「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

安泰寺、ドイツ人の住職

2011-04-25 23:59:28 | 仏教
先週末、本屋で変わった人の写真が
載った本が目に留まった。
変わった人というのは、白人の中年男性でありながら、
どうやら僧侶の服装をしている。

ページをめくってみた。
兵庫県の山間に、安泰寺というお寺があり、
そこの住職という。ドイツ人。
宗派は、曹洞宗で、ここでは、禅の道場をやりつつ、
自給自足の生活をしている。

7歳で母をなくし、高校生のときに
禅(瞑想)のサークルに入ったことが
きっかけで、将来僧侶になることをその時期誓って、
後に日本に来日。
当初は、日本は仏教国であると思っていたが、
ちょっとギャップがあったり、お寺の生活に
なじめない時期もあったり、時には、
ホームレス修行(割と楽しかったとか)をしたり、
順調に僧侶の道を歩んできたわけではなかったようだ。

今は正式に僧侶となり、落ち着いて、
このお寺の住職となった。
この住職が外人ということで、外国人にも慕われ
外国人らと共に生活している。

外人でありながら僧侶になるというのは、
めずらしいし、興味をそそられる。
どういうお寺なのか、
どういう住職なのか調べてみるかもしれない。
コメント
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