愛知県のほうのお寺の僧侶。黒縁系のめがね。
45歳くらいだろうか。
最初に、悟りをひらいた人から、一般の人がどう見えたかについて。
四苦八苦の状態だという風に見た。というところから、
四苦八苦についての解説。
それに関連するエピソードを交えての法話という流れ。
四苦八苦は、全部は覚えていなかったが、
一度は聞いたことがある言葉。
生・老・病・死の四苦の他に以下の内容を合わせて八苦と呼ぶ。
愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が
思うがままにならないこと
愛知弁だろうか、ーーーーちゅうーーー。といった、ちゅうを
よく使っていた。
この中で、どの話につながっていたのか忘れたが、
過去の経験が、その後の生き方に影響してくるという話から、
以下のエピソード。
最近、結婚した相手の女性は、大阪出身で、
車で愛知と大阪を行き来していたが、
高速道路で、覆面パトに、後ろをつけられ、
スピード違反で捕まった。
それがあって、スピードには注意するようになった。、、、、
まあ、それほど、落ちのある話でもなかったが・・・。
ある新聞の記事に、松下幸之助の記事が載っていた。
壮年の松下幸之助が20歳の社員を前にして、
自分の年と変わってくれる人がいるなら、財産を与えます。
生・老・病・死の老につながる話。
僧侶の友達で東大でロケット工学を学んだ友達。
卒業後、みつびし重工業(?)に入社。
あるとき、気象衛星ひまわりの打ち上げに
失敗した。莫大なお金がかかる。
そんなときは、左遷という形で、上司が変わる。
変わった上司と馬があわず、うつ病になりかけたという。
怨憎会苦(おんぞうえく)につながる話。
大阪の僧侶の学校に通って、電車通勤をしていたころの話。
電車に座っていたら、紙袋をいくつも持って、自分の前に
たったおばさん。どうぞというジェスチャーで、
席をゆずったという。そしたら、そのおばさん、
「ショックやわあ」。(笑)。
年をとっていると思われ、席をゆずってもらった
ことにたいてショックだったというわけ。
うつみみどりが、京都の西本願寺で講話をしたことが
あったという。
母が小さいときから病気がちで、みどりのほうは、
内気な子だったという。
あるとき、小学校からかえって、母が高熱を出して、
苦しんでいた。みどりは、病院へいかなきゃと、
一人で病院へ行ったが、病院で母が苦しんでいるという
ことを結局伝えられず、家にもどってきたという。
そしたら、母は冷たくなっていた。
その後、後妻がきた。とても厳しい人だった。
成績があまりよくなかったみどり。
学校のテストの結果を仏壇の前に行き、みどりも座らせ、
その母は、前妻に、どうか出てきてください。
みどりはテストで30点とりました。・・・・と、ぐち。
あるとき、がんばってテストで満点を取った。
今度も同様に、仏壇の前につれていかれ、
みどりは、テストで満点とりました。・・・
その母は、泣いていたという。
これだけ厳しい人が、自分のために泣いてくれたという
ことにうれしかったという。
そんな厳しい母のおかげで、活発な女の子になったという。
話の内容は、どちらかといえば一般的な話で、
なるほどと、思わせる点は少なかったが、
話の内容は難しくはなく、中には、
感動できる話もあった。聞きやすい法話だった。
法話がある館の前に、法話の標語的なことが書いてある。
今日は、以下のような内容が書かれてあった。
せみは、春秋を知らない。したがって、
せみは、今が夏ということがわからない。
→自分なりの解釈:
せみは、春秋というすごしやすい季節を知らない。
だから、夏が暑くてたいへんと思わない。
せみを人に置き換えてみる。
そして、春秋を自分にとって、順風満帆なとき、
夏を自分にとって、つらいときと置き換える。
つらいと思っている状況でも、
見方を変えれば、それは普通の状況。
自分の考え方ひとつで、困難な状況も克服できる。
45歳くらいだろうか。
最初に、悟りをひらいた人から、一般の人がどう見えたかについて。
四苦八苦の状態だという風に見た。というところから、
四苦八苦についての解説。
それに関連するエピソードを交えての法話という流れ。
四苦八苦は、全部は覚えていなかったが、
一度は聞いたことがある言葉。
生・老・病・死の四苦の他に以下の内容を合わせて八苦と呼ぶ。
愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が
思うがままにならないこと
愛知弁だろうか、ーーーーちゅうーーー。といった、ちゅうを
よく使っていた。
この中で、どの話につながっていたのか忘れたが、
過去の経験が、その後の生き方に影響してくるという話から、
以下のエピソード。
最近、結婚した相手の女性は、大阪出身で、
車で愛知と大阪を行き来していたが、
高速道路で、覆面パトに、後ろをつけられ、
スピード違反で捕まった。
それがあって、スピードには注意するようになった。、、、、
まあ、それほど、落ちのある話でもなかったが・・・。
ある新聞の記事に、松下幸之助の記事が載っていた。
壮年の松下幸之助が20歳の社員を前にして、
自分の年と変わってくれる人がいるなら、財産を与えます。
生・老・病・死の老につながる話。
僧侶の友達で東大でロケット工学を学んだ友達。
卒業後、みつびし重工業(?)に入社。
あるとき、気象衛星ひまわりの打ち上げに
失敗した。莫大なお金がかかる。
そんなときは、左遷という形で、上司が変わる。
変わった上司と馬があわず、うつ病になりかけたという。
怨憎会苦(おんぞうえく)につながる話。
大阪の僧侶の学校に通って、電車通勤をしていたころの話。
電車に座っていたら、紙袋をいくつも持って、自分の前に
たったおばさん。どうぞというジェスチャーで、
席をゆずったという。そしたら、そのおばさん、
「ショックやわあ」。(笑)。
年をとっていると思われ、席をゆずってもらった
ことにたいてショックだったというわけ。
うつみみどりが、京都の西本願寺で講話をしたことが
あったという。
母が小さいときから病気がちで、みどりのほうは、
内気な子だったという。
あるとき、小学校からかえって、母が高熱を出して、
苦しんでいた。みどりは、病院へいかなきゃと、
一人で病院へ行ったが、病院で母が苦しんでいるという
ことを結局伝えられず、家にもどってきたという。
そしたら、母は冷たくなっていた。
その後、後妻がきた。とても厳しい人だった。
成績があまりよくなかったみどり。
学校のテストの結果を仏壇の前に行き、みどりも座らせ、
その母は、前妻に、どうか出てきてください。
みどりはテストで30点とりました。・・・・と、ぐち。
あるとき、がんばってテストで満点を取った。
今度も同様に、仏壇の前につれていかれ、
みどりは、テストで満点とりました。・・・
その母は、泣いていたという。
これだけ厳しい人が、自分のために泣いてくれたという
ことにうれしかったという。
そんな厳しい母のおかげで、活発な女の子になったという。
話の内容は、どちらかといえば一般的な話で、
なるほどと、思わせる点は少なかったが、
話の内容は難しくはなく、中には、
感動できる話もあった。聞きやすい法話だった。
法話がある館の前に、法話の標語的なことが書いてある。
今日は、以下のような内容が書かれてあった。
せみは、春秋を知らない。したがって、
せみは、今が夏ということがわからない。
→自分なりの解釈:
せみは、春秋というすごしやすい季節を知らない。
だから、夏が暑くてたいへんと思わない。
せみを人に置き換えてみる。
そして、春秋を自分にとって、順風満帆なとき、
夏を自分にとって、つらいときと置き換える。
つらいと思っている状況でも、
見方を変えれば、それは普通の状況。
自分の考え方ひとつで、困難な状況も克服できる。