インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

コミュニティビジネス、実習の見学2

2006年10月26日 | 記事
10月25日、ある方から、障害者支援についてのご相談。
ある方というのは、先日参加していた社会起業家のワークショップ
(前の記事はこちら
でご一緒した方からのご紹介があったのだ。

話をうかがうと、福祉というよりはビジネス。
基本的に行政の補助を受けず、
かつ障害のある方が仕事をし、報酬を獲得してほしいというもの。

横浜市では、コミュニティビジネスの振興をしていて、
先進事例も紹介しながら、そのご案内をした。
いろいろお悩みもあるようなので、今後も応援したい。

話変わって、市内にある図書館で行われている
養護学校生徒の実習を見学する。
そこの館長が、以前障害福祉課にもいた人でもあり、
「近くにある障害者施設の利用者も時々通ってきているし、
我々が障害のある方の理解をすることは大事なこと」と
引き受けてくれたのだ。

実習の内容は、書棚の整理をしたり、カウンター奥で作業をしたり。
職場の雰囲気もよく、実習生のために過剰でない配慮もしてくれていた。
障害のある方が働けるところというのは、
誰にとっても働きやすいところ、という言い方もできると思う。
そんな場がもっと増えてほしい。

議員からの相談、実習の見学、企業と意見交換

2006年10月26日 | 記事
10月24日のできごとをいくつか。

市会議員から、障害者雇用に関する相談があり、
上司と一緒に説明した。
現実的に雇用が実現かどうかはわからなかったが、
議員と率直に話ができてよかった。
もっとこういう機会があればいいなあ。

先週は僕の職場で養護学校の生徒の実習を
受け入れていたが、今週やってもらっている
南区役所に見学に行く。
職員に混じって席を与えてもらい、
こつこつと作業をこなしていた。
実はこの職場の責任者は、僕が市役所に入ったときの
新人研修の講師だった人。
直前にお願いしたにも関わらず快く引き受けてくれ、
スケジュールや体制作りを整えてくれた。感謝です!

5月下旬に市の建物に入居して以来、
数十人を雇用しているサンクステンプ横浜・夢工房に行き、
社員やそのフォローについて意見交換。
社員さんにはそれぞれ出身の福祉施設や学校、
就労支援機関などがあるのだが、
みんな対応がまちまちでばらばら。
また生活に問題のある人がいた場合にどこまで介入していいのか。
生活の問題に関しては役所や就労支援機関に相談してもらう。
またまちまちな対応については、これから月例で
連絡会を開くことになった。
企業のおかげで、支援機関も育つのである。