当然のことですが, 知能の発達と学年とは, 対応しません。また, 比例するとしても, 比例の割合は, アンバランスです。このことは, 当然の常識だと思うのですが,世の親たちには, そういう常識はまるで理解されません。4年生になれば ,進学教室にとびこみます。子の能力段階とは関係なくです。小学生の知能の発達段階のばらつきは尋常ではありません。同じ学年でも, すでに大人びた知能年齢の子もいれば, 本当 . . . 本文を読む
大学は法学部で法律を学んだ。大学を出て本代欲しさに家庭教師をした。評判がよく国立附属に合格させたこともあって, たちまちかかえる生徒がふえて時間に追われた。竹の会を開設したのは, それから数年経った1886年のことだった。何もないところから, 指導との本当の戦いが始まった。得意の数学は, 最初から効果が出た。多くの生徒たちが数学を得意にしていった。数学の竹の会としてその評判が広まっていった。しかし . . . 本文を読む
ある日、ある小学生に前日作成した算数・1あたりのレジュメを渡して考えさせる。暫くして戻ってきた答えを見ながら、その子の理解を探る。「1200円の80％は?」という問いには答えられる。しかし,「ある品物の定価に5％の消費税をつけて2625円で売った。ある品物の定価はいくら?」といった問題には答えられない。ここで竹の会オリジナルの説明法で説明すると, わかったという。しかし, 私は信用していない。形を . . . 本文を読む
昨年の志願倍率
小石川中等教育(12.30倍), 白鷗高校附属(6.26倍), 両国高校附属(10.79倍), 桜修館中等教育(9.65倍), 九段中等教育(11.10倍) ただし九段は区立のため区民特別枠があり区民の倍率は1.69倍。
開校予定の都内の公立中高一貫校
2008年都立北多摩高校(立川市), 2008年都立武蔵高校(武蔵野市), 2010年都立富士高校(中野区),同年都 . . . 本文を読む
ここ何年かの公立中生徒の学習意欲の低調さと学力の低さにはあきれるばかりである。無気力な生活スタイル, 学ぶということに対して淡白で目に輝きがない, 学問にまるで興味を示さずケロリンとしている, 集中が続くことはなく, あきると携帯ばかりいじっている子も多い。学力の低さがここまできても, 当の本人も親もほとんど危機感がない。定期テストで30点くらいでも,提出物をきちんとだしていれば3とか4をもらって . . . 本文を読む
大手の体験学習とやらで竹の会の問い合わせも当然それが前提の話し方をする親が多い。無料体験とかやらでとりこまれて半年か1年無駄にする。それでも問い合わせてくると「体験授業できますか」とこりない。体験しても結局だめだったからまた塾探しをやっているんでしょ。体験しても結局何もわからないということを学習していない。 体験してダメだと決め付けたところが実はいい塾だったということもあるわけで, この親たちが体 . . . 本文を読む
12月多くの中学入試、高校入試の受験生をもつ親たちは, 大手のかまびすしい冬期講習やら直前講習やらのカリキュラムやパンフレットを手にして勢い込んで申込みをされたことでしょう。さて, 冬があけてどうでしょうか。あることに気がつきましたか。そうです。講習を受ける前と受けた後でほとんど実力がついていないという事実がわかりましたか。受ける前と受けた後の点数が何も変わっていないはずです。もともと既に12月の . . . 本文を読む
大手の塾の何が悪いのか。膨大な量の宿題は, じっくりと考える時間を奪う。一斉授業は, 一部の秀才だけを育てるのみだ。その他大勢の普通の皆さんは例外なく落ちこぼれる。授業に比例して, 「受けるだけスタンス」の弊害が拡大する。大勢が一斉に同じことをやっているという安心感はあるが, 個々の弱点の補強もなく, 弱点の補強も一斉の全体的作業だ。中学入試にしても, 高校入試にしても, 入試直前のこの時期にその . . . 本文を読む
アスファルトの道路に小雪が降り始める。じっと見ていると道路面に吸い込まれるように雪の粉が降り注ぐ。路面は塗れてはいるが, 決して積もるとは思えない。雪は執拗に路面に降り注ぐ。しかし, 降り積もるのは至難のように思われる。暫くは雪のことを忘れて読書に没頭する。ふと目を移すと「えっ!」。かすかにうっすらと雪が積もり始めているではないか。積もり始めたらなにやらとっかかりができたように今度は確実に積もって . . . 本文を読む
竹の会の受験指導の一端を高校入試を例に説明する。プロの指導の実際を知ってもらいたいとの意図だ。受験直前の12月から1月の指導は今までの受験の基礎造りの上に一気に天井を突く指導段階だ。が, おうおうにして受験生の中には基礎造りの意味を理解しないでいい加減に過ごしてきたものもいる。英語でいえば英文解釈、そして「英語指導案」をこつこつやる作業といったものだ。基礎に何をやるかはすべて私の受験指導経験を通し . . . 本文を読む
