インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

僕にとっても実習

2006年07月12日 | 記事
6月26日から7月7日まで2週間、
一人の高校三年生が実習として来ていた。

僕はその担当として、各職場に呼びかけ、
実習生ができそうな仕事を募集し、
手を挙げたところに実習生を派遣した。

実習はこれまでにも何度も受け入れており、
庁内メールの運搬・仕分けや書類整理、軽作業は
いつもの実習内容になっているが、
今回は、やはり定例である新聞記事コピーの仕事について、
実習生本人に、マニュアルを作ってもらった。

新聞記事コピーというのは、
毎朝、ある部署で、朝刊各紙から
福祉・保健・医療に関係する記事を切り抜き、
コピーして各部に配布するというものだ。

この作業を、実習生は数時間で書き上げ、
さらにワープロで仕上げた。
レイアウトは多少アレンジしたが、
実習生の口調が生かされた、味のあるマニュアルができた。

これで、次に来る実習生は、
このマニュアルを見ながら仕事ができる。
実習生だけでなく、職員にも使えるかもしれない。

という仕事の話はともかくとして。
実習生の性格の良さ、まじめぶりが職場にいい影響を与えた。
ある職場は、お別れにと昼食会を設けてくれた。

僕自身、普段の昼休みは軽くサンドイッチで済ませて
席に座っていることが多かったが、
実習生と一緒に本格的に食べるようになり、
気持ちもリフレッシュし、おまけに夕方の間食も減った。

2週間もいると、実習生の緊張も和らぎ、
お笑いのまねをしたり、冗談で奇声を上げたりして
より仲良くなった。

そんなわけで、実習生がいなくなってから、
心に小さな穴が空いている。
しかし、昼にたっぷり食事をとるのは続けようと思っている。

Y3S会議 発足!

2006年07月12日 | ハマジョブネットワーク
プロモート事業を受けて、横浜市において、
障害者の就労支援について話し合い、ネットワークの基盤とするよう、
横浜市障害者就労支援検討会議を設置することとし、
その要綱を制定しました!

ここに、横浜市障害者就労支援検討会議が発足しました!
以後、横浜市障害者就労支援を簡単に「Y3S」、
その検討会議を「Y3S会議」と呼ぶことにします。

ではY3S会議の顔ぶれを説明しましょう。

【委員】計24人
・当事者 2人
・障害者支援機関・団体 9人
・障害者雇用企業 3人
・養護学校教員 1人
・学識経験者 2人
・神奈川労働局 1人
・ハローワーク 2人
・神奈川障害者職業センター 1人
・神奈川県職員 3人

【オブザーバー】
・就労支援機関 6人

【事務局】
・健康福祉局障害福祉部
・経済観光局雇用創出課
・教育委員会特別支援教育課
・区福祉保健センターサービス課