インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

市役所にてパンを販売!

2005年08月17日 | 記事
08月12日の昼休み、市役所にてパンを販売!
障害者の通所授産施設「SELP・杜」(セルプモリ)さんのパンが飛ぶように売れた。

これは、障害福祉部の有志が中心となって、「市庁舎で障害者施設・作業所のパンを売ろう!プロジェクト」、通称「パンプロジェクト」の活動で、今回、モデル販売として実行したもの。
いくつかの区役所では個々に行われていたのだが、市庁舎では、いろんな調整が必要だったのだ。

まずは控えめにやってみようということで、福祉局の職員にだけ庁内LANで知らせ、あとは口コミ(僕自身は130人の職員にメールした)だけだったが、販売開始前から長蛇の列。
売り始めたら15分で300個が完売。あっという間だった。
今回は、物珍しさもあっただろうし、味も評判の施設に来ていただいたからだろう。

今後は、希望する施設・作業所も参入してもらい、継続的に販売することを考えている。
しかし、我々は福祉局の職員なので、こうして、一緒に障害福祉に頑張っている人と協働しよう!とやっているわけだが、客としての視点も必要だと思っている。
つまり、機会を作ってあげる・買ってあげるのではなく、場所は用意するけれども、やはり売ることにはシビアに考えたい。
そうしないと、障害者がいつまでたっても守られる人になってしまう。

プロジェクト、再エンジン

2005年08月17日 | 記事
08月11日、ランドマークタワー13階のラウンジにて起業家と学生とのミーティング。
お店を作って障害者雇用もしちゃおうという話。
昨年、そこに学生さんに集まってもらってサポートしようとしたんだけど、自分のコントロールが下手で自然消滅していた。
このたび、それを見直して、サポート体制・役割などを明確にしてやろうということで、また集まってもらった。

2人の学生さんが来てくれたんだけど、学年も2年から3年になり、将来のことをより真剣に考えていたり、新たに活動を始めようとしていたり、頼もしく思えた。
そんな彼らに僕から貢献できること。
フリーペーパーを作りたいという人には、起業家の宣伝のことを考えるのが実践練習になるだろう。インタビューをしてもいい。
写真が好きだという人には、商品を綺麗にとってもらって、サイトに掲載してもらおう。
社会保険労務士を目指す人には、店員募集について考えてもらってはどうか。

とりあえず、近々、ブログを新設して、学生さんが活動するバーチャルな溜まり場を作ろうと思う。