インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

雇用開発協会に行く

2006年12月30日 | 記事
12月27日、神奈川県雇用開発協会に行く。
ここが、障害者就労に関する助成金の窓口になっていて、
NPOの人が相談したいというので、同席したのだ。

協会の職員によると、NPOが申請を検討している助成金は、
最近、目玉として宣伝されていたにも関わらず、
まだ神奈川県では活用されていないとのこと。
これはもったいない。活用できるものは活用しないと。

その後、そのNPOの方と、作戦会議&意見交換。
社会福祉法人のあり方について話す。
具体的なことは書けないけど、やはり、僕が最近考えているのは、
膨大な補助を行政から得ている福祉の業界の、
その成果をどのようにして評価するか、ということ。

別に成果を疑うということではなくて、
お金しかも公費のやりとりがある以上、必要なことだ。
それが明らかでないと、税金を納めてくれている市民に対して
責任を果たしていないことになる。

福祉は、行政と、事業者だけが作るのではない。
当事者もいるし、税金を納める市民もいる。
当事者や一般市民がハッピーでないと意味がない。

企業との連携

2006年12月30日 | 記事
12月26日。

午前中、ある企業の方々が来て、意見交換。
障害者雇用・就労を広げるための提案があった。
そのために市役所もやれることをやろうと。

同席した上司が、いろいろハードルはあるだろうが、
やれるところからやっていこうと言ってくれる。

企業の方々も、非常にアツイ人たちだった。
仕事以外でも、社会的活動に積極的に取り組んでいる。

彼らが言うには、企業だから、当然、赤は出せない。
しかし、大きな利益を上げる必要はないのだと。
つまり、社会がよくなることが、彼らの利益なのだろう。
こういう人たちと話をするのは気持ちがいい。

夕方、南区のサンクステンプ・よこはま夢工房にて、
今年就職した、障害のある社員の支援者たちが集まり
サンクステンプさんと意見交換した。

こちらでは、いきなり数十人を雇用したため、
また、多様な支援者がいるという横浜独特の事情もあり、
会社と社員との円滑な関係を続けるために、
問題が起こってから個々に支援者に話をするだけでなく、
ふだんから意見交換会をしようという趣旨で開いたもの。

まったく問題がないわけではないが、
それでも社員さんたちが頑張っているという報告を会社から聞き、
支援者はみなほっとして胸をなでおろす。

こういう会があると、支援者同士もつながりができ、
いざというときに、横の連携・意見交換もできるので、うれしい。

会の後、就労援助センターの数人とお茶を飲む。
当然、意見・情報交換に花が咲く。
2月4日に開催する予定のシンポジウムについても
協力をお願いした。面白くなりそうだ。

開港祭へ

2006年12月30日 | 記事
12月25日、昨年の横浜経済人会議でお世話になった、
横浜青年会議所の方が来て、来年6月に行われる開港祭へのお誘い。
もちろん、客としてではなく、参加者として。

開港祭は、毎年数十万人が訪れるビッグイベント。
福祉とか関係なく、多くのお客さんが楽しみに来る。
これは大きなチャンスだ。