「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

西国三十三観音巡り4日目pt2

2019-03-24 11:30:54 | 巡礼西国33
■九番 興福寺南円堂

近鉄奈良駅から徒歩。
昨日奈良市内にいたが、順うちなので
南円堂には行っていなかった。
南円堂へ行く途中、近鉄奈良駅の地上の噴水のところで
白人のおぼうさんが托鉢をしていた。超珍しい。
20代前半くらい?
ネルケの弟子?と聞かなかったけど、その可能性は高いと思った。
ネルケ僧侶の動画で奈良に托鉢に行くこともあると言っていたし。
となりで托鉢をしていたご老人のおぼうさん。
まわりを気にしながらお経をあげていて何か怪しかった。

南円堂は開帳日でないので本尊は見れなかった。


■十番 三室戸寺 (みむろど)
最寄りの駅から徒歩で20分ほど。
お寺は山の草木がみどころなのかも知れないが
仏像的にはほとんど見所なく、
しかも半端な時期で花や桜もまだ、、、という状況。
500円はちと高すぎると個人的には思った。
でも、珍しい石仏(写真)があったりしたので
見所、ゼロではない。


■十一番 醍醐寺

10番から鉄道を乗り継ぎ、
京阪六地蔵駅から出てきたところで、
醍醐寺と書かれているバス停に目が止まった。
予定外。数分後バス22A系統で醍醐寺行きに乗れた。
ラッキー。

上醍醐寺が本来の巡礼場所。
しかし、本堂が焼失したということで、
醍醐寺で朱印を受け付けている。
ということで朱印を受けない自分でも
醍醐寺でのお参りでよしと判断できる。
さもなければ片道60分の徒歩をしなければならない。
ここまではよいのだが、これとは別に拝観料の問題。
長谷寺を越える拝観料1500円で、今回の最高額。
展示物をネットで確認した。
拝観料に見合うものでなかったので渋った。
ここで今回だけの自分ルール。
山門から拝むことができればクリアと判断。
何となく自分でもしっくりこない感じもするが、、、。

今日行ける可能性のある次の札所は徒歩で片道60分。
夕日がせまり、時間もなくここでタイムアップ。
今回の区切り終了。
次回は十二番から。

京都駅を経由して、東京へと帰路に着いた。
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西国三十三観音巡り4日目pt1

2019-03-24 10:19:10 | 巡礼西国33
■八番 長谷寺

桜井駅から接続がよかったのでバス利用にした。
が、下車したバス停が参道まで遠いので
あまり有りがたみはなかった。
バス停は、鉄道の長谷駅から下りきったところにある。
そこから本堂まで25分ほど徒歩。
駅から歩いたとしたら30分ほどだったろう。

通常拝観に加え特別拝観料をつけて、
これまでの自分の観音巡りの中で最大の拝観料になった。
特別拝観すなわち観音様の足下をさわることができるというイベント。
少し感慨深い。ただ、順番待ちが発生するので、
じっくり観音様の足下にいることはできない。
上半身の上のほうは、特別拝観でなくても見れる。

前回来たときも特別拝観の時期だったことを思い出す。
確か観音様の大きさは10mを越している。
真下から見上げると異次元にいるようだ。
お顔のほうは少し目の回りにくぼみが縁取られているように
見えるのが少し目につく。

ここで7番の岡寺終了後で少し話した人に再び会った。
昨日自分が奈良でケンブツしていたのと同様、
その人も西国をいったん離れて大阪で友人に会っていたらしい。
本来なら今日は会わなかったはずだが、再び出会った。

その後、長谷寺後は、再会することはなかった。
その人は健脚で足が速いので。
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奈良見仏2019 奈良国立博物館

2019-03-23 18:00:00 | 見仏(奈良)
国立博物館の中で
奈良仏像館として仏像は分離。

夕方17時を越えても開館しているのは仏像館だけ。
全面的写真撮影禁止。
トーハクの緩さに比べると厳しい。

これはなかなかという仏像は5体くらいはあったろうか。
中でも秋篠宮寺から来た2体がよかった。
ということは秋篠宮寺へ行ってよけばよかったか。
と思ったりした。

外は観光客で賑わっているのに、
閉館が近づいている館内は閑散としていた。
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奈良見仏2019 東大寺法華堂

2019-03-23 16:01:39 | 見仏(奈良)
先ほどの小さい仏像で、
大きい仏欠乏症になってきた。

そこで法華堂へ行くことに。
大仏殿という発想はなかった。

同じ東大寺でも大仏殿はすごい人。
それに対して小高い山方面の法華堂は、
人気はまばらなところ。

法華堂の前を通っても、アピールしていない建物なので、
そのまま素通りされることもあるだろう。

いざ建物に入ると、
そこには3m~4mほどの立った巨人が10数体。

四天王と金剛力士はおしろいを塗った
アフリカの黒人のようにも見える。

四天王でも金剛力士の威嚇の表情には
やや負けているようだ。
金剛力士の一人は、怒髪度合いがすごい。

中心の不空羂索観音には、
まばらな色合いながら唯一金が残っている。

この堂内の雰囲気は独特だ。

この堂内でお泊りしたい気分。
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奈良見仏2019 法華寺と海龍王寺

2019-03-23 14:00:00 | 見仏(奈良)


■法華寺
拝観料700円、開帳日。

国宝十一面観音 うすく黒いすす、
目が細くやさしい顔ではない。
1mほど小さく顔の表情がわかりずらい。
遠目の位置なので
よく見えずいまいちよさが伝わらない。

他には、文殊菩薩が乗る足の長いシーサー。
元本尊の仏頭とfacetofaceできる。
(つまりとても近い位置で見れる)

もうひとつ、これが?という国宝がいた。
尊者系だったような記憶。


■海龍王寺
拝観料600円。

主役は1m弱で小ぶり、はだ艶よい。
金箔、衣装ともキレイ。
鎌倉時代作ながら、昭和20年代まで秘仏であったため
保存状態がよく、キレイに残っていると
パンフに書かれてあった。
何より美人系。女性として見たほうがしっくりくる。
近くで見えるようになっているからよい。

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奈良見仏2019 唐招提寺

2019-03-23 11:00:00 | 見仏(奈良)
600円の拝観料。

みどころは金堂。
右に薬師。真ん中るしゃなぶつ。左に十一面千手観音。
十一面千手観音は、6mほどでほほの金箔はげぐあいも
何かしらミステリアス。実際に1000に近い手を持つ。
迫力ある。
ちょっと残念なのは鳩よけの大きめな網目のネットが
視界にはいり少し邪魔で、堂内もやや暗い感じもした。
講堂には、弥勒如来という名前の座像。
左手手の甲を見せての下向き、右手立てて上向き。
前日見た岡寺の弥勒菩薩に印のスタイルが似ていた。
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奈良見仏2019 薬師寺

2019-03-23 10:00:33 | 見仏(奈良)
西国は一休み。
今日一日は、奈良市中心の見仏めぐり。

■薬師寺
薬師寺の入り口のところで、おばさん3人組と視線が合い、
記念撮影をお願いされた。
スマホを渡され、押すだけでいいですか?
というと、おばさんの1人が、
オスだけ、、、メスだけよ。
今回の旅の中で一番うけた。
女性だけなので、そう返してきたのだが。
ネタとして持っていなくて、
即興で返してきたとしたら、関西のおばさん、
さずがと思った。

さて、本題に。

拝観料1100円、料金の高さに驚いた。
片方の5重の塔を立て替え中で、
お布施的な料金がはいっていそう。

聖観音のお堂へ。

聖観音、銅が茶色っぽい。
この方もそういえばトーハクにこられていたなあ。

他には、四天王が味わいがある。風たなびく感じがよい。
多分漆も多く使っているのではと想像。
邪鬼の踏まれ具合もよい。

薬師三尊のお堂へ。

何かの儀式の打ち合わせなのか、僧侶が
学生らしき7,8人の若者に対して、
何かの段取りの説明を月光さんの前でしていた。

この日光さん、月光さんは、トーハクにも
来られていたことがある。展示物で見るほうが、
近くで見れたし迫力があり怖いイメージがあった。

薬師さんの裏を回って、光背のさらに裏側の木の形に
注目した。
木の板が、ハート型に切り取られていたのだ。
小さい発見だが、少し心が和んだ。


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奈良見仏2019 飛鳥大仏

2019-03-22 16:30:43 | 見仏(奈良)
■ 飛鳥寺、飛鳥大仏
西国巡り七番 岡寺のお参りが終わった後、
閉館に近い時間だったが岡寺から
比較的近い飛鳥寺へ。

鎌倉時代に火災にあう前には、
飛鳥寺は5重の搭もあり割りと大きいお寺だった。
江戸時代に当時無名だった大仏の噂が大阪のほうに流れた。
大阪のある人が、建物を寄付した。
建物に対して斜め向いているのは、
当時聖徳太子がいた方向を向いていたからと言われる。
当初は釈迦三尊として作られていた。
顔は左右対称ではない。

というようなことを説明されている人に聞いた。
釈迦如来。日本最古の仏像と言われる。
銅製だが、肌質は黒っぽい。
青銅とかとは少し違うようだ。
やや厚みの衣をきていて、如来系は薄着という通説が
なかっただろう時代。

こちらは、撮影OKですからどうぞ撮って下さいと言われた。
安心して何枚か撮影。

空いた時間で飛鳥大仏を見れてよかった。




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西国三十三観音巡り3日目

2019-03-22 10:30:46 | 巡礼西国33
天王寺を参拝した後、西国巡礼を再開。


■五番 葛井寺

10:01近鉄線大阪阿倍野橋乗車。出遅れ気味。

10:38 藤井寺着。

千手は開帳日でないので見れないことはわかっていた。
千手がいなければごく普通のお寺の雰囲気。


■六番 壺阪寺

10:57藤井寺駅➡壺阪山駅
駅に着いたが、平日につきバス便少なし。
お墓参りの知らない2人と相乗りでタクシー利用にした。

12:00 壺阪寺着

先ほどのお墓参り(納骨堂)の2人の連れという体で、
入山させてもらったので、
入山料はタダになった。
ありがたい。
いや、お寺にとってはありがたくないが。

さて、本尊の十一面千手観音。なかなか見事。
木質感。顔は珍しく東南アジア人。
他の九面は怒っている顔、仏頂面は落ち着いた顔。
ライティングもいい感じ。

他にもここは、石仏多数、石仏ワンダーランド。

8mの涅槃石仏、
20mの観音石仏(写真)、インドで製作され、分解して日本へ。
それから釈迦物語が壁の石仏画として描かれていた
のも印象的だった。
生まれたとき、悟ったとき、説法しているとき、
涅槃のときなど。


■七番 岡寺

バス停から徒歩15分。
日本最大の塑像。如意輪観音。
目の感じが日本的でなさそうな雰囲気。
お体が白っぽいのが特長。
塑像ながら右手の指を上に向けている。
よく崩れないもんだと思う。
とてもめずらしい存在だった。

今日は、ここで夕方となり、
西国巡礼は終了することにした。



巡礼の仕方は人それぞれ。
タクシーを使ってでも楽なら利用したい人。
別に公共交通機関まちで時間が空くなら歩いても
よいと思っている人。
できるだけならタクシーは使わず公共交通機関を
使って、できるなら歩きたくない人(自分)。

今回6番へ行くのになにもない駅で
バス1時間以上待つのはしんどいと思っていたところに、
6番にお墓参りに行くというお二人に出くわし、
タクシー相乗りとなった。

一方、岡寺終了時に会った同じ札所めぐりの人。
6番壺阪寺へのバス待ちがあいたので
40分の道を歩いたという。
(その人は年齢は40代後半だろうか。
四国88ヶ所を区切り、徒歩で結願したという)




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大阪見仏2019 四天王寺

2019-03-22 08:30:59 | 見仏(大阪兵庫)
西国途中に、番外のケンブツ。


四天王寺。
とーはくで何かの仏像展のビデオ上映で金堂内を見たことがあり
印象的だったので生で金堂を見たかった。
本日は無料開放。扉を開け中に入る。

中央にいたのは久世観音。金箔でおおわれめずらしい。
あとは、四天王。
実際に見ると四天王が人間大で少しもの足らなかった。
四天王は四人とも顔が似ていて、服装と、ポーズも。

ビデオ上映のときのほうがインパクトが強すぎ
実際に見た印象と違った。
たぶん新しい仏像なので、重文でもないとは思う。


宝物館;
500円の入場料、高かった。
仏像3体のみ。失敗した。


余談:
テキ屋の前を通った。
お好み焼き100円。
という掛け声につられて注文。
小さくカットして、卵のきみを
使っていない。
隣には、200円の黄身が乗った
小さくカットしたお好み焼き。
こっちはおいしそうやろ。
といって、おっちゃんは誘惑しようとした。
やりとりが関西人気質で東京とは違うなぁと思った。
・・・でも100円のほうを選んだ。


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