飛ばしてさらに高度な計算へとワープさせる。がここで着地失敗となることが常態となってしまった。やり方が「わかる」というのと, 実際に . . . 本文を読む
今日は7時起床。外の風は清々しくて気持ちいい。冷たい肌触りの風が過ごし易い。近頃は「分数の研究」になにかと時間を割くことが多くなった。いままであまりにも分数という表記法に無関心だったのかもしれない。分数を構成する分母と分子のそれぞれのはたらきを考えるにつれ, 何か子どもたちに本質的なものを伝えることができるのではないかと期待している。
. . . 本文を読む
さて連休明けの久しぶりの指導は案の定「すっかり忘れてしまって」ボーっとしてしまった子どもたちの指導となった。割合の導入レジュメに1時間にらめっこで結局白紙。小数の余りのある割り算をすっかり忘れてしまった子。中1でも計算力がガタンと落ちる。僅か4日ばかりの連休でこれである。そういえば去年の夏休み明け40日振りにやってきた小学生が, できてたはずの通分のやり方をすっ . . . 本文を読む
連休にきちんと勉強した人など少ないであろう。今日から指導が始まる。子どもたちはきっと休みボケでボーッとしているだろう。それはともかく昨日からいろいろ指導原稿の準備に追われているが, とりあえず今日の指導の分はできあがった。今日はとにかく指導をしてみて次に必要なことを考えるしかない。
「疑心暗鬼」とは, 「鬼」であるが, 実際 . . . 本文を読む
「明鏡止水」を 「澄みきって曇りがない」という意味で使い, 自身の「なんのわだかまりもやましさをも感じない状態」を『明鏡止水の境地』などというのが,現代の使い方である。が,先にも言及した通り, 「明鏡止水」とは, 本来, 孔子が「人は流水に鑑みることなくして, 止水に鑑みる」といった(「荘子」)ところから, 生まれた言葉であって, 「いっさいの運命を受け入れる悟り . . . 本文を読む
6年生の時点で, 割合を理解できない子がたくさんいる。「割合がわかる」という子もたとえば「100円の20%は何円?」というベタな問いに答えられる程度をもって「割合がわかる」という子がかなりいる。いままでは中学受験とは一切無関係であった子たちが, 公立中高一貫校をめざすようになった。そしてそうした子の多くがこのレベルで喘いでいるのが現実だと思う。竹の会では割合を真 . . . 本文を読む
「読む技術」と題したが, 別にこれのみについて書くということでもない。
今日の予定。連休明けの指導の準備。作成するレジュメを書き出す。中1は九段英語の問題2。中2は文字式チェックシート2。英語はプリントアウトのみ。中3は根号の諸問題3。新英語指導案の該当箇所解説。社会地理プリントアウト。理科もプリントアウト。割合導入用分数シリーズレジュメ。中学入試過去問レジュ . . . 本文を読む
きのうは欠席者が何人かいた。レジャーに出かける方にはおそらく連休はきのうからスタートということか。きのうから雨模様で今日も朝から雨だ。子どもたちには何か読書にかかわることになる1冊に出会ってくれればと思う。読書をしない子に漠然と「何か読みなさい」ではだめだろう。まずこれと思った1冊を買い与えるのもいいかも。私など子ども時代に親から本を買ってもらった記憶がない。家には本らしい本もなかった。小学5年 . . . 本文を読む