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「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

江戸6地蔵 2番 東禅寺

2024-12-15 12:58:11 | 巡礼江戸6地蔵
東禅寺 台東区東浅草2-12-13
 都営バス東42または、上46で清川2丁目
 曹洞宗のお寺。
地蔵菩薩坐像は推定2.5m。こちらもスタイル的には同じ。お顔立ちからすると、若い雰囲気。青銅の錆が時代を感じさせる。蓮華座のところには小さい文字がたくさん刻まれている。大姉など戒名のような文字から人の名前のようなものまで。傘は頭部のほうから鉄質のもので補強されているようだ。
 この地蔵菩薩も含め6体中5体は甲乙がつけがたい。江戸時代のもので歴史もそれなりにある。大きさという点で、東京の他の菩薩や如来の一般的な像よりも割と大きい。大きさに関しては、立て看板やホームページで明記されていたりするが、蓮華座を含んだ大きさになっているかもしれない(個人的には、仏像の大きさは台座を含まないものと考える)。
 結願して、改めて地蔵菩薩を見返すと、5体は同じ鋳型を使っているのではと思えるほど似ている。ただ、全く同じかというと、そうではないのかもしれない。部分的には違っているような記述があったりする。
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江戸6地蔵 5番 霊巌寺

2024-12-15 11:42:48 | 巡礼江戸6地蔵
霊巌寺 江東区白河1-3-32
 都営バス 秋26 清澄白河駅前
 浄土宗のお寺。
地蔵菩薩坐像は推定2.5m。錫杖を右手に持ち、宝珠(玉)を左手に持つというスタイルは他と変わらない。銅の部分が薄緑の錆の部分が多いのが目立つ。そして、蓮華座の一部に穴が開いてしまっているというのも特徴。傘も大きいが他とは違い、紐で傘と首のあたりをつないでいるものはない。頭と傘を直接つなげているということになる。
こちらもなかなかの貫禄。
 このお寺には徳川家のお墓があった。松平定信のお墓。徳川吉宗の孫ということらしい。
 少しおもしろいと思ったのは、お寺の門とかにある金具。くりぬかれた部分がハートマークになっている。
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江戸6地蔵 6番 浄名院

2024-12-08 15:05:12 | 巡礼江戸6地蔵
浄名院 台東区上野桜木2-6-4
都営バス 上26 上野桜木
 雰囲気、顔立ちが他の今まで見た6地蔵とは違う。より人間に近い。推定1.5mくらいの銅像。
傘がない代わりに、蓮の葉で日よけ、雨よけをしている感じ。訪れた時間は西日が錫杖にあたり、その影が鼻のあたりに模様を作っていた。夜になると、お手製のミニなライトで、ライトアップもしているようである。
 この地蔵菩薩の周りには、小さな地蔵の石仏が数多く並んでいた。少し不気味であった。
 本日は、これにて江戸6地蔵巡りを終了することにした。残りは2か所ということになった。
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江戸6地蔵 4番 眞性寺

2024-12-08 13:29:22 | 巡礼江戸6地蔵
眞性寺 豊島区巣鴨3-21-21
都営バス草63 とげぬき地蔵前
 70cmくらいの空海像とおぼしき像が寺務所の前に。今まで見た中で、最小の空海銅像かも。
さて、何度も見たことがある傘の大きな地蔵菩薩坐銅像。全般的に銅色と黒色が満遍なく広がる色あい。傘が大きいため顔の表情は読み取りにくい。座高は2mと少しくらいだろうか。こちらは、鉄の鎖で首と傘が補強されているような感じ。
こちらには、絶え間なく参拝者が訪れ、線香をあげる人がたくさんいる。煙を吸って何本分のタバコの煙を吸ったのと同じなんだろうかと、心配になった。
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江戸6地蔵 3番 太宗寺

2024-12-08 10:41:40 | 巡礼江戸6地蔵
太宗寺 新宿区新宿2-9-2
都営バス 白61新宿一丁目北
 推定2.5m、おお~という迫力。顔の方に傷みはなくきれい。写真を撮ると背景にマンションが写り込む。新宿らしいところかも。
傘をかぶり、傘を押さえている麻ひもが首、耳たぶでくくられ固定されている。一応、傘が飛んでしまってもいいように補強されているのだろう。体の色は銅色よりも焦げたような黒っぽい部分が目立つ。
蓮華座の下の石には、古い文字で何か人の名前がたくさん掘られている。
 他には以下のような仏像も。
塩かけ地蔵。これだけ塩をかぶっている地蔵は初めて見た。
三日月不動明王立像。鋳造。身長194センチ。お堂の中には上半身だけ見えるようになっていると思われる。
 こちらの地蔵菩薩も当ブログ推薦仏像(東京編)に加えることを検討中。
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江戸6地蔵 1番 品川寺

2024-12-01 13:17:48 | 巡礼江戸6地蔵
品川寺 品川区南品川3-5-17

 最寄りバス停ではないが、都営バス93で八潮高校前で下車して歩いた。
前にも江戸三十三観音巡りでも来ていた。
 お寺に着くと3mほどの地蔵菩薩坐像が目に飛び込んでくる。ちょうどプチ観光の老人会くらいの団体のおばさん達が大きいとか言いながら、地蔵の存在に感心を示していた。年月を感じさせる銅の汚れ具合。目のあたりから涙が流れているようにも見える。薬師堂の中には、小さいながら薬師、日光月光、十二神将。十二神将は真っ黒でひとつひとつよくは見えない。
 この日は、別の用事もあったりで、江戸6地蔵は1か所のみ。
 あらためて地蔵菩薩を見て、なかなかの仏像なので、当ブログ推薦仏像(東京編)に入れることにするか検討中である。
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