「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、広島のほうの尼僧の法話

2010-08-13 22:33:31 | 仏教
最初に、法話を聞きにこられている人は、
それなりの事情があって来られていたり、あるいは、
先祖が導いてくださっていたりするんですよ。
という入り。

広島の方で、60歳くらいだろうか。尼僧さん。
広島弁もときどきで、話し方はいうことはないが
全体的に話のつながりがなく、
浄土真宗のお経の一節をたびたび、引用したおかげで、
話が難しいなあという印象。

30分ほど経ったところで、尼僧さんは、法話を
終わるつもりでいたらしかったが、築地本願寺の
僧侶に1時間の予定ですので
もう少し話を・・・と、促されてしぶしぶ、
残り30分を続けた。
前半30分は特に話がだれることもなかったが、
後半30分は、予定していなかった分、
浄土真宗のお経の一節に
ついての解説がほとんどで、あくびがよくでた。
(今日は睡眠不足で特に眠かったのもある)

法話の内容:
・盆踊りの起源といわれる説
 インドの目連尊者(もくれんそんじゃ)の亡くなった母が、
 がき(地獄)に落ちてしまい。目連は悲しんでいたが、
 なんとか天上界にあがれたので、目連がうれしさのあまり、
 踊ってよろこんだ。これが盆踊りの始まりとか。
・かいこの話
 どういうつながりで、かいこの話になったのか
 わからなかったが、かいこは糸を自分の体にまきつけ
 まゆを作る習性がある。
 養蚕において、まゆができあがってしまうと、
人の手によって熱湯の中に、
まゆをつけられ死んでしまう。
 ・・・何か物悲しい。
・無銭でバスに乗ったおばあさんの話
 果たしてこれはどういうたぐいの法話なのだろうかと
 今思い返すと理解できないが、おもしろい話ではあった。
 広島呉市運営のバスは、老人パスがあり無料。ところが、
 おばあさんが乗ったバスは、JRバスで無料ではない。
 おばあさんがバスを降りる時関係のない無料パスを見せ、
 お金を払わずバスを降りようとした。
 運転手は、お金を払ってといったところ、
 おばあさんは、まけて!(ただにしてね!)と、
 バスから降りて離れてしまった。
 運転手は、後を追うことなくあきらめたが、
 近くにいたこの尼僧さんに
 愚痴をこぼし、あのばばあ・・・とか、
 自分の給料はいくらだと思っているんだとか、
 大学にいかしている子供がいるとか・・・
 というような話を、広島弁で話したので、
 ここはおもしろい話だった。
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