「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

牛久大仏2015

2015-08-01 23:48:14 | 見仏(茨城)
牛久大仏を
久しぶりに見に行った。

牛久大仏は、浄土真宗東本願寺派。
浄土真宗は仏像に関しては
一点もの。阿弥陀如来。
いろんな種類の仏には
出会えない。
しかし、牛久大仏は、それを補う
スーパーな阿弥陀如来。
蓮華座入れて120m、仏そのもの
の大きさでは100mと、とてつもなくデカイ。
青銅製仏像の世界一の大きさ。
確かミャンマーだったろうか、
世界一大きい仏像は他にあるが、
こちらの方が、より手が込んでいる。
鋳造の部品は、台湾の会社が制作。
それに、日本の建設会社が施工。

牛久駅からバスに乗り込む。
到着まで23分というが、
どのあたりから見えるだろうかと
キョロキョロと見続けていたけど、
小高い林などがあり、
見えてきたのは後半だった。

もう何度も見ているが、やっぱり大きい。

バス到着。横目に大仏を見ながら、
お寺に相当する門の前まできた。

そこには、親鸞像の姿も。
人間大くらいの大きさ。

そして、門から歩き続ける道が
阿弥陀如来に続く、長い道のり。
ずっと阿弥陀如来を視界に
入れながら、歩き続けて、
目に焼き付けたいのではあるが、
見上げ続けると、首が痛くなる。
今日は、体調もあまりよろしくなく、
見上げるという動作は、
疲れる行為になってしまう。

足元まで来た。
見上げた。阿弥陀如来が、
自分の方へと倒れかかって
くるような錯覚。

阿弥陀如来のお体は、
うっすらと青銅色の錆が、ほんの
一部にみえはじめている。
後、何十年何百年経ったら、
青銅色の錆びに包まれるだろうか。

体内に入ることに。
入り口のところで、床の何ヶ所かに、
足元は少なくとも見えるようにするための
小さなledの光がいくつか。
小さなledの光を除いて真っ暗な
状況に。たまたま居合わせたどこかの
家族の子供が恐い、恐いと言っていた。
そして、無明の暗闇を一点の光が照らすという
指向、、、といきたいところだったが、
案内のおばちゃん、操作を間違え
入ってきた入り口のほうのシャッターを
開けてしまい、無明を照らす一筋の
光というシーンが台無しになった。
(まあそんな事はどうでもよいが。)

体内は、幻想的な光など。
アトラクション的な要素も。

上層へエレベーターで上り、
東南アジアから贈られた
宇宙人的な仏像や、仏シャリ等も展示。
高さ85mの大仏の胸のところの
隙間から、小さくなった人間や車
なども見ることが出来る。

日本人に連れられてきている
西洋人も何人か見られた。
昨今外国人が増えたという状況では
あるが、日本人でさえ、さほど認知
されていない場所なので、外国人に
とってはまだ馴染みの遠い場所。

ひょんなことで、思い付いて、
今回の小旅行での牛久大仏ケンブツ。
まあ、良かったのではないだろうか。

いなかの母に、死ぬ前にこの大仏を
見せてみたいという思いはある。
他に鎌倉の鎌倉大仏、
長谷観音なども。機会があれば。
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牛久大仏、浄土真宗、がっがり

2010-08-15 23:34:26 | 見仏(茨城)
お盆にイベントがあるというのででかけていったが、
今日は夜遅くまでイベントがあるし、
大仏の体内にはいる時間はまだ余裕があるだろうと
たかをくくっていたら、時間がきてしまい中に
入れなかった。
で、体内の入場料分は、払い戻ししてもらおうと
事務員へつげた。すると男のクレーム係が
きて、いくつか問答、クレーム、ちょっとした言い争い。

腹がたったが、次回きたときの割引券をもらって引いたが、
当然納得がいかないままで、心に引っかかったままだった。

家へ帰って、その割引券をみてあぜん。
割引券の利用期限が今日の日付の22.08.15。
あきらかにパンチミスした割引券を渡されていた。
23年のはずなのに。

浄土真宗ってこんな対応なんだなあとあきれた次第。
(この牛久大仏のお寺は、東本願寺派)

仏性をもちたいという自分にあって、らしくないといえば
らしくないが、今回、見仏でも、法話でもない内容を
ブログに載せた。

後で考えると、何かが、浄土真宗から、自分の心を
引き離そうとしているのか、
それとも、自分がためされているのかもしれない。

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牛久大仏2008

2008-07-14 02:47:39 | 見仏(茨城)
 2年ぶりの牛久大仏。この大きさは、はんぱない。
バスで近づくにつれ、大仏が見えはじめたころ、
その異様な大きさに気づく。
ダビンチの画法にもみられるように、遠くに
あるものは、ややかすみが、かかったように見える。
その大仏は、かすみがかかっていて、確かに
遠くにあるのだが、なぜか視界に入っている
そのものは、著しく大きい。

 門の前まできたとき、東本願寺派のお寺である
ことを始めて認識した。
本願寺派であることは知っていたが。
(ちなみに築地本願寺は西本願寺派)。

 大仏の全身がみえるところまでくると、
遠近感がなくなる。割と離れている距離なのに、
お顔がとても大きくみえる。
そして、もう見上げるところまできてみると、
もう笑うしかない。大きくて。

 世の中、一般的に、新しいぶつは、ありがたあられない。
仏像としての価値あるものとは認識されない。
明治以降あたりに作られた国宝級のぶつは、
そんなにないのではないかと思う。
想像するに、あと、200年もたてば、
(期待も含めて)、国宝になっている可能性は
高いのではと思う。

写真は、右足親指の実物大もけい。
爪の高さのところで160cmある。





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牛久大仏2007 part3

2007-09-02 18:08:18 | 見仏(茨城)
大きさの比較のための写真
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牛久大仏 2007 part2

2007-08-27 23:29:36 | 見仏(茨城)
 先に映画の中の像はCGでないと書きましたが、
あの遠近感が実写ではだせないかもしれません。
大きいには大きいがCGかもという気もします。

 この写真では、大きさがよくわかりませんね。
やはり比較するものがないと。

 これを見に行った当時、インド人の初老の夫婦と
行きのバスがいっしょだった。
ヒンズー教は偶像崇拝はないが、それでも、
この大仏さんの存在は、気になって
見にきたんでしょうね。

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茨城、牛久大仏2007

2007-08-26 00:22:29 | 見仏(茨城)
 牛久大仏の紹介です。

映画「下妻物語」のラストのほうの
シーンでもでてきた。
遠近感がよくわからないのでまったくの
CGなのではと思ってしまうシーンだったかも
しれませんが、まさしく原寸大の大きさです。
ウルトラマンよりも大きい100mの大きさ、
蓮華坐をいれると120mにもなる。

現時点では、世界一の大仏さん(?)。
手のひらに奈良の大仏さんが乗るくらいの大きさ。
足の親指の高さが人の身長より高い大きさ。
とにかくその大きさと言ったら。
誰が作ろうと発想し、誰が作ったのか
ほんとうに感服する。

写真は、展示されていた写真の写真で、やはり
これが大きさが一番わかる写真ではないかと思う。
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