goo blog サービス終了のお知らせ 

「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、大阪のほうの僧侶の法話

2010-08-06 23:24:47 | 仏教
今日は、築地本願寺のほうでお祭り(盆踊り)があった。
外で、にわかにノイズがする中での法話。

お盆の時期のひとつの説に以下のようなものがあるという。

古い時代には、お坊さんたちは、
集まって勉強する時期(100日間程度)もあれば、
一般の人に法事をする時期もある。
勉強は、かんずめの状態で学校で勉強する。

殺生をするなという戒律が仏教にはある。
冬があけ暖かくなる時期になると、虫が動き始める。
その虫たちを、おぼうさんが法事をしに外出をして、
踏みつけるということもありうる。
そこで、勉強するなら、虫たちのじゃまにならないように
5月ころから勉強をはじめ、100日間の勉強が終わった後、
法事が始まり、その時期が、お盆の時期という説が
あるという。


ブッタがもうこの世を去ろうとしている涅槃のときに、
弟子たちに4つのことを言われた。
・人を頼りに生きるのではなく仏法をたよりに生きて!
・本質を見極め、言葉にたよらないで!
 人が言う言葉は時に、思惑があったり、本質をとらえてなく
 出る言葉(話)がある
・意図が表れている仏法をよりどころにして!
・仏法に関する知恵(浄土真宗では、阿弥陀さんの光明)を
 よりどころに、識にたよらないで!
 (識は、仏法以外の知識ということ?)

その他ミニ知識:
 インドのサルナートというブッタにゆかりのある地名は、
 鹿野苑(ろくやおん)と漢字をかくそうだ。・・・
 と書くとおり
 鹿がブッタの生きた当時はいたのだろう。
 かつて、古くは奈良は都の中心であった。おそらく、
 今と同じように鹿もいたであろう。
 サルナートと奈良はそんなつながりがある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 築地本願寺、兵庫(新潟?)... | トップ | 築地本願寺、広島のほうの尼... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

仏教」カテゴリの最新記事