インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

職人

2009年01月13日 | 記事
1月13日、NHKで『プロフェッショナル』という番組を見た。
町工場で働く61歳の金属加工の職人が主人公。
若いころの挫折を経て、また、
左手の3本の指を切断されたハンデを乗り越え、
様々な発注に取り組み、後進を育てる姿を追う。

自分は今、障害福祉の現場にいるが、
果たして職人と呼べる職員がどれだけいるだろうか。
みな優秀で真面目だが、異動が4,5年と早い。

ただ、それを言い訳にせず、
紆余曲折の経験を経て、どんな課題にも逃げず、
他の職員の頼りになる、そんな人材を育てなければならない。
あるいはそんな体制を作らなければならない。

体制というのは、自分の施設だけで済まさず、
他の施設と連携したり、地域の資源を活用するということだ。