草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

予測しきる

2007年11月27日 22時08分09秒 | 
 入試本番まであと2か月。正直いって子どもたちの閃(ひらめ)きは芳しくない。基本的な1あたりの問題でつまる状態だ。しかも, 前に何度もやっているパターンに思考停止する。正直がっくりくる。気を取り直して, 解き直しの時期をいつからにするか思案する。過去の解説をノートにきちんとまとめるということがなかなかできていないままにきた。解き直しで振り出しでは困るのできちんとノ . . . 本文を読む

知能上達法としての竹の会の指導

2007年11月25日 12時50分28秒 | 
 指導に追われる日々である。指導のある日はもちろんだが, 指導のない日つまり指導準備をする日が特に過密だ。指導のない日の時間というのは実に貴重な時間だと思っている。いろいろな指導教材を作る時間として大切というのもあるが, いろいろ考える時間という意味で特に貴重だ。指導の日は実際に子どもたちの反応を見て, さまざまな負の状態を感知する日だ。このときは指導に専念するか . . . 本文を読む

もっと汗をかけ

2007年11月20日 20時44分18秒 | 
国語ができない! 算数がわからない! としたら何もしないでもっと汗をかかなければだめだ。汗をかくというのは深刻に受け止めてあれやこれやと試みるということだ。人任せにしないということだ。家庭教師を頼んだり, 塾を探したりということではない。何もしないままにやり過ごすのでは何も進展しない。優先順位の何番目かに初めて勉強の悩みがくるようではよくなるわけがない。わからない . . . 本文を読む

遠方より来たる

2007年11月17日 10時39分45秒 | 
 竹の会のHPが, 多くの方たちに読まれていることをうれしく思っています。遠く他県に在住の方から, 「通信でも」という声も寄せられています。竹の会の指導は, 私がこつこつと作成したレジュメを使い, 実際に子どもの反応を確かめながら, 微調整していく指導なので, 通信にはなじみにくいのです。教材そのものが売りではありませんから。もっとも, . . . 本文を読む

アルファベットの練習から慶応レベルの長文読解まで

2007年11月16日 08時17分23秒 | 
 竹の会仕込みの英語とはどんなものなのか。  実例として, 西原小→代々木中→都立西→慶応理工 に進んだY君について, 竹の会の指導の実際を紹介します。  Y君は, 小6のときから, 竹の会で学びました。中学受験目的ではなかったので, 英語の指導もすることになりました。最初はアルファベットを正確にきれいに書けるようになるまで何 . . . 本文を読む

冬の指導のこと

2007年11月15日 10時52分58秒 | 
 冬期指導の申込があと2名ほどで満席となります。例年と様相が違うのは, 今年は公立中高一貫人気のせいかと思う。もっとも大手などでは, 9月~10月に早々と申込を終わらせているらしい。大手は自動引落しで用意周到なことだ。 それはともかくとして. 今年は例年になく公立中高一貫校の志望者が多いので, 予約申込で混乱に対処した。また指導の質を高めるために, 定数をかなり少 . . . 本文を読む

塾の選択の失敗とその代償

2007年11月14日 10時14分13秒 | 
 竹の会に見学にこられた方の中にはいろいろな塾を見学しその一環として竹の会を見にきたという方も多くいました。そして大手と天秤にかけて大手に行くという方が少なからずいたと思います。あるいは, 竹の会の指導の方法を胡散臭そうに訝りながら通り過ぎるという方もこれも少なからずいました。そうして数か月, 1年と経ち偶然にもそうした人のその後の様子が子どもたちの口を通してある . . . 本文を読む

考える灯

2007年11月13日 21時50分08秒 | 
 私は, いつも悩んでいます。どうしたら子どもたちに思考の灯を灯すことができるのだろうか。だからいつもそのことばかりを考えています。考えるということを知らない子どもたちにどうしたら考えるという心の営みを知らしめたらいいのか。  私は竹の会では考えるということを子どもたちにいつも訴えています。ようやく考えるという行動を起こしかけた子どもたち。しかし, 消えかけたロ . . . 本文を読む

中3のころ

2007年11月11日 21時59分30秒 | 
 中学3年生になると, 受験ムード一色だった。学校がこれほど受験指導に熱心だったのも, 当時の風潮だったのだろうか。正規の授業が終わると, 能力別編成によりクラス分けされた新クラスで, 補習授業が行われた。日も短くなった秋の夕暮れ, いつも何人かの同級生と下校した。もう6時だというのにあたりは真っ暗だった。月曜日から土曜日まで毎日暗くなるまで補習が続けられた。補習 . . . 本文を読む

真摯な態度

2007年11月09日 11時09分26秒 | 
 勉強にスタンスが向いていない子というのは, いつまでたってもなかなか成績はよくならないものだ。部活で疲れて勉強しないという子も突き詰めれば勉強にスタンスが向いていないというだけのことである。今の子はだれかが何かを与えてくれるという意識が強く自ら何かを生み出そうという気概に乏しい。英語ができなければ, なぜかと悩む。単語を覚えていないからだと思えば, 単語を覚える . . . 本文を読む

忙殺

2007年11月06日 21時34分02秒 | 
指導の準備に追われる。途中急いで池袋経由成増まで歯医者にかけこむ。急いで自宅までとって返して, 遅い昼餉をすませて, 仕事を続ける。公立中高一貫問題レジュメの添削, 高校入試学芸大国語と英語の答案の採点, 学芸大の国語は古文が必須だ。古文は対策のレジュメを制作。英語は現在の指導に加えて, 「鳩山家の勉強法」という本にあった方法を取り入れたレジュメを作ることを考え中 . . . 本文を読む

国語を軽んじる風潮

2007年11月04日 10時12分02秒 | 
 私は, 常々漢字検定を勧めることが多い。しかし, 最近は,竹の会だけなのか, 漢字検定は「やらなくていい」という親が多いことに驚かされる。私は6月の漢検を3月頃「受けるように」と何度か勧めてはみたが, 反応は鈍く結局流れてしまった。こうした傾向は, すでに中学生に顕著であった。中学になると, ほとんど関心を示さない。これは, 小学生からの流れといえばそうなのかも . . . 本文を読む

奇跡の合格と指導の技

2007年11月01日 10時19分49秒 | 
 先日書いた原稿は早速お母さんからコメントがありあわてさせてしまったようで申し訳ない。ただ私がブログにたまに子どもの情報をそれとなく知らせるのはそれはそれで意味あることかも知れない。子どものようすを知るきっかけになることもあるからである。それにしてもあまり気軽に書けないなと自戒している。コメントには, 子どもが落ち込んでがっくりときているとの報告があった。たぶんそ . . . 本文を読む